「VIVANT」第2話の終わりに、柚木薫(二階堂ふみ)がラクダから落ち、姿が見えなくなっていましたが、この場面について考察すると、これは意図的に行方をくらませたものであり、薫と乃木は同じく別班のメンバーなのではないか?と考えられるのです。
薫にはいろいろと怪しいところもありますので、以下、考察していきます。
目次
「VIVANT」柚木薫を考察!柚木薫の怪しいところまとめ!
「VIVANT」第2話において、柚木薫の怪しい行動、セリフをまとめました。
婚約者・アディエルの死後
テロ組織幹部、ザイールの自爆に巻き込まれ、命を失ったアディエル。
薫はアディエルと結婚するはずだったことが第2話にて明かされましたが、アディエルの死後、薫にそこまで悲しんでいる様子が見られないのが気になります。
予期せず警察に追われることとなり、また残されたジャミーンのことが気にかかることから、アディエルの死について悲しんでいる余裕がないだけなのかもしれませんが、
婚約者が亡くなったのなら、薫が悲しんでいるシーンがもっとあってもいいのでは?という気もします。
もしかしたら、一人残されたジャミーンのことを口実にすることによって、任務が残っているバルカの地に留まりたいと思っている可能性も。
セリフが白々しい?
モンゴル語で「別館」のことを「ヴィカン」ということに野崎が気付いた際、薫は「あ、例の言葉『ヴィヴァン』に似てる」と言うのですが、何だか白々しいような気もします。
またその後、野崎は「BEKKAN」という言葉の響きにヒントを得て、「BEBBAN」から「BEPPAN(別班)」に行きついたのですが、
「BEPPAN」を普通にローマ字読みすればいいところを、「なに?ビ・パンって?」と、”別班”から少し違った発音で聞いています。
これも、”別班”に行きつくのを防ぐため、わざとちゃんとしたローマ字読みをしなかったようにも思えます。
そして野崎がホワイトボードに「別班」と漢字で書いた際にも、「別の班、別のグループ・・・意味は分かるけど、だから何?って感じですけど」と答えています。
もしかすると薫は別班のメンバーであり、それを知られないようにするために、「自分は知らない」ということをわざとアピールしたように思えなくもありません。
本当は日本に帰りたくない?
ジャミーンが病院からいなくなったと知ったことで、ジャミーンの暮らしている村に立ち寄りたいと野崎に詰め寄った薫。
ジャミーンのことが本当に心配で心配で仕方ないという気持ちはもちろんあるように感じますが、
もしかしたら、ジャミーンのことは口実であり、本当は日本に帰りたくないと思っている可能性もありそうです。
別班を調べていなかった
洞窟の中で、薫は野崎に対し、「別班って何なんですか?」と尋ねます。
すると野崎は、「なんだ、まだ調べてなかったのか?」と笑います。
野崎にそう言われたことで、薫はすぐに慌ててスマホで調べました。
私たちは何かわからないことがあった時、すぐにスマホで調べますよね?
薫が(乃木も)調べていなかったということは・・・薫は(乃木も)別班についてどのような組織であるかわかっているということなのでは?とも考えられます。
野崎が「乃木のことを調べた」と言った際
「日本にいる仲間に、乃木のことを徹底的に調べさせた」と野崎が言った際、薫は驚いてこの表情。
その後、「お前の経歴に怪しいところは一つもなかった」という野崎の言葉に3人とも笑い合うのですが、薫はその際、「くぅー」などと言って身をのけぞらせており、
この行動もなんだか大袈裟で白々しさを感じてしまいます。
「VIVANT」考察!薫と乃木とは同じ別班のメンバー?
第2話では、乃木が別班のメンバーであることに薫が気が付いたのでは?思われる場面もありました。
大使館にて
乃木の腕の傷の処置をしていた際、乃木に対し薫は包帯を巻きながら、野崎の真似をし、「お前が別班?まさかな」と茶化し、
「なんなんですかね?別班って。警察の人が言うってことは、何か重要な専門用語なんですかね?」と言っていますが、
これも、乃木が別班であるのか否か探っているようにも思えます。
またその後、野崎が部屋に入ってきて、「明日9時計画発表、10時決行だ。」と言って去って行った後、薫が乃木の顔を見る場面が流れますが、
何となく、乃木の反応をうかがっているように思えます。
野崎が乃木のことを別班ではないか疑っているのを知ったことで、この時から薫も乃木のことを自分と同じ別班の人間では?と思うようになったのかもしれません。
洞窟の中にて
ジャミーンを看病している際、乃木は酸素ボンベ等の扱いにも手馴れている様子でした。
商社マンがそのような医療行為に詳しいとは考えにくいため、薫はそんな乃木の行動から、別班であることを徐々に確信に変えていったのかもしれません。
「VIVANT」考察!わざと行方をくらました?!
第2話の最後、ラクダから落ちてしまったのか、姿が見えなくなっていた薫。
少し前から体調が悪そうな様子でしたので、途中で体調を崩してしまい、ラクダから落ちてしまった可能性もありますが、
もしかしたら、体調の悪いふりをしており、ラクダから落ちたように装い、わざと行方をくらませたのかもしれません。
上記の通り、薫が別班の一員であった場合、日本に帰りたくない事情があるのかもしれません。
何とかしてバルカに留まりたいと思っている薫は、どこかのタイミングで乃木も同じ別班のメンバーだと確信し、乃木からの協力を得るとともに、
野崎やドラムが寝たタイミングを見計らって行方をくらました可能性もありそうです。
また、別の見方をすると、乃木もバルカにてしなければいけないことが残っているため、日本に帰りたくないと考えており、
薫を探すふりをして、バルカに留まろうと思っている可能性も考えられます。
今現在表に出ている乃木は、野崎と共同戦線を張ることにしていますが、表に出てきていない乃木の方は、「普通、男に壁ドンなんかするか?」と、「野崎には気を付けるように」と話していますので、
野崎に従うことを「良し」としていないように思われます。
何度も後ろを振り返り、薫のことを気にしていた様子の乃木ですが、これは「薫の体調を心配している」のではなく、「薫が無事に行方をくらますことができるのか」を気にしているのかもしれません。
まとめ
「VIVANT」第2話の終わりに、柚木薫(二階堂ふみ)がラクダから落ち、姿が見えなくなっていました。
この場面について考察すると、薫と乃木は同じく別班のメンバーであり、バルカの地に留まるため、2人は共謀してわざと行方をくらましたようにも思えます。
おそらく、乃木の今現在表に現れている人格は野崎と共に日本に帰りたいと思っており、隠れている人格の方はバルカに留まりたいと思っているのでは?
薫がいなくなれば、表に現れている乃木も心配して薫を探すことと思われますが・・・
第3話予告では、乃木も野崎も日本に帰っていたようですので、第3話では薫は見つかったのでしょうか?
また、どのような経緯で日本に無事帰ることができたのでしょうか?
続きのストーリーが気になりますね!
【追記】
薫先生には何か隠し事がありそうです。
乃木の妹説について検証してみました↓
薫の怪しい行動とともに、インターポール説について検証してみました↓
第7話ではテント側の人間である可能性が高まったかと思います↓
第9話では、テントのリーダーであるベキがジャミーンの所在について把握していなかったことから、薫はテントの一員ではないと思われ、そうなると、やはり別班である可能性も・・・↓
他にもいろいろ考察しています↓