「VIVANT」第4話において、乃木憂助(堺雅人)が別班であることが判明しましたが、警視庁公安部の鈴木祥(内野謙太)も別班なのでは?と私は考察しています。
鈴木が別班である可能性4つについて、以下にまとめてみました。
また、今回山本巧(迫田孝也)を確保するために、あのアプリが使われたのでは?
そのことについても考察してみました。
目次
「VIVANT」第4話考察!公安・鈴木祥も別班のメンバーである可能性4つ!
「VIVANT」第4話において、警視庁公安部は山本を取り逃がしてしまいましたが、これは、尾行していた公安部の鈴木が別班であり、
山本をわざと取り逃がし、別班のメンバーである黒須駿(松坂桃李)に引き渡したのでは?私は考察しています。
一人だけグレーのスーツ
第4話において、警視庁公安部の面々は、謎のテロ組織・テントのモニターだと思われる山本の確保とともに、
行方不明のブルーウォーカーこと、天才ハッカーの太田梨歩(飯沼愛)の救出に向け、神棚に手を合わせて祈るのですが、
その際、みんながダークスーツなのに対して、鈴木のみが明るいグレーのスーツを着ており、目立っていました。
もちろん、一人だけグレーのスーツだからと言って、それでそのまま「別班なのでは?怪しいな」となるわけではないのですが、
一人だけトーンの異なる色のスーツを着させることによって、制作者側が視聴者にその存在をアピールしたようにも取れますし、
第3話において、山本がブラックコーヒーを飲んでいる場面が登場し、そして、山本はそのまま犯人(クロ)だったことから、
鈴木に関しても、グレーのスーツを着させることで、制作者側が鈴木は「正義と悪のはざま」(警察と別班の間)の人物であるということを表現しているようにも感じられます。
山本の誤送金についてはこちらの記事にて考察しています↓
十字を切る
また、神棚向けて祈った後は、踵を返しそれぞれ山本の確保に向けて動き出すのですが、他の人はそのまま部屋の外に出ていくのに対し、山本は歩きながら胸の前で十字を切る仕草をしています。
「鈴木はクリスチャンだから」と言われてしまえばそれまでではありますが・・・
「VIVANT」は”宗教”が伏線になっているドラマのように思えます。
「神田明神を参拝することが毎日の日課」と語っていた乃木が、バルカ共和国においてイスラム教の祈りをささげていたこともそうですし、
乃木が毎日参拝している神田明神、ロケ地になっているその他の神社にも繋がりがあるように感じられますので、きっとこの鈴木の行っていたキリスト教の祈り対しても何か意味があるように思えます。
「別班は宗教を大事にする」そんなことを意図していた場面であり、
毎日神社に参拝する乃木がイスラム教も大事にしているのと同様に、別班である鈴木もいろんな神、宗教を大事にしている・・・そういう場面であったのでは?と私は考察しています。
神社や神様、そして別班との繋がりはこちらの記事にて詳しく考察しています↓
また、クロ(誤送金事件の犯人)だった山本がブラックコーヒーを飲んでいたのが演出であったとすると、
「VIVANT」の制作陣はそのような”遊び”がお好きで、ドラマの随所にそのような演出が度々登場する可能性もあり、
胸元で十字(クロス)を切っていたことについても、別班のメンバーである黒須(クロス)を表しているようにも取れますね。
尾行交代のタイミング
山本のことをずっと尾行していた公安ですが、鈴木から新庄浩太郎(竜星涼)に山本への尾行を交代するタイミングで見失ってしまいました。
本部で野崎守(阿部寛)から「良きところで新庄に代われ。」と言われた鈴木が新庄に合図を送り、尾行を交代するのですが、
山本を見失ったのは、この鈴木から新庄への交代のタイミング。
黒須が山本を公安の目の届かないところに隠したタイミングを見計らって新庄に合図を送った可能性も考えられますし、
そうでなければ、黒須が山本を公安の目から隠すことは難しいのでは?
公式ページに掲載
警視庁公安部にはとてもたくさんの人数がいるのですが、公式ページに掲載されているのは4人のみ。
野崎守役の阿部寛さん、警視庁公安部部長・佐野雄太郎役の坂東彌十郎さん、新庄浩太郎役の竜星 涼さん、そして、鈴木祥役の内野謙太さんの4人となります。
阿部寛さんはメインキャストであり、坂東彌十郎さんは阿部さんの上司である部長を演じられているので重要な役どころです。
また、新庄浩太郎役の竜星涼さんに関しては、バルカ共和国でも出演シーンが沢山あったので公式ページの登場人物のページに紹介されるのもわかるのですが、
第3話までに内野さん演じる鈴木祥が登場した場面は、乃木らが日本に帰国した時に空港に出迎えるシーンのみでした。
これから警視庁公安部のメンバーとして活躍する場面が多く出てくるのかもしれませんが、他の公安部のメンバーが掲載されていないことを鑑みると、
やはり、「警視庁公安部」という肩書だけでは終わらず、他にも何か重要なことを担っている役どころであるような気がします。
いつの日か、「別班」という肩書も追加されるのでは?
「VIVANT」第4話考察!鈴木・黒須・乃木の連絡手段はあのアプリ!?
第4話において、山本が尾行されている間、乃木は丸菱商事の自分のデスクに座り、じっとスマホを見ています。
おそらく、この時乃木が気にしていたのは、黒須や鈴木からの報告では?と思うのです。
そして、その連絡手段は、乃木のスマホの中に入っていたあのアプリだと思われます。
「VIVAN」のフォルダについての考察記事はこちら↓
黒須と鈴木に関しても、乃木のスマホの「VIVAN」のフォルダに入っているアプリと同じものを使用して連絡を取り、山本を確保するに至ったのでは?
公安の動きも、全部乃木や黒須に鈴木を通して逐一伝わっていたのかもしれません。
「VIVAN」のアプリが別班の連絡手段だとすると、乃木のスマホにある「VIVAN」のフォルダの中には8つのアプリが入っていたので、
別班のメンバーは、乃木を含めて8人、もしくは9人の可能性がありますね。
まとめ
「VIVANT」第4話において、乃木が別班であることが判明しましたが、警視庁公安部の鈴木も乃木や黒須と同じく、別班なのでは?と私は考察しています。
一人だけトーンの異なるグレーのスーツを着用していたり、胸の前で十字を切っていたり、何かと目立つ行動をしている鈴木祥。
鈴木から新庄への尾行を交代する際に、山本は公安の尾行を退かれており、黒須も山本や公安の動きを詳細に把握していたことから、
やはり公安の中に協力者がいるように思えるとともに、それは鈴木であるように思えます。
山本を逃してしまったことに、野崎は「何故だ・・・。」と考え込んでいましたので、頭のキレる野崎はもしかしたら公安の中に別班がいるのでは?と、もうすでに疑っているかもしれません。
第5話はどのような展開になるのでしょうか?楽しみですね!
【追記】
「VIVANT」第5話視聴後、鈴木別班説がより一層色濃くなったかと思うのでそのまとめとして、また、鈴木さんと共に「怪しい」と言われている新庄さんについても、別班の可能性について詳しく考察してみました↓
他にもいろいろ考察しています↓