「VIVANT」第8話にて、テントのメンバー・マタ(内村 遥)は、乃木憂助(堺雅人)の仲間であり、もしかすると別班なのでは・・・?と疑われる場面がありましたので、考察していきたいと思います。
テントの内部にも、乃木の協力者がいたということなのでしょうか?
以下、考察していきます。
目次
「VIVANT」テントのマタは乃木の仲間で別班?
「VIVANT」第8話にて、テントのメンバー・マタは、乃木の仲間であり、もしかすると別班なのでは・・・?と疑われる場面がありました。
テントの内部にも、乃木の協力者がいたということなのでしょうか?
以下、考察してみました。
乃木とマタの会話
多くの視聴者が気になったのは、牢屋に入れられている乃木が、乃木の見張りをしているテントのメンバー・マタに対して
乃木と同じ別班員である黒須駿(松坂桃李)の容態を尋ねた場面です。
自身の銃撃により肩を負傷した黒須がどこかに連れて行かれて1週間経った頃、乃木は見張り役のマタに「黒須の経過は聞いていますか?」と尋ねます。
すると、マタは「持ち直したよ。もう安心だ。」と応え、
その言葉に乃木は「そうですか。」とだけ応えます。
マタの返答が優しい
多くの視聴者が違和感を覚えたのは、この、マタの「もう安心だ」という返答。
テントに連れてこられた時には、「(別班を)本当に裏切ったというなら、(黒須を)目の前で殺せ」と、乃木は黒須を銃で撃つことを強要されており、
テントにしてみれば、別班は”敵”となる存在ゆえ、黒須の命など取るに足らないものであり、「亡き者にしてしまおう」と考えてもおかしくないかと思われます。
ましてや、怪我について心配などする気持ちは持っていなさそうなのですが、
マタから出たのは「安心だ」という言葉であり、「安心」という言葉を使ったということは、乃木が黒須の怪我について心配しているということを分かっているというようにも取れます。
よって、この二人の会話に違和感を覚える視聴者が多かったのだと思われます。
「VIVANT」テントのマタの言葉の真意を考察!
黒須の容態を尋ねる乃木に対して、「安心だ」という言葉を使って応えたマタですが、マタはテントのメンバーでありながら別班である乃木の仲間なのでしょうか?
以下、考察していきます。
マタは仲間で別班なのか?
おそらく”作戦”であるかとは思うのですが、表向きは別班を裏切り、テントに寝返った乃木。
その乃木が黒須の容態を尋ねた際、「安心だ」と応えているということは・・・
口では「別班を裏切った」と言っている乃木も、本当は仲間である黒須のことを心配しているということをマタはわかっているというようにも取れます。
そうなると同様に、乃木が”作戦”として、仲間を撃ち、テントに潜入していることもわかっているということになるため、
マタに関しても「乃木同様、テントに潜入している別班であり、仲間なのでは?」という疑念が湧いてきますが、私はこの可能性は薄いのでは?と考えます。
もちろん、その可能性が全くないわけではないかとは思うのですが、、、
そもそも、すでにテントの内部に別班が潜入できているのであれば、ハッキングをしてヴォスタニアのメンバーに成りすまし、会合の場に現れるなどの手の込んだことをしなくでも
テントのアジトの場所はわかりますし、テントの目的などもわかっていたはずです。
危険を冒して乃木がテントに潜入していることから考えても、マタに限らず、テント内に別班の協力者がいるとは考えにくいかと思われます。
「安心だ」の言葉の真意は?
では、マタの発した「安心だ」の言葉の真意はどのようなものなのでしょうか?
それは、「優しさ」からではないかと私は思うのです。
これまで、テントは「謎のテロ組織」ということで、世界各国でテロ行為を行っている悪の組織であると思われていました。
ですが、「VIVANT」第8話において、テントは児童養護施設などを運営する「善」の部分も持ち合わせた組織だということが分かりました。
テロ行為をはじめ、不正送金にて金銭を得るなど、決して良い行いばかりをしているわけではないものの、
その根本には、「世の中を良くしたい」という「善」の思いがあるようです。
よって、テントのメンバーは皆、実は心根は優しい人であり、黒須に関しても自分たちに危害を加えない、自分たちの行うことを邪魔しない存在であれば、基本的に親切に接するのでは?
そんなふうに思えます。
まとめ
「VIVANT」第8話において、テントのメンバー・マタは、乃木の仲間であり、もしかすると別班なのでは・・・?と疑われる場面がありましたので、考察してみました。
黒須の容態を尋ねる乃木に対して「安心だ」と応えていることから、表向きは仲間である別班を裏切り、テントに寝返ったかのように見せている乃木。
それゆえ、「安心」という言葉を使い、黒須の容態を知らせていることから、マタは乃木の仲間では?と思われた方も多かったようです。
もちろん、その可能性はゼロではないかと思いますが、乃木が苦労してテントの内部に潜入していることから考えると、やはりその可能性は少ないように思われます。
元々心根が優しい人物であったこと、また、一週間の間でずっと一緒にいた乃木とある程度仲良くなったことで、マタは「安心」という言葉を使ったのでは?と私は考察するのですが・・・果たして真相は?
テントの人たちは悪い人たちではなさそうですので、これから物語が進むにつれ、テントの目的が明らかになるとともに、共感できる部分が多く出て来そうですね。
他にもいろいろ考察しています↓