「虎に翼」に登場する花岡悟(岩田剛典)についてのネタバレ記事です。
ヒロイン・寅子(伊藤沙莉)との関係、そしてその最期についてまとめてみました。
ネタバレ記事となりますので、ご注意下さい。
以下、ご紹介していきます。
【ネタバレ】「虎に翼」花岡(岩田剛典)と寅子との関係はどうなる?
「虎に翼」に登場する花岡悟とヒロイン・寅子との関係についてネタバレすると・・・
花岡悟と寅子の仲は深まるものの、2人が結ばれることはありませんでした。
以下、順を追ってご紹介していきます。
第18話 ハイキングにて
親睦を深めるため、寅子たちはみんなでハイキングに出かけます。
ハイキングには、大庭梅子(平岩紙)は三男の光三郎を連れて来ていました。
幼い光三郎に対し、小橋(名村辰)ら男子学生たちは「君の父上は立派だよ。仕事もできて家庭も支えて、その上たいそうご婦人におもてになる。めかけを囲ってな」と、
梅子の夫・大庭徹男(飯田基祐)の妾の話を誇らしげにしており、それに気が付いた寅子は「そんな話を子供にしないで。」と注意します。
すると、寅子に続いてやって来た花岡は、「かえって家庭円満になることもある」と小橋たちの肩を持ちます。
そのことで口論となった寅子と花岡。
寅子は花岡のことを突き飛ばし、そのはずみで花岡は柵にもたれかかりますが柵が壊れてしまったことで足を滑らせ、崖から転落しまいました。
第19話 恋の始まり?
花岡は、足と腰を捻挫しており、右腕も骨折。頭も怪我していたため、大事をとって入院しました。
ハイキングから3日経っても、突き飛ばしてしまったことを花岡に謝罪することが出来ていなかった寅子。
「やっぱり謝りたい」と、寅子は花岡が入院している病院へ向かいますが、すでに花岡は退院した後でした。
「退院後はそのまま大学へ向かう」と言っていたと看護師に聞いたことで、寅子は大学へと向かいます。
寅子が大学に着くと、花岡は梅子に対し、深々と頭を下げて謝罪をしていました。
そして放課後、寅子よりも前に花岡の方から「ハイキングを台無しにしてすまなかった。」と謝罪の言葉が。
寅子も「謝るのは私、怪我させてごめんなさい。」と花岡に謝罪するのですが、花岡は何やら少しムスっとした様子でこう言います。
「本当に腹が立つ。ずっと、猪爪くんが頭に浮かぶのに、これじゃあまた君のことばかり考えてしまう。」
花岡は、崖から落ちた時から寅子のことが頭に浮かび、今日謝られたことでまた寅子のことばかり考えてしまいそうだとのこと。
それを聞いた寅子は思わずキュンとしてしまうのでした。
21話 本当の花岡
ある日、寅子の父であり、帝都銀行に勤める直言(岡部たかし)が贈賄の容疑で逮捕されてしまいます。
この事件は、やがて「共亜事件」として大きく報じられることとなるのですが、寅子の自宅周りにいた記者たちの目をかいくぐり、花岡は穂高(小林薫)を寅子の家に連れて来ます。
弁護士として直言の弁護をするという穂高に対し寅子がお礼を言うと、「礼なら花岡くんに言いなさい」という穂高。
穂高は刑事事件は専門外でしたが、花岡から提案されたことで直言の弁護をすることを決めたとのことでした。
直言が逮捕されて以来、ずっと大学に行くことが出来ていなかった寅子でしたが、穂高から背中を押され、翌日、大学に向かいます。
寅子が大学に着くと、寅子を気にかけて花岡が教室まで一緒に行ってくれたのでした。
授業が終わった後、寅子が改めて穂高を連れて来てくれたことのお礼を花岡に言うと、花岡はこんなふうに言うのでした。
「記者の目から君を守るには、やはり家に迎えに行くべきなのか・・・。でも、そもそも君は俺に守られたくないかもしれない・・・。日々考えていて、待つだけではダメだと気付いて穂高先生に声をかけて・・・。」
この言葉を聞いた寅子は、不器用でいろいろと考えすぎる本当の花岡の人柄にますます好感を持つのでした。
「虎に翼」で描かれる「共亜事件」もモデルだと思われる「帝人事件」について、また直言がどうなるのかネタバレについてはこちらに詳しく書いています↓
「虎に翼」 共亜事件のモデル 帝人事件とは?逮捕された直言はどうなる!?
第27話 違和感
1937年(昭和12)、法学部の最終年になった寅子は初めて高等試験を受けますが、筆記試験で不合格となってしまいます。
そして翌年の春、寅子は明律大学を卒業し、卒業後は、共亜事件の時の弁護士の一人・雲野六郎(塚地武雅)の事務所で働きながら高等試験に挑むことに。
一方の花岡は試験に合格し、桂場(松山ケンイチ)の元で裁判官になるために実務修習をすることに。
お互いの職場が近いことで、時間が合う時は、花岡と一緒に日比谷公園でお昼休憩を一緒に過ごすことが寅子にとってのささやかな楽しみとなっていました。
ですが、桂場のことを「優秀な方」という花岡に、「確かに優秀な人だけれど、(桂場には)ちょっと失礼じゃない?私、前に(桂場に)裁判官になりたいのか?って言われたことがある。」と寅子が言うと、
花岡は「そんなこと言われても困るよな。ご婦人には弁護士の道しかないのに。」と言うのです。
女性と男性を区別する花岡のその言葉に違和感を感じた寅子。
花岡の言葉には、時折違和感を感じることがある寅子でしたが、花岡と過ごす時間が楽しみになっていたことでこの違和感に気が付かないふりをしていたのです。
そして6月、寅子も高等試験に合格し、引き続き雲野の事務所で実務経験を積むことに。
第31話 別れ
1939年(昭和14年)春。
修習期間を終え試験に合格した花岡悟(岩田剛典)は正式に裁判官になることが決定しました。
花岡からいち早く連絡を受けた寅子は、仲間たちを呼んでお祝いしようと提案しますが、花岡の希望で2人だけで祝うことに。
話を聞いた花江(森田望智)やはる(石田ゆり子)は、寅子が花岡からプロポーズされるのではないかと大いに盛りあがるのですが、
花岡は、地元・佐賀地裁に赴任することになったことを寅子に告げ、握手をして互いの健闘を祈って別れるのでした。
【ネタバレ】「虎に翼」花岡(岩田剛典)の婚約と最期!衝撃の結末とは?
