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「VIVANT」ハリーポッターが伏線！？スネイプ社が意味するのは二重スパイ！？

2023年8月28日2023年12月21日

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「VIVANT」第7話において、『ハリーポッター』とその登場人物の名前「スネイプ」が登場しましたが、これは伏線のように感じられます。

以下、詳しく考察していきます。

目次

【考察】「VIVANT」ハリーポッターが伏線！？スネイプ社が登場！

「VIVANT」第7話において、J・K・ローリングによるイギリスの小説『ハリーポッター』という作品名が登場するとともに、

『ハリーポッター』の登場人物の名前「スネイプ」というワードが主人公・乃木の口から出ましたが、

これは物語の伏線であると思われます。

野崎はハリーポッター好き

野崎はジャミーンのお見舞いにハリーポッターのDVD全8巻を持って現れ、

©TBS

乃木の「ハリーポッター好きなんですか？」の質問に、「超好きだ。」と答えます。

©TBS

乃木はスネイプ社と商談

ジャミーンの病室で野崎と会って数日後、乃木は野崎と共にバルカの空港に降り立ち、

野崎からの「すぐに仕事か？」の質問に、乃木は「はい、この後ホテルでスネイプ社と商談があって・・・。」と答えます。

©TBS

乃木がバルカに行ったのは、別班の任務のためゆえ、この「スネイプ社の商談」というのは架空の商談であり、この「スネイプ社」というのも、乃木が勝手につけた架空の会社名だと思われます。

実は、この「スネイプ」という名前は、野崎が「超好きだ」という『ハリーポッター』の登場人物。

乃木は、野崎に対して「スネイプ」の名前を出すことで、伝えたいメッセージがあるように思えます。

ハリーポッターにおける「スネイプ先生」とは？

『ハリーポッター』には、ホグワーツ魔法魔術学校で魔法薬学を教えるセブルス・スネイプという人物が登場します。

Warner Bros.

主人公のハリーの両親と同級生であり、ハリーの父親とは犬猿の仲だったため、父親によく似ているハリーを目の敵にしていました。

ですが、スネイプにとってハリーの母親は、愛しい想い人。

「目の敵にしている」と思いきや、実は、スネイプは自らの想い人が遺したハリーを命がけで守っており、ハリーの母親に対する愛を貫いた人物。

また、闇の帝王・ヴォルデモートとホグワーツの校長・ダンブルドアの二重スパイとして活動していました。

「スネイプ」が意味することとは？

乃木が口にした「スネイプ」が、ハリーポッター好きの野崎に対するメッセージであった場合、

その意図としては、以下のようなことが推測できます。

二重スパイ

『ハリーポッター』において、闇の帝王・ヴォルデモートとホグワーツの校長・ダンブルドアの二重スパイとして活動していたスネイプ先生。

よって、乃木が野崎に「スネイプ」の名前を出したのは、自らがこれから行おうとしていることを伝えたのだと考えられます。

「VIVANT」第7話の最後、別班のメンバーに銃を向け、その引き金を引いた乃木。

©TBS

おそらく、これは別班の”作戦”であり、自らがテントの内部に入り込むため、テントを信用させる目的で行ったことだと私は考察しています。

よって、「味方を裏切り、敵に寝返ったように見えるけれども、実はそうではなく、テントの中に別班のスパイとして入り込むために行ったものであることを分かって欲しい」という思いを込め、

ハリーポッター好きの野崎なら、きっと「スネイプ」の意味にも気づいてくれるだろうと「スネイプ社」という架空の会社名を伝えたのだと思われます。

第7話において、乃木が別班メンバーを撃ったのは”作戦”であると私は考察しています↓

ノゴーン・ベキは緑の魔術師

また、「VIVANT」第7話においては、乃木の父親であり、テントのリーダーでもあるノゴーン・ベキ（役所広司）の名前の由来について明かされていました。

©TBS

「ノゴーン」はモンゴル語で緑、「ベキ」は魔術師という意味とのこと。

公安の任務ではあるものの、表向きは農場使節団としてバルカに渡った乃木卓（のちのノゴーン・ベキ/林遣都）は、砂漠の緑地化に貢献したことで、ベルカにおいて「ノゴーン・ベキ（緑の魔術師）」と呼ばれるようになったとのことでした。

ハリーポッターに登場するスネイプ先生は、ホグワーツ魔法魔術学校のスリザリン寮の寮監であり、スリザリン寮のカラーが緑であることから、

https://store.shochiku.co.jp/

主人公・ハリーの敵のように見えていたスネイプ先生が実は味方であったため、

スネイプ同様、ベキも「悪人に見えているけれども、実はそうではない」という、制作陣からの暗示とも捉えられそうです。

まとめ

「VIVANT」第7話において、『ハリーポッター』と、その登場人物の名前「スネイプ」が登場しましたが、これは伏線であるように思われますので、考察してみました。

「（ハリーポッターが）超好きだ」と言う野崎に対して、乃木は、空港にて架空の会社名である「スネイプ社と商談がある」と伝えています。

『ハリーポッター』には、「スネイプ」という名の魔法学校で魔法薬学を教える先生が登場しており、

そのスネイプ先生は、二重スパイ。

「VIVANT」第7話において、乃木は仲間である別班メンバーを銃で撃っていますが、これに関しては、テントの内部に入り込むための別班の”作戦”であり、

そのことを「スネイプ」の名前を使うことで、「自らもスネイプ先生のように二重スパイを行う」ということを野崎にも伝えようとしているように思えます。

置かれた立場が違うゆえ、はっきりと野崎に伝えることができない乃木ですが、勘の鋭い野崎ゆえ、きっと乃木の伝えたいことは理解してくれていると思います。

第8話以降、テントの内部に入り込んだ乃木がどうなるのか・・・目が離せませんね！

また、バルカ行きの飛行機の機内における乃木と野崎の会話も重要であり、野崎に向けたメッセージだと思われます。

この会話については、こちらの記事にて詳しく考察しています↓

他にもいろいろ考察しています↓

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