「VIVANT」第8話において、乃木憂助(堺雅人)がポリグラフ検査を受ける場面がありましたが、その時、乃木は不自然に口元を動かしていました。
乃木が口元を動かしていたのには、どのような意図があるのか考察してみました。
また、ポリグラフ検査を受ける乃木のことをノコル(二宮和也)が手助けしていたのでは?と思われる場面もありましたので、
以下、2人の共謀説についても考察していきたいと思います。
目次
「VIVANT」ポリグラフ検査の謎を考察!不自然な乃木の口元の動きは何を意味する?
「VIVANT」第8話、乃木憂助がポリグラフ検査を受ける場面がありましたが、その時、乃木は不自然に口元を動かしていました。
おそらくこの時、乃木は自分の口の中の傷を広げていたのでは?と私は考察しています。
以下、詳しく解説していきます。
ポリグラフ検査を受けることになった乃木
「VIVANT」第8話において、「ベキの息子だ」と名乗る乃木の言葉が信用できるか否かを見極めるため、
乃木はポリグラフ検査を受けさせられることとなりました。
ポリグラフ検査とは?
ポリグラフ検査とは、血圧や心拍、呼吸などの自分自身では制御不可能な生理反応を見ることによって、その人物が特定の事実について知っているか否かを判別するもの。
もしも、質問されたことに対して、事実と反対のことを答えるなどすると、心拍数が上がったり、血圧や呼吸に変化が見られます。
直前にノコルに頬をぶたれる
「(自分が知っている)日本政府、世界各国の知っている情報はすべて差し出す」とする乃木の言葉を、ノコルが「本当か?」と確かめると、
乃木は「ええ。」と肯定し、さらに言葉を付け加えてこう言います。
「ですが、その後はベキと話をさせてください。それが条件です。」
その乃木の”条件”を聞いたノコルは、「勘違いするな。お前は条件を出せる立場にない。」として乃木の頬を強く叩き、乃木は椅子から崩れ落ちます。
大きく力いっぱいぶたれたので、乃木の口の中、頬の内側は切れ、傷ができていてもおかしくないかと思われます。
反応しないようにするために・・・
ノコルに頬をぶたれた後、ポリグラフ検査を受ける前、乃木は何やら口をもごもごと動かしており、とても不自然でした。
乃木の動きは、意図的であるように思えます。
おそらく、これはノコルに頬を強く打たれてできた傷を自分で広げているのでは?と思うのです。
口の中の傷をわざと広げ、その痛みに集中することで、ポリグラフ検査に反応しないようにしたのでは?
「ポリグラフ検査に反応しないよう、奥歯で鎮静剤などの薬を嚙んだのでは?」という説もあり、もちろん、この可能性もあるかとは思うのですが、
直前にノコルにぶたれていること、薬を用意し、それを口に入れるのも見つかる可能性があり、リスクのある行動かと思われますので、
「口の中を噛んで痛みを発生させた」という方が自然なような気がします。
「VIVANT」ポリグラフ検査から乃木とノコルの共謀説が浮上!?
