2023年夏ドラマ、日曜劇場「VIVANT」において、主人公・乃木憂助が2人登場しているのですが、
このことがドラマ「VIVANT」の最大の伏線なのでは?と、第1話視聴後、私は考察しています。
2人の乃木憂助が伏線である理由について、下記にまとめてみました。
目次
日曜劇場「VIVANT」考察!最大の伏線は2人の乃木憂助(堺雅人)
ドラマ「VIVANT」の主人公・乃木憂助は、一人でいる時、もう一人の自分と会話しています。
主人公の乃木憂助ともう一人の乃木憂助とは、姿は全く同じですが、人格が全く異なります。
一人目の乃木憂助
丸菱商事エネルギー開発事業部第2課長。
「同期の昇進レースではビリっけつ」と言われており、ご送金問題のおいても、「昇進は諦めて、キックバッグを狙ってわざとご送金をしたのでは?」などと囁かれることも。
二人目の乃木憂助
ご送金問題に頭を抱えていた乃木の元に現れたもう一人の乃木。
「ご送金問題を解決するには、CIAにいる友人に助けを求めろ。俺もお前も会社をクビになるわけにはいかない」とは発破をかけます。
本来の乃木が気が弱い印象なのに対して、2人目の乃木は、しっかりしていて頭が切れる印象です。
日曜劇場「VIVANT」考察!2人目の乃木憂助は何者?
本来の人格である一人目の乃木憂助がピンチの時に現れる二人目の乃木憂助。
この二人目の乃木憂助は、一体何者なのでしょうか?
イマジナリーフレンド?
ドラマの中では明かされていませんが、一つ目の可能性はイマジナリーフレンドであるということです。
「イマジナリーフレンド」とは、心理学や精神医学における現象のひとつで、「架空の友人」のこと。
ただ、イマジナリーフレンドは、主に2歳から7歳ぐらいの幼少期に現れ、成長と共になくなるのが一般的だそうです。
しかしながら、大人になってもイマジナリーフレンドがいることで心のバランスを保っている人もいるようで、
気が弱い人の場合だと、「自分の弱点を克服して強くなりたい」という願望から自分とは全く違ったキャラクターの人物をイマジナリーフレンドとして作り出している場合が多いようです。
乃木憂助の場合は、このパターンが当てはまっているのかもしれません。
二重人格?
もう一つの可能性として挙げられるのは、二重人格であるということ。
ドラマの中で、幼少期の記憶と思われる夢を見てうなされている場面が出てきますので、幼少期に怖い体験をしたことで、このことがトラウマとなり、もう一つの人格が形成されたということも考えられます。
日曜劇場「VIVANT」考察!2人目の乃木憂助の登場のきっかけは幼少期のトラウマ?
乃木は眠っている時に武装した集団から逃げているような夢を見ています。
男性(林遣都)と女性(高梨臨)と、幼い男の子が走っており、ヘリコプターに助けを求めるも、助けてくれることなく置いて行かれてしまう・・・
この登場人物の中に乃木は含まれていないので、おそらく、この男の子が幼少期の乃木だと考えられます。
夢に見てうなされていることから、この時に幼かった乃木は相当怖い思いをしたのでは?
乃木が二重人格やイマジナリーフレンドを作り出したとするならば、この幼い時の経験がきっかけとなった可能性が高そうです。
日曜劇場「VIVANT」考察!「ヴィヴァン」は「二番」??
放送前から話題になっている「VIVANT」の意味。
フランス語で「VIVANT」とは、「生きている」という意味であり、第1話の物語の中においても、
柚木薫(二階堂ふみ)の「フランス語にありますよね。確か『生き生きとした』って・・」とセリフがありました。
野崎守(阿部寛)の「必ず違う意味がある」というセリフからも、ドラマ「VIVANT」においての意味は「生きている」ということではないことが分かります。
第1話だけを視聴した後の考察にはなりますが、「VIVANT(ヴィヴァン)」は「びばん」であり・・・「にばん(二番)」なのでは?という気がしています。
日本語の「にばん」の響きが外国の方には「ヴィヴァン」と聞こえたのでは?と思うのですが・・・少し強引でしょうか・・・?
【追記】
第2話において、「VIVANT」の意味は”別班”では?との野崎守(阿部寛)が考察していました。
「VIVANT」の意味は”別班”であるように思えるものの、それだけではなく、他に意味があるようにも思えます。
それについては、こちらの記事に詳しく考察しています↓
日曜劇場「VIVANT」考察!「二番」はもう一人の乃木憂助?
「VIVANT」の意味が「二番」であるとすると、この「二番」が意味するのは、2人目の乃木憂助なのでは?
つまりは、乃木憂助自身が「VIVANT」であり、ことの発端である誤送金も乃木自身が引き起こしたものであって、
「VIVANT」の番宣の中でよく耳にする「裏切者」や「敵」は、乃木の第2の人格、もしくはイマジナリーフレンドなのでは?と考察します。
まとめ
日曜劇場「VIVANT」において、主人公・乃木憂助が2人登場しているのですが、この二人目の乃木こそが最大の伏線では?と私は考察しています。
二人目の乃木は、乃木憂助のもう一つの人格、もしくはイマジナリーフレンドであり、「二番目の乃木憂助」という意味で「二番」と呼ばれており、
「VIVANT(ヴィヴァン)」は「二番」を意味するのでは?
丸菱商事の誤送金も、もう一人の乃木が引き起こしたものであり、テロ組織ともかかわっている・・・
第1話視聴後、私はそう考察するのですが、、、果たして真相は??
まるで映画を観ているようなスケールの大きいドラマ「VIVANT」、第2話も楽しみですね!
【追記】
第1話をよく見ていると、乃木のスマホに「VIVAN」というフォルダが作られていることに気が付きました。
そうなると・・・本来の人格である乃木こそが「VIVANT」である可能性が高まったと言えます。
また、「VIVANT」は複数人の組織である可能性も!
詳しくは、こちらの記事にて考察しています↓
また、もう一人の乃木に関しては、丹後隼人(通称:F)なのでは?と乃木の経歴から考察しています。
詳しくは、こちらの記事にて↓
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