「降り積もれ孤独な死よ」犯人は 鈴木潤だけではない!?原作のネタバレと共に考察紹介!

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「降り積もれ孤独な死よ」での灰川邸事件の犯人についての考察記事です。

第5話において、灰川邸事件の犯人は鈴木潤(佐藤大樹)である可能性が一気に高まりましたが、果たして鈴木潤は真犯人なのでしょうか?

原作のネタバレと共に、犯人についての考察をまとめてみました。

(※ネタバレを含みますのでご注意ください。)

目次

「降り積もれ孤独な死よ」犯人は 鈴木潤だけではない!?原作のネタバレは?

「降り積もれ孤独な死よ」での灰川邸事件の犯人について、第5話では、その犯人は鈴木潤では?と思えるシーンで幕を閉じましたが、果たして本当に鈴木潤が犯人なのでしょうか?

原作のネタバレを含みつつ考察してみると、灰川邸事件の犯人については鈴木ではあるものの、鈴木の他にも灰川邸で暮らしていた子どもたちを狙っている犯人がいるように思えます。

原作・犯人ネタバレ

ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」の原作は、原作・井龍一さん、作画・伊藤翔太さんの同名漫画です。

https://twitter.com/Yooooooske/status/1809943094756004205

原作漫画では、灰川邸にて13人の子どもたちを監禁し餓死させたのは鈴木潤であったため、おそらくドラマでも鈴木が犯人ではないかと思われます。

原作・鈴木潤の動機

鈴木は幼い頃、児童養護施設で暮らしていました。

幼い頃に「JUNE」という書置きと共に捨てられた鈴木の元に、毎年花を持ってきてくれる男性がいました。

幼い鈴木は、その男性が自分の父親なのではないかと思うようになり、ある日、花を持ってきてくれた男性に自分の父親ではないのかと尋ねますが、

男性からは父親であることを否定され、冷たくあしらわれたのでした。

その男性こそ、灰川十三(小日向文世)。

鈴木は、灰川との親子関係を調べたいがため、警察官となり灰川と自分のDNA鑑定を行います。

その結果は、「親子である」というものでした。

この結果に、鈴木は大きなショックを受けます。

実の息子である自分を捨て、血のつながらない他人の子どもたちの面倒を見ている灰川に嫌悪感を頂くと同時に、自身は親の愛情を知らず施設で孤独だったにもかかわらず、

自分の父・灰川のことを「父」と慕い、親子同然に暮らしていた灰川邸の子どもたちがどうしても許せなくなったのでした。

鈴木は、自らが愛情に飢えていたことから、灰川邸の地下室に子どもたちを閉じ込め餓死させることで、偽物の子どもたちにも飢えを与えようとしたのでした。

鈴木と灰川は本当に親子なのか?

「降り積もれ孤独な死よ」の原作において、鈴木が行ったDNA鑑定の結果から「灰川との親子関係」が明らかとなるものの、

物語が進んでいくと、「灰川十三は無精子症」ということが判明します。

もしも、本当に灰川十三が無精子症だったとすると、鈴木との親子関係に疑問が残ります。

ただ、鈴木はその事実を知らず、「灰川十三は父親」ということを信じており、灰川邸事件を起こしたのでした。

鈴木と灰川の親子関係については、原作漫画がまだ完結していないため、親子なのかそうではないのかは現時点では明らかとなっていません。

鈴木の他にも犯人がいる?

「降り積もれ孤独な死よ」の原作漫画においても、ドラマ同様、冴木仁(成田凌)の弟・瀧本蒼佑(萩原利久)は鈴木潤に拉致され、灰川邸に監禁されます。

鈴木は「灰川邸で暮らしていた子どもたちに飢えを与える」という殺害方法にこだわりがあったため、蒼佑も同様に殺害しようと試みるのですが、

原作では、灰川邸の地下室にやって来た顔に傷のある男が蒼佑に銃を向け発砲し、それによって蒼佑は命を落とすことになってしまっています。

顔に傷のある男も、鈴木同様に蒼佑殺害を目論んでいたのです。

顔に傷のある男は何者なのか、その目的に関しても、まだ原作漫画が完結していないため判明していませんが、灰川邸で暮らしていた子どもたちの命を狙っていたのは鈴木だけではないということなので、

鈴木が逮捕されて一件落着とはいかず、他にも灰川邸の子どもたちを狙った犯人がいるということになります。

ドラマにおいても、最終回までの流れを考えると第5話で鈴木が犯人であることが判明してしまうのは展開が早すぎること、

現代において、少女が行方不明になっている事件もまだ解明されていないことから、鈴木の他にも灰川邸で暮らしていた子どもたちの命を狙っている人物がおり、

そして、その人物が現代の少女の行方不明にもかかわっているように思えます。

【追記】

「降り積もれ孤独な死よ」第7話まで視聴後、原作では服役している神代健流がドラマでは行方不明となっていることなどを踏まえると、

鈴木以外に灰川邸にて暮らしていた人物を狙っている”犯人”は、ドラマにおいては健流の母・陽子ではないかと考察しています。

「降り積もれ孤独な死よ」ネタバレ考察!マヤ殺害の犯人は健流の母(長谷川京子)!?

ちなみに、現代の少女の行方不明については、灰川の遺志を継ぎ、蓮見花音が世話をしている可能性が高いと考察しています。

まとめ

「降り積もれ孤独な死よ」での灰川邸事件の犯人について考察してみました。

第5話において、灰川邸事件の犯人は鈴木潤である可能性が一気に高まりました。

原作漫画においても、灰川邸の地下室に子どもたちを閉じ込め餓死させたのは鈴木ゆえ、ドラマにおいても「灰川邸事件」の犯人は鈴木で間違いないかと思われます。

ですが、原作において、蒼佑殺害を目論んでいたのは鈴木だけではなく、蒼佑を殺害したのは顔に傷のある男でした。

第6話において鈴木が犯人だとわかってしまうのはドラマの展開として早すぎること、顔に傷のある男も灰川邸で暮らしていた子どもたちの殺害を企てていたこと、

また、現代の少女行方不明事件も灰川邸での事件と関係がありそうなことを考えると、原作同様、ドラマにおいても鈴木の他にも「犯人」と言える人物がいるかと思われます。

鈴木と灰川との親子関係も気になるところですね!

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