「VIVANT」第7話において、乃木(堺雅人)と薫(二階堂ふみ)の間で交わされたメッセージに、乃木が行動を起こしたきっかけについてのヒントが隠されていると「VIVANT」公式Xによって明かされましたので、
乃木と薫のメッセージのどの部分に、どんなヒントが隠されているのか、
また、第7話において、仲間であるはずの別班員を撃ち、テントに寝返ったような行動をとった乃木の真意について考察していきたいと思います。
目次
「VIVANT」薫とのメッセージに隠されたヒントとは?
「VIVANT」第7話において、乃木と薫の間で交わされたメッセージの中に、乃木が行動を起こしたきっかけについてのヒントが隠されているということが「VIVANT」公式Xによって明かされました。
乃木と薫との間に交わされたメッセージのどの部分に、一体どんなヒントが隠されているのでしょうか?
「VIVANT」公式Xのつぶやき
「VIVANT」第8話放送日前日、「VIVANT」公式Xにこんな投稿が・・・!
このつぶやきに書かれてある「7話に出てくる薫とのメッセージ」というのは、おそらく、乃木と薫とのメッセージアプリでのやり取りのことだと思われます。
「VIVANT」第7話・薫から乃木へのメッセージ
「VIVANT」第7話に出てきた乃木と薫とのメッセージのやり取りとは、このシーン。
乃木は返信をしていないので、”やり取り”というよりも、薫から送られてきたメッセージのみが分かるシーンです。
スマホの画面を眺める乃木憂助に対して、Fが「3日も放置か」と言っていますので、
一昨日に「今日、来てくれたんですね。ジャミーンに聞きました。どうして帰っちゃったんですか?」「仕事、大変みたいだからまた連絡します。」
そして昨日、「今日からジャミーンのリハビリが始まりました。順調です。」とメッセージが写真付きで来ており、
今日「ジャミーンも寂しがっています。」と、毎日薫より連絡が来ていることが分かります。
おそらく、この薫からのメッセージの中に、第7話にて、乃木が仲間であるはずの別班員を撃ち、テントに寝返ったような行動をとった理由が隠されているのだと思われます。
ドラムの様子がおかしい
次の日、乃木はジャミーンのお見舞いに行くのですが、その際、いつもニコニコしているドラム(富栄ドラム)の様子がいつもと違って乃木の前では何やら気まずそうな様子であり、少し違和感がありました。
足音だけでドラムが来たことを察し、ドラムの姿を確認する前に「こんにちは、ドラムさん。」と、まるで自分の「足音だけで誰が来たのかわかる」という能力を見せつけるかのようにドラムに話しかけています。
また、乃木のドラムを見る表情も、なんだか含みのある表情に見えます。
2人の様子から、ドラムと乃木の間に何かがあったようにも思えます。
ドラムと乃木が会っていたとすると、それは、一番初めに薫から「今日、来てくれたんですね。ジャミーンに聞きました。どうして帰っちゃったんですか?」メッセージが送られてきていた日ではないかと思われます。
このメッセージから、乃木は薫には会っていないけれど、ジャミーンには会っていることが分かります。
ドラムは、病院にてつきっきりでジャミーンの面倒を見ていますので、この時、ドラムにも会っており、その時、ドラムが気まずくなるような”何か”があったのでは?
薫には聞かれないよう、わざと薫のいない時間を見計らって、乃木は病院に行った可能性もありそうです。
「VIVANT」乃木が行動を起こしたきっかけは?
以前乃木は、ジャミーンの所持している写真の中に、アディエルとジャミーン父娘がテントの構成員と共に写った写真があるのを見ていることから、
以前よりジャミーンとテントとの関わりについて疑問を持っていたことと思われます。
もしかすると、薫のいない時を見計らって、ジャミーンにテントとの関わり、また、テントの組織について、知っていることはないかと尋ねたという可能性もありそうです。
また、ジャミーンと言えば、父・アディエル曰く「無意識に人の善悪を感じ取ることができる能力を持っている」とのことですので、
テントのリーダーであり、父であるノゴーン・ベキ(役所広司)の写真を見せることで、「悪」であるのか「善」であるのかを判断したということもあるのでは?