乃木が嘘をついているのか否かを判断するために行われたポリグラフ検査でしたが、この場面を見ると、乃木とノコルが共謀しているのでは?とも思われる場面がありましたので、ご紹介していきます。
ポリグラフ検査での共謀疑惑の場面
乃木へのポリグラフ検査の場面で二人の共謀が疑われたのは、以下の場面です。
頬を打つ
ポリグラフ検査の前、ニコルは乃木の頬を強く叩きましたが、これは、乃木の口の中に傷をつける行為であり、
その時についた傷を乃木が自ら広げ、ポリグラフ検査に反応しにくくしたのであれば、
ノコルは乃木に対してポリグラフ検査を乗り切る手助けをしたことになります。
ナイフを突き立てる
また、ポリグラフ検査の最後の質問、ノコルからの「お前は父親に会うためだけにここに来た。」という問いに対して、「YES」の答えた乃木。
乃木の答えを聞くや否や、ノコルは「ふざけるな!」と叫びながら、乃木の指の間に持っていたナイフを突き立てました。
その瞬間、今まで一定だった乃木のポリグラフ検査の波形が大きく動きました。
これは、ナイフを突き立てられたことで乃木が動揺したとも取れるものの、見方によっては、「お前は父親に会うためだけにここに来た。」の問いに対する憂助の本心が「YES」ではなく、
本当は別班員としてテントのアジトに侵入してきていることをノコルは知っており、乃木が嘘をついたことでポリグラフの波形が変わってしまうことをごまかすため、
わざとナイフを突き立てたと取れなくもありません。
その他乃木とノコルの共謀疑惑場面
ポリグラフ検査の場面だけではなく、2人の共謀についての疑惑の場面は他にも・・・。
ベキの銃と変える
第8話冒頭、乃木はベキに「別班を裏切ってここに来たというなら・・・」と、乃木の別班の仲間である黒須駿(松坂桃李)を銃で撃つよう指示されます。
この銃をノコルは「父さんの銃が汚れるから」と、弾が一発だけ入った自分の銃と交換しました。
後に、ベキの銃にはいつも弾倉が満タンであるため、もし、乃木が黒須を撃ったなら、一瞬の油断が出来てしまい、その間にテントのメンバーが乃木によって撃たれてしまうと思ったから・・・と、
ベキの銃と自分の銃とを取り換えた理由を説明していましたが、
もしもこの時、ノコルが自分の銃とベキの銃とを取り換えなければ、乃木は黒須を撃たなければいけない状況になってしまっていました。
テントのメンバーが乃木に撃たれることを防ぐためだとするノコルのこの行動も、結果的には乃木の手助けをしたことになります。
第7話では背中を向ける
そして、乃木を手助けしたかのように見えるシーンは、第7話にも。
別班員はヴォスタニアのメンバーに成りすまし、ノコルらテントのメンバーと対面しましたが、その時、ノコルは背中に銃があるにも関わらず、無防備に乃木に背中を向けています。
そしてその後、乃木はニコルの銃を奪い、発砲しました。
「銃を置いてこちらに来るように」と指示しているにも関わらず、銃のある背中を向ける姿があまりにも無防備なため、乃木にわざと取らせるように仕向けたのでは?と疑ってしまいます。
乃木とノコルの共謀説を考察
第8話において、乃木がポリグラフ検
査を受ける際、反応が出にくいように、また反応が出たのをごまかしているような行為が見て取れ、
また、第7話においても、まるで乃木に対して銃を差し出すかのように背中を向けた姿に、乃木とノコルは共謀しているのでは?という声も聞かれます。
確かに、乃木のことをサポートし、手助けしているようにも見えるため、2人が共謀しているように見えなくもないのですが、
第8話にて、ベキと乃木とに血のつながりがあることが分かったことに対して、ノコルは嫉妬しているような表情を浮かべていますので、
この表情を見る限り、2人が共謀していることは考えにくいように感じます。
まとめ
「VIVANT」第8話において、乃木がポリグラフ検査を受ける場面がありましたが、その時、不自然に口元を動かしていました。
乃木が口元を動かしていたのは、直前にノコルに頬を殴打された際にできた口の中の傷を自身で広げていたのでは?と私は考察しています。
口の中の傷を広げることで痛みを発生させ、痛みに集中することで、ポリグラフ検査の波形に変化が出ないようにしたのでは?と思うのです。
また、ポリグラフ検査の前に乃木の頬を打ち口の中に傷を作る、また、ナイフを突き立てることで、乃木のポリグラフ検査の波形の変化を
質問に反応したのかナイフに反応したのかわかりにくくしているようにもとれるノコルの行動に、乃木と共謀しているのでは?という声も聞かれるのですが、
私は、ベキと乃木との親子関係にノコルが嫉妬しているような場面が度々見受けられるため、乃木とノコルが共謀しているということはないのでは?と思っているのですが、
2人の間に怪しい行動があるのも事実・・・皆さんはどう思われますか?
次回の放送も楽しみですね!
他にもいろいろ考察しています↓