2024年6月30日放送の「ブラックジャック」(テレビ朝日系)において、原作では男性であるキリコを女性に改変したことが話題になっています。
この記事では、キリコを女性に改変した理由とそれに対するSNSの声についてまとめてみました。
「ブラックジャック」キリコを女性に改変した理由とは?
2024年版「ブラックジャック」において、キリコを演じるのは石橋静河さん。
原作ではキリコは男性ゆえ、今回キリコを女性である石橋さんが演じることについて大きな話題となっています。
何故、原作で男性のキリコを女性に改変したのでしょうか?
番組プロデューサー・飯田サヤカさんは、インタビューにおいて以下のように仰っています。
「調べてみると、海外で安楽死をサポートする団体には、なぜか女性の姿が多い印象があった。脚本の森下佳子さんと相談しているうち、『優しい女神』のような存在が、苦しむ人のそばにいて死へと導くのかもしれない、と想像するようになった」
朝日新聞
「ブラックジャック」に登場するキリコは元軍医であり、戦場において、瀕死の重傷で苦しんでいる兵士を安楽死させ感謝された経験から
「完治の見込みのない患者にとっては、生かすことで苦しませ続けるのではなく、安楽死させた方が患者のためである。」と考えるようになった人物。
よって、
・海外で安楽死をサポートする団体には、なぜか女性の姿が多い印象があったこと。
・「ブラックジャック」において安楽死をサポートする立場の人物であるキリコに、人を苦しみから救う女神のイメージを重ね合わせたこと。
以上のことから、番組プロデューサーの飯田さんは今回実写化されるドラマ「ブラックジャック」において、キリコを女性に改変されたようです。
「ブラックジャック」キリコの性別改変へのSNSの声まとめ!
2024年版「ブラックジャック」の実写化にあたって、キリコの性別を女性に改変したことへのSNSの声をまとめてみました。
安楽死によって患者を助けようと考えるキリコに対し、ブラックジャックは生かすことで患者を救おうとする医師。
考え方が真逆なことで、キリコとブラックジャックは言わばライバル関係ともいえるのですが、ブラックジャックを高橋一生さんが演じるのに対し、
そのライバルとなるリキコを演じるのが女性であり、高橋さんとも属性がかなり離れている石橋静河さんが演じるということに違和感を持つ方が多いようです。
また、キリコのビジュアルに対して否定的な意見を持つ人も。
ですが、ドラマの脚本家・森下佳子さんは、「JIN -仁-」、「義母と娘のブルース」、「天国と地獄 ~サイコな2人~」などを手掛けた人気脚本家ゆえ、こんな声も↓
まとめ
「ブラックジャック」において、原作では男性であるキリコを女性に改変したことについて、その理由とSNSの声をまとめてみました。
番組プロデューサー・飯田サヤカさんによると、女性へ性別を改変したのは以下の理由からとのこと。
・海外で安楽死をサポートする団体には女性の姿が多い
・患者の安楽死をサポートするキリコに、人を苦しみから救う女神のイメージが重なった
ブラックジャックと相対する存在であるキリコを演じるのが、ブラックジャックを演じる高橋一生さんとは全く属性が異なる石橋静河さんであることを受け入れがたく感じる方が多いようです。
また、石橋静河さん演じるキリコのビジュアルにも否定的な意見が見受けられます。
ですが、脚本を手掛けるのはこれまで大ヒット作を数多く送り出している森下佳子さんであることから、ドラマに期待する声も聞かれます。
放送は2024年6月30日。楽しみですね!
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