第1話にて、ベキが「ジャミーンは我々で面倒を見る」という発言をしていることからも、ジャミーンとベキには繋がりがあり、
ジャミーンによれば、「ベキはいい人」という判断である可能性が極めて高いと思われます。
ジャミーンの話や様子から、「テントは”悪”の組織ではない」と乃木が判断したことで、決まっていた別班の作戦通りに行わず、
乃木が独自に立てた作戦を決行した可能性も考えられそうです。
おそらく、その場にはドラムもおり、薫や野崎(阿部寛)に対して、ジャミーンとの会話を口止めされているなど、いつも通りの表情ができにくい状態だったのでは?とも思えます。
また、その場にドラムがいなかったのであれば、病室にて気まずそうな表情をしていたのは、野崎との会話を盗み聞きしており、それを乃木に見破られたことであの表情だった可能性もありそうです。
もしそうであれば、ドラムもテントの人間なのかもしれません。
ドラムには、怪しいところが沢山あります。ドラムの怪しい行動については、こちらにまとめています↓
ちなみに、乃木は薫がテント側の人間であることについても確信しているかと思われます↓
「VIVANT」第7話・乃木の行動の真意とは?
仲間である別班の班員に銃を向け、テントに寝返ったように見える乃木ですが、これは、テントを「善の組織」だと確信したからこそ、行った自身の”作戦”なのでは?と私は考察しています。
父であるノゴーン・ベキこと乃木卓(林遣都)は、かつて所属先であった公安より見捨てられた過去があります。
第2話において、バルカ共和国外務大臣・ワニズ(河内大和)と駐バルカ共和国・日本大使(檀れい)との会話から、何やら日本はバルカ共和国に弱みを握られているように思われます。
おそらく、この日本にとって公にはしたくないことについて、乃木卓は知っており、そのことについて公になることを恐れ、国からの命令で公安は乃木を救出しなかったのでは?
別班の任務は「国を守ること」であるゆえ、司令の指示通り別班の作戦通りに動けば、やがて「善」のために動いている父の命が再び危険にさらされるとともに、
もしも、「日本にとって公にしたくないこと」を知ってしまえば、40年前の父がそうだったように、乃木自身や他の別班員の命も危険にさらされるかもしれない・・・
そう考えたことで、仲間である別班員を撃って任務から離脱させ、野崎に託したのではないかと思うのです。
ベキは、日本の中の「悪」を正そうと動いており、これまで別班として日本を守ってきた乃木も、これからはベキと共に日本の中の「悪」となる部分を正すことで、
真の意味において「美しい 日本」に導き、日本を守っていく・・・そんなストーリーになるのでは?と考察しているのですが、、、果たして?
この乃木の真意については、こちらの記事にて詳しくまとめてあります↓
まとめ
「VIVANT」第7話において、乃木と薫の間で交わされたメッセージに、乃木が行動を起こしたきっかけについてのヒントが隠されていると「VIVANT」公式Xによって明かされましたので、
薫からのメッセージのどの部分に、どんなヒントが隠されているのか、
また、第7話において、仲間であるはずの別班員を撃ち、テントに寝返ったような行動をとった乃木の真意について考察してみました。
薫からの「今日、来てくれたんですね。ジャミーンに聞きました。どうして帰っちゃったんですか?」というメッセージから、
薫に会うことなく、ジャミーンだけに会った日があることがわかります。
もしかすると、この日に乃木はジャミーンにテントのことや父・ベキについて尋ねたのかもしれません。
テントの組織や父・ベキが「悪」ではなく、「善」のために動いていることが分かるとともに、日本の中に「悪」となる部分があることが分かったことで、
40年前に父が国に見捨てられたように、自らや他の別班員も同じような目に遭わないよう、本来の別班の作戦を決行することなく、自身で考えた”作戦”を決行したのでは?と考察するのですが・・・果たして真相は?
この謎が明かされるのも楽しみですね!
他にもいろいろ考察しています↓