「虎に翼」において、いい雰囲気の寅子と花岡でしたが、花岡の佐賀地裁への赴任が決まったことで離れ離れに。
寅子と花岡は結ばれることはなく、その後の花岡には衝撃の最期が待っていたのです。
「虎に翼」における花岡の最期についてのネタバレをご紹介していきます。
33話 花岡の婚約
修習生の期間が終わり、念願の弁護士になったものの、寅子は女性であるというだけで信頼してもらえず、弁護の依頼をもらえずにいました。
そんな中、先輩の久保田(小林涼子)が女性としてはじめて法廷に立つことが決まり、
寅子は轟(戸塚純貴)とよね(土居志央梨)と共にその裁判の傍聴に向かいます。
すると、裁判所のロビーにて、上京していた花岡と偶然再会したのでした。
その時、花岡は女性を伴っており、寅子が「どなた?」と尋ねたところ、花岡は「小高奈津子さん。僕の婚約者だ。」と女性を紹介。
困惑しつつも、寅子がお祝いの言葉を口にすると、花岡は「ありがとう。」とお礼を言い、「約束があるから」とすぐにその場を離れてしまいました。
家に帰った寅子は、「私のお見合い相手を探していただけないでしょうか。」と母・はるに頼みます。
女性としてはじめて法廷に立った久保田が妊娠中だったことで、「女性が社会的信用を得るには結婚しているかどうかが重要」と感じたこと、
また、花岡に結婚を約束した相手がいることが分かったことで、寅子は結婚したいと考えるように。
はると直言は、寅子が結婚する相手は花岡であると思っていたため、随分と驚きます。
34話 花岡の想い
轟とよねは、法曹会館のラウンジに花岡を呼び出して問い詰めます。
花岡は、「結婚相手にはどうしても家庭に入ってほしいと考えている。」と二人に打ち明けます。
そして、こうも言うのでした。
「猪爪に、やっとつかんだ弁護士の道を諦めて嫁に来てほしいなんて言えないだろ?」
その言葉に、よねは「責任を負う勇気がないだけだろ?」と憤慨し、轟は「それで本当に幸せになれるのか?」と問いますが、花岡の決意が固いことを知り、何も言えなくなるのでした。
第10週 花岡との再会
寅子は優三(仲野太賀)と結婚し、子どもを一人儲けます。
仕事との両立が大変になったことで、寅子は一旦は仕事を辞めますが、優三が戦死し、優三の死と向き合う中、優三からのこの言葉を思い出します。
「トラちゃんができるのは、トラちゃんが好きに生きることだけ。」
この言葉に背中を押され、寅子は法曹界復帰を決意。
寅子は法曹会館を訪れ、人事課にいた桂場(松山ケンイチ)に「私を裁判官に採用してください。」と願い出ますが、桂場は寅子のことを追い返そうとします。
ですが、その場にやって来た久藤頼安(沢村一樹)に気に入られ、裁判官に採用されることはなかったものの、久藤の元で働くことに。
久藤は新しい憲法にもとづいた民法の改正を行っており、久藤の元で、寅子は民法の親族編と相続編の改正に着手します。
労働団体や政治団体から民法改正のことについて聞き取りをしていたところ、寅子は花岡に偶然再会するのでした。
花岡は東京地裁勤務となり、食糧管理法の違反などの案件を担当しているとのことでした。
寅子は花岡との話の中で、労働団体や政治団体から民法改正について意見を求める際、つい一歩引いてしまう自分に葛藤を抱いており、そのことについて相談。
すると、花岡から「どの自分も全部君だよ。自分でどうなりたいか選ぶしかない。本当の自分を忘れないように。」と、励まされたのでした。
花岡からの言葉によって自分を取り戻した寅子でしたが・・・
寅子の結婚相手・優三のモデルについては、こちらの記事にて詳しく書いています↓
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第11週 花岡の最期
花岡の言葉によって、自分を取り戻した寅子でしたが、ある日、寅子は花岡が餓死したことを知るのです。
食糧管理法の違反などの案件を担当していた花岡は、法を守り闇市で売られているものを一切口にしなかったことから、栄養失調で亡くなったのでした。
まとめ
「虎に翼」に登場する花岡悟について、ヒロイン・寅子との関係、そしてその最期についてネタバレをまとめてご紹介させて頂きました。
寅子と花岡はお互いを意識し合う関係になるものの、花岡は「結婚相手には家庭に入って欲しい」という願望を持っていたため、
寅子に対し、「弁護士としての道をあきらめさせることはできない」と、花岡は寅子への想いを断ち切り、別の女性と結婚。
寅子と花岡は、結ばれることはありませんでした。
その後、東京地裁に戻って来た花岡は、法を守り、闇市にて売られているものを一切口にしなかったことで栄養失調となり、餓死という悲しい最期を迎えてしてしまうのです。。。
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