「ONE DAY(ワンデイ)」を考察すると、記憶をなくした勝呂寺誠司(二宮和也)の正体は潜入捜査官の可能性が高いのでは?と思われるのですが・・・
以下、勝呂寺が潜入捜査官である可能性を詳しく考察していきます。
(※ネタバレ含みます。ご注意ください。)
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「ONE DAY」第1話考察!勝呂寺誠司(二宮和也)の正体は潜入捜査官!?
「ONE DAY(ワンデイ)」の第1話を考察すると、記憶をなくした勝呂寺誠司(二宮和也)の正体は潜入捜査官の可能性が高いのでは?と思われます。
以下、詳しく考察していきます。
電話の声は蜜谷満作(江口洋介)?
2023年12月23日23時30分、勝呂寺は横浜・クリングル号記念公園にて仰向けの状態で目を覚ますのですが、目の前には銃殺された男性の死体が横たわっていました。
勝呂寺は、自分自身のことはおろか、目の前に横たわる男性のことや何が起こったかなど何も覚えておらず、記憶喪失の状態。
そんな彼の元に電話がかかってきます。
勝呂寺が電話に出ると、男性の声でこう告げられます。
「勝呂寺誠司だな?今すぐその場から離れろ。」
「目の前に人が・・・。」と、勝呂寺が銃で撃たれた男性のことを話すのを遮り、こう続けます。
「そいつのことはいい。山下埠頭に来い。逃げろ。」
勝呂寺の「誰だ?」の問いかけに答えることはありませんでしたが、この声の主は蜜谷満作演じる江口洋介さんだと思われます。
現場に蜜谷の姿!
その後、事件が発覚し、狩宮カレン(松本若菜)ら横浜県警の捜査員たちが横浜・クリングル号記念公園に集まってくるのですが、
そこには警視庁・組織対策犯罪部の管理官である蜜谷の姿もありました。
「警視庁の人間がなぜこちらに?」と尋ねる狩宮に対し、蜜谷は「このヤマを早く解決したければ、今後掴んだ情報を全部俺に渡せ。お前らじゃ手に負えないヤマになる。」
そう言って現場を去りました。
蜜谷は、横浜にはびこる国際組織犯罪の撲滅に力を注いでおり、笛花ミズキ(中川大志)が率いている横浜を拠点に活動する国際犯罪組織を追っています。
そんな蜜谷が現場に足を運んでくるのですから、この銃殺事件には、笛花の国際組織犯罪組織が絡んでいるということがうかがえます。
笛花ミズキ(中川大志)の姿をスルー
電話の声に従い、山下埠頭に行った勝呂寺でしたが、そこには蜜谷の姿の姿もありました。
そして、そこには蜜谷の追う笛花も現れるのです。
蜜谷は笛花と勝呂寺が接触したのを確認し、そのまま立ち去っていきました。
この蜜谷の行動を考察すると、おそらく、勝呂寺は蜜谷と同じく警視庁・組織対策犯罪部の刑事であり、国際組織犯罪組織である笛花率いるアネモネに潜入しているのではと思われ、
蜜谷は勝呂寺の潜入捜査が上手くいくよう手引きしているのでは?と考えられそうですし、
また、勝呂寺に会うため「山下埠頭に来い」と言ったものの、そこに笛花が来たことで、蜜谷は勝呂寺に会わずに帰った・・・という可能性も考えられます。
山下埠頭に蜜谷の姿が!
夜が明け、蜜谷は山下埠頭に行っています。
夜、勝呂寺に会うため山下埠頭に行ったものの、そこに笛花が来たことで蜜谷は勝呂寺に会えずじまいだったため、再度出かけたのでは?
ただ、この時、八幡柚杏(中村アン)が来たことで、蜜谷は勝呂寺に会うことなく帰ってしまっています。
勝呂寺に会うため、再度山下埠頭に行ったとすると、やはり、勝呂寺は蜜谷同様、警視庁・組織対策犯罪部の刑事であり、仲間なのでは?
