「VIVANT」第7話を考察すると、
乃木憂助(堺雅人)が別班のメンバーを裏切り、次々と襲撃するという衝撃的な展開で幕を閉じましたが、
乃木は否定していたものの、「裏切った体で侵入する作戦でしょ?」という黒須駿(松坂桃李)の質問通り、
別班メンバーに対する襲撃は、乃木ら別班の「作戦」であり、黒須をはじめ、別班のメンバーもそれを理解しているのだと思われます。
もちろん、司令もこの作戦を了承しているのでは?
以下、考察していきます。
目次
【考察】「VIVANT・第7話」乃木は別班メンバーの急所をわざと外している!
「VIVANT」第7話は、乃木憂助が別班のメンバーを次々と襲撃するという衝撃的な展開で幕を閉じましたが、
乃木は否定していたものの、「裏切った体で侵入する作戦でしょ?」という黒須駿の質問通り、別班メンバーに対する襲撃は、乃木の作戦だと考察します。
すべて急所は外している
アメリカのミニタリースクールを全科目首席で卒業したという乃木。
射撃も相当な腕前とのこと。
乃木はおそらく、狙ったところにかなりの高い確率で命中させることができるのでは?
別班メンバーが撃たれた箇所は、心臓の近くでありながらも心臓ではないように思えます。
黒須との会話は芝居
黒須はテントの施設の中にて、乃木にこう聞いています。
「これ、作戦ですよね?乃木さんなら、心臓を狙ったように見せて急所を外すくらい簡単だ。」
「裏切った体で、ここに侵入する作戦でしょ?」
それに対して、乃木は「どうしても(父親に)会いたかった。」と話しており、「見せかけではなく、本当に国を裏切った」と言い、2人の間に口論が始まるのですが、
黒須と乃木が会話を始める前に、黒須はテントの番人の方に目を向け、
乃木は防犯カメラを確認しています。
おそらくこれは、テント側を信じ込ませるための芝居ではないかと思われます。
別班メンバーは生きている
野崎守(阿部寛)らが駆け付けた際、全く動く気配がなかった別班メンバーですが、おそらく誰一人として命を落としていないと思われます。
別班メンバーの一員で、今回乃木の襲撃によって負傷した熊谷一輝役の西山 潤さんは、番組公式動画では病院着姿で紹介されています。
おそらくみんな入院しなければいけない怪我を負ったものの、命には別状がないのでは?
「VIVANT・第7話」司令も作戦を知っている?!
別班メンバーが乃木によって撃たれたことを「他言無用です!」と言い、去っていった司令・櫻井里美(キムラ緑子)ですが、
おそらく、司令もこの作戦について了承済みだったのでは?
そうでなければ、今回の任務にあたる前の作戦会議において、別班メンバー・高田明敏(市川笑三郎)より「実の親子は危険すぎる」と乃木をこの任務に就かせることに異論が出た際、
乃木をこの任務から外すことを選んだのでは?と思いますし、ましてやリーダーに指名することもなかったように思えます。
乃木とベキが親子であるからこそ、テントを阻止することができると思ったことで乃木をこの作戦に参加させるとともに、リーダーに指名したのでは?
ですが、この作戦については司令・櫻井も了承済の作戦だったかとは思うものの、その後は櫻井の思惑とは違っていたのではないかと私は考察しています。↓
「VIVANT」防弾チョッキが伏線!?
「みんな防弾チョッキを着ていません。どうします?」と問われた乃木は、「外せ。疑われる。」と言って、防弾チョッキを脱ぐように指示しています。
防弾チョッキを脱がせることで、「本気で射殺しようとした」とテントの人間に信じ込ませ、テント内部に入りこみやすくしたのだと思われます。
この防弾チョッキに関する件は伏線であり、この会話から、おそらく他の別班メンバーたちも、乃木によって撃たれることも”作戦”として受け入れていたのでは?
「VIVANT・第7話」別班メンバーを野崎に託した?!
乃木はドラム(富栄ドラム)が付けた発信機に気が付き、自分の位置情報が分からないようにしていましたが、
ドライブインにてヴォスタニアのメンバーを捉えた後、
そこに発信機を置き、野崎にその場所を知らせます。
野崎がドライブインに着くと、そこには発信機とともにドラムが乃木に渡した柚木薫(二階堂ふみ)とジャミーンの写真が置かれてありました。
その後、野崎の元にメールが入ったような描写があり、
次に野崎が登場したのは、別班メンバーたちが撃たれた場所でした。
野崎の元に入ったメールは、もしかすると乃木からのものであり、自らが撃った別班メンバーの救出を野崎に託したのかもしれません。
まとめ
「VIVANT」第7話は、乃木憂助が別班のメンバーを次々と襲撃するという衝撃的な展開で幕を閉じました。
ドラマの中において乃木は否定していましたが、黒須の言っていた通り「裏切った体で侵入する作戦」であり、テント側を信じ込ませるための芝居だと思われます。
他の別班のメンバーや司令の櫻井も了承した上での、ベキと親子であることを利用した作戦なのでは?
野崎のこともうまく利用しながら、テントという組織、及び自身の父親・ベキと乃木はどのように向き合っていくのか・・・第8話も楽しみですね!
【追記】
こちらの記事では、すべては司令・櫻井も了承済の”作戦”だったのでは?と考察しましたが、野崎に仲間を託したことを考えると、
司令を信用できないと考えたことで、仲間に危険が及ばないよう、わざとこの任務から離れさせるために撃ち、野崎に託した可能性も考えられそうです。
詳しくは、こちらの記事にて考察しています↓
また、黒須のみ一緒にテントのアジトに向かうこととなりましたが、これについても、黒須をテントの内通者だと判断した乃木の思惑通りだったのでは?と考察しています↓
他にもいろいろ考察しています↓