「VIVANT」の主人公・乃木憂助(堺雅人)には、F(エフ)という呼び名の別人格が存在しているのですが、Fという呼び名の意味は”ハヤブサ(falcon・ファルコン)”のF(エフ)ではないかと考察しています。
乃木の別人格であるFがファルコンのFではないかと考えた理由と、
今回、乃木の経歴が判明しましたので、合わせて以下詳しくご説明させて頂きます。
目次
【VIVANT・考察】Fの意味はハヤブサ!?丹後隼人がFの名前?
「VIVANT」において、主人公・乃木憂助の中には、Fという別人格が存在していますが、このFという呼び名はハヤブサを意味するファルコンのFでは?と私は考察しています。
公開された動画の中での、公安警察・野崎守(阿部寛)が乃木の経歴について調べている場面をよく見ると、乃木には2つの名前があるようです。
乃木憂助と丹後隼人
1981年1月25日に生まれた乃木憂助は、1984当時3歳にて両親と死別したとされています。
そして、1987年4月に京都府の東舞鶴小学校に入学したようです。
両親の名前は「乃木」となってるのですが、小学校入学の際には、乃木の名前は丹後隼人になっています。
両親と死別したことで、京都にある丹後家に養子に出されたのかもしれません。
下の名前も、憂助から隼人に変わっているので、もしかしたら、両親と死別したことのショック、もしくはその後テロ組織らしい集団に連れ去られていたことで
記憶がなかったり、幼かったことで自身の名前の記憶があいまいだったため、育ての両親が「隼人」と名付けたのかもしれません。
また、もしかすると、幼い時からテロ組織において特殊な訓練を受けていたことから、幼いながらもわざと自身の生い立ちを隠していた可能性も考えられそうですし、
本人の意志とは関係なく、誰か(別班の上層部の人間)によって、名前を変えられ、丹後隼人として生活するように強いられていた・・・その可能性もありそうです。
Fはハヤブサ?
乃木の中にある別人格、Fは、おそらく丹後隼人ではないかと思われます。
隼人の「隼(ハヤブサ)」を英語で表すとfalcon(ファルコン)となるため、その頭文字をとってF(エフ)と憂助は呼んでいるのではないでしょうか?
【VIVANT・考察】乃木の経歴判明!
野崎が見ている乃木の経歴を見ると、乃木憂助として誕生したものの、両親と死別したことで(おそらく)丹後家に引き取られ、小学校入学時には丹後隼人としての人生を歩むことに。
ですが、その後は大学進学と共に、再び乃木憂助として暮らすようになったようです。
丹後隼人として暮らしていたものの、どこかのタイミングで乃木憂助としての記憶が戻ったのでしょうか?
もしくは、乃木憂助として生活していくと決めたことで、それまでの丹後隼人(F)としての人格を自分の中にしまい込んだのかもしれませんし、
また反対に、幼い頃にテロ組織から訓練を受けていたことで、これまで乃木憂助としての人格をしまい込み、丹後隼人として振舞っていたという可能性もありそうです。
もし、別班上層部の命によって意図的に名前を変えられていたのだとしたら、大学入学を期に乃木憂助という名前に戻したのも、別班上層部の命令によるものなのかもしれません。
【VIVANT・考察】ミニタリースクール出身が鍵!?
乃木は、丹後隼人として1996年にミニタリースクールに入学しています。
第1話において、CIAの友人・サムとは「高校時代からの親友」とのことですので、サムとはこのミニタリースクールにて知り合ったということになります。
ミニタリースクールとは、退役した軍人が運営する軍隊式の生活をする特殊な学校ですので、CIAの友人がいるのにも納得です。
サムは乃木のことを「ユウスケ」と呼んでいますので、この経歴を見ると、高校時代までが丹後隼人として過ごしていることなっていますが、
高校時代には、表向きは「丹後隼人」として過ごしていながらも、「乃木憂助」として主に活動していたのかもしれません。
また、普通に日本で生活していて、進学先にミニタリースクールを選ぶようなことは滅多にないことだと思われますので、
幼い頃の記憶をなくしていたとすると、高校進学前には乃木憂助としての記憶が戻っていた、
もしくは、幼いころから記憶をなくした振りをしていたのかもしれません。
幼い頃、テロ組織に連れ去られて特殊な訓練を受けさせられていた可能性が高いから、このことが大きく関わってきそう。
もしかすると、「高校時代からの友人」っていうのは乃木さんの嘘で、本当はテロ組織に捕えられている時、”乃木憂助”の時代に同じく囚われの身としてサムと出会っていた・・・なんてこともあるかも。
【VIVANT・考察】野崎は嘘をついた?
日本人は滅多に進学することがないであろうミニタリースクールを進学先に選んでいたり、名前が2つも存在する乃木憂助。
第2話にて、野崎は「実は、日本にいる仲間にお前のことを徹底的に調べさせた。」と言い、乃木の顔をじーっと凝視した後、「お前の経歴に怪しいところが一つもなかった」と言っていたのですが、
この乃木の経歴を見ると、「経歴に怪しいところが一つもなかった」などとは言えないような気がします。
もしかすると、この時「日本にいる仲間にお前のことを徹底的に調べさせた。」というのは野崎の嘘で、本当は経歴など調べておらず、ただ、乃木の反応を見たかっただけかもしれません。
また、第4話において、乃木は別班であることが明かされました。
野崎は「別班は経歴を綺麗に書き換える」とも話していたので、今回、乃木の経歴が明らかになりはしましたが、この経歴に関しても、実際とは違っている可能性もありそうです。
「VIVANT」はかなり伏線が多くて細かいから、見えてるものをすべてそのまま信用しちゃダメな気がするわ。。。
もう、全部疑いの目で見るくらいがちょうど良さそう!笑
まとめ
「VIVANT」の主人公・乃木憂助には、F(エフ)という呼び名の別人格が存在していますが、Fという呼び名の意味は”ハヤブサ(falcon・ファルコン)”のF(エフ)ではないかと考察します。
乃木憂助には、丹後隼人として暮らしていた期間があり、「隼人」の漢字「隼(はやぶさ)」を英語で表すとfalcon(ファルコン)であることから、
falconの頭文字をとって、「F(エフ)」と呼んでいると思われます。
乃木憂助の中には、乃木憂助と丹後隼人の2人が存在しているのだと思われます。
憂助とF(隼人)、2人が存在することが物語にどのようにかかわってくるのか・・・
第5話以降のストーリーも目が離せませんね!
他にもいろいろ考察しています↓