「VIVANT」第5話視聴後、謎のテロ組織・テントの目的について、私は人身売買の組織から子供たちを救うことではないかと考察しています。
「奇跡の少女」と呼ばれるジャミーンや二宮和也さん演じる謎の男についても、人身売買の組織からテントによって救われたのでは?と思うのです。
以下、考察していきます。
目次
【考察】「VIVANT」テントの目的は子供たちを救うこと!?
「VIVANT」第5話視聴後、謎のテロ組織・テントのリーダー・ノゴーンの目的は、人身売買の組織から子供たちを救うことではないかと私は考察しています。
テントのリーダーはノゴーン・ベキ(役者広司)
「VIVANT」第5話において明かされたのは、謎のテロ組織・テントのリーダーはノゴーン・ベキ(役所広司)であるということ。
ノゴーン・ベキは、乃木憂助(堺雅人)の父・乃木卓。
ノゴーン・ベキという名前にも、どうやら意味があるような気がしています。↓
ノゴーン・ベキへの呼び名
「VIVANT」第1話において、二宮和也さん演じる謎の男は、ノゴーンのことを「父さん」と呼んでいます。
また、第5話において、GFL社のアリ社長(山中 崇)もノゴーンのことを「我が父」と言っていました。
二宮さん演じる謎の男については、ノゴーンの実の息子である可能性もなくはないですが、アリ社長については、血がつながっている実の父子とは考えにくいため、
二宮さん演じる謎の男も含め、テントのメンバーは皆、リーダーであるノゴーンのことを「父」と呼んでいるように思えます。
ノゴーン・ベキ(乃木卓)の実子・憂助は人身売買されていた
「VIVANT」第5話では、乃木憂助の過去についても明らかとなりました。
バルカの地において両親と引き離された後、憂助は人身売買されており、路上で物乞いをしていたのを戦場ジャーナリストが見つけ、日本に連れ帰ったとのことでした。
この時の戦場ジャーナリストは、別班の任務としてバルカに赴いていた長野専務(小日向文世)だったのでは?と私は考察しています↓
おそらく、ノゴーン(乃木卓)は、武装集団によって引き離された自身の息子・憂助について、「人身売買の対象になっているのでは?」と最初は探していたのでは?と考えます。
そのうち、我が子と同じような目に遭っている子どもたちを放っておけなくなり、人身売買の組織から助け出すようになったのでは?
二宮さん演じる謎の男や、GFL社のアリ社長をはじめとするテントのメンバーは、ノゴーンがこれまで人身売買の組織から救い出したかつての子どもたちなのかもしれません。
「VIVANT」考察!ジャミーンも救われた?
「VIVANT」第1話、二宮さん演じる謎の男がノゴーンに対して、アディエルが亡くなったことを告げたところ、ノゴーンは「また一人にさせてしまったな」と言っていました。
「また一人に」という言葉について、自身の息子である憂助に想いを馳せながらつぶやいたものであり、「また一人、子どもを一人にさせてしまった」という意味にも取れますが、
どちらかというと、「ジャミーンをまた一人にさせてしまった」という意味と受け取った方がしっくりくるように思えます。
ということは、ジャミーンは、以前にも両親と離れ離れになり「一人になった」状況があったということなのでは?
ジャミーンがアディエルら両親と写る写真にて泣いていたことからも、ジャミーンとアディエルとの間には血のつながりはなく、
ジャミーンもかつて人身売買の組織から救い出された子どもであり、アディエル夫婦の元に養子として引き取られたのでは?とも考えられます。
テントは、人身売買の組織から子供を救うだけでなく、実の両親を探したり、新しい家庭を提供したり・・・そのようなことも行っているのでは?とも思えるのですが・・・。
ジャミーンの写真については、こちらの記事にて詳しく考察しています↓
「VIVANT」考察!テントは人身売買の組織にテロ行為を行っている?
テントは、「テロ行為を行った後、現場にマークを掲げるだけで犯行声明も出されないことから、目的が一切わからない謎のテロ集団」「不気味な組織」と野崎守(阿部寛)は乃木に説明しています。
テント側からすると、政治的な思惑などがあるわけでもなく、人身売買の組織をなくすことができればいいだけなので犯行声明などは出す必要がないということであり、
テントによってテロ行為が行われた場所に人身売買の組織があったことなど知らない人から見れば、何でもないところに突然テロ行為が行われたということであり、
その後も犯行声明なとどが出されないことから、「目的が分からない不気味な組織」ということになるのでは?
テント側からすると、目的があってそれに沿って行っているけれど、そこに何があったかを知らない人からすると、突然テロ行為を行い、次はどこでテロ活動するかも全くわからないため、「不気味で怖い組織」ということになっている・・・
テントのテロ行為はそういうことなのでは?
何より、第1話においてノゴーンがつぶやいていた「悲しいことばかり起こるな。この大地は。」という言葉からは、テントが悪の組織であるとは考えにくい・・・と私は思うのです。
まとめ
「VIVANT」第5話視聴後、謎のテロ組織・テントの目的について、私は人身売買の組織から子供たちを救うことではないかと考察しています。
我が息子・憂助を引き離されたノゴーン・ベキこと乃木卓は、最初は我が子・憂助を探す目的で人身売買の組織を探っていたものの、
そこに囚われている子どもたちについて放っておけなくなり、やがて人身売買組織に対し攻撃を仕掛け、子どもたちを救うようになっていたのでは?と考察します。
現在のテントの目的も、人身売買の組織から子どもたちを救うことを目的としており、二宮さん演じる謎の男、GFL社のアリ社長などが「父」と呼んでいることから、
救い出されたかつて子どもたちは皆、ノゴーンのことをそう呼んでいるのかもしれません。
何も知らない人間からすると「得体のしれない謎のテロ集団」であるテントですが、実は正義の団体・・・そういう可能性もあるのでは?と思うのですが・・・果たして真相は?
第6話も楽しみですね!
他にもいろいろ考察しています↓