八幡柚杏(中村アン)の言葉
また、警察の追っ手から逃げた勝呂寺も、再度山下埠頭に行っています。
そこには、もう蜜谷の姿はありませんでしたが、ずっと勝呂寺の後をつけていた八幡と出会い、昼食をともにします。
そこで八幡は勝呂寺に対し、「私もあなたのことは知らない。でも、あなたをよく知っている人のことなら知っている。」と言い、蜜谷の写真を見せます。
そして、こう続けます。
「彼なら、あなたのことをよく知っているはず。あなたは一体何者なのかも。」
山下埠頭での蜜谷の行動を考えると、蜜谷と八幡には面識がありそうです。
そして、八幡は蜜谷が行っていることもわかっていそうですので、この八幡の言葉「蜜谷は勝呂寺のことを知っている」のは事実であると思われます。
勝呂寺誠司の身のこなし
立葵時生(大沢たかお)のレストラン・葵亭にて、裏口から逃げる際の身のこなし、
また、追って来る横浜県警の捜査員から逃げる際に動いている船に飛び乗る際の身のこなし方も俊敏であり、勝呂寺はただものではなさそうです。
咄嗟に狩宮のことを危険から守るなどもしており、この行動は到底犯罪者だとは思えません。
勝呂寺が警察官だと考えると、この身のこなしや咄嗟の行動も腑に落ちます。
「ONE DAY」蜜谷満作がキーマン!?
狩宮が横浜県警に戻り、捜査一課長に現場に蜜谷がいたことを話すと、
「彼には常に黒い噂が飛び交っている。組対の管理官という立場を利用して、暴力団関係の連中から金を回させているとかな。何を嗅ぎまわってるのかわからない。蜜谷から目を離すな。」
そう一課長に言われますが、おそらくこれは嘘なのでは?
現場である横浜・クリングル号記念公園にて、蜜谷は狩宮に対し、「お前らじゃ手に負えないヤマになる。」と言っています。
これは、「暴力団関係の連中から金を回させている」のは蜜谷ではなく、警察幹部なのでは?
この銃殺事件に蜜谷が追っている国際組織犯罪が絡んでいたとすると、警察幹部からの圧力がかかることも考えられるため、それゆえ「お前らじゃ手に負えないヤマになる。」と言ったのではないでしょうか。
蜜谷は、横浜にはびこる国際組織犯罪の撲滅に力を注いでいます。
それなのに、その国際組織犯罪組織と警察幹部が癒着していたとすると・・・
それでは、その犯罪組織を検挙することは難しいため、勝呂寺に潜入捜査をさせているのでは?
これから蜜谷は、勝呂寺が潜入捜査を継続できるよう、そして警察幹部と国際組織犯罪組織のつながりを暴くとともに国際組織犯罪の撲滅に繋げることができるよう、うまく勝呂寺を誘導していくのではないでしょうか。
蜜谷は物語の展開のキーマンになりそうですので、蜜谷の行動に注目していきたいと思います!
【追記】
第3話の予告映像において、勝呂寺の父は警察官である可能性が出てきました。
また「18年前に自殺した」との情報もあるため、アネモネと警察幹部に関係があり、その死の真相が捻じ曲げられていたとするならば、勝呂寺は警察組織に属していない可能性も・・・?↓
まとめ
「ONE DAY(ワンデイ)」の第1話を考察すると、記憶をなくした勝呂寺誠司(二宮和也)の正体は潜入捜査官の可能性が高いのでは?と思われます。
レストラン・葵亭においての身のこなし、また船に飛び乗る際の身のこなしを考えると、勝呂寺はただものではなさそうです。
咄嗟に狩宮のことを庇った行動を鑑みると、警察官である可能性は高いと思われますし、
警視庁・組織対策犯罪部の管理官である蜜谷が電話をし、接触を図ろうとしていることを鑑みると、勝呂寺は蜜谷の部下であり、笛花率いる国際組織犯罪組織撲滅のため、組織に潜入している捜査官なのでは?と考察します。
これからどんなふうに話が展開していくのか・・・勝呂寺のことを知る蜜谷満作はキーマンだと思われますので、今後も注目していきたいと思います。
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