「VIVANT」第8話を見ていると、ノコル(二宮和也)はベキ(役所広司)のことを裏切っているのでは?とも思われる場面がありました。
もしかすると、ノコルの裏切りの兆候をベキが気付いているのでは?とも思われますので、この点も合わせて考察していきたいと思います。
目次
「VIVANT」ノコルはベキを裏切っている?ノコルの怪しい行動はここ!
「VIVANT」第8話を見ていると、ノコル(二宮和也)はベキ(役所広司)のことを裏切っているのでは?とも思われる場面がありました。
以下、考察していきます。
ベキからの言葉
「VIVANT」第8話において、ベキは乃木憂助(堺雅人)とノコルに以下のように告げます。
「ノコルは血の繋がりはないが、れっきとした私の息子だ。」
「お前たちは兄弟。憂助が長男、ノコルが次男だ。」
そして、ノコルに対し、ノコルの会社ムルーデルにて憂助を働かせるように、そして、「兄弟で力を合わせていくんだ。」と言い聞かせるように言いました。
損益計算書を見せない
ベキからの「憂助をお前の会社で働かせなさい」の言葉通り、ノコルは自身の会社ムルーデルにて、憂助をコストカット案作成の業務にあたらせるのですが、
憂助の「目標金額はいくら?」という言葉にも耳を貸さず、
「これまでの財務状況の変遷の把握が必要になります。ここ10年間のムルーデルの損益計算書を頂けませんか?」という言葉にも
ノコルは「要らねえだろ?」の一言で終わらせてしまいました。
突然現れた父と血のつながりのある”兄”・憂助。
これまで自分の方だけに向いていた父・ベキの愛情がそちらに注がれてしまうことに対する嫉妬のような感情や、
明らかに自分よりも能力のある”兄”であるがゆえ、テントのナンバー2である自分の地位が揺らいでしまうことへの恐怖などから
憂助に冷たく当たっているということなのでしょうが、損益計算書を見せないのは、もしかするとベキに知られないよう不正を行っており、見せられないという理由なのかもしれません。
「VIVANT」ノコルと憂助に対するベキの思惑は?
「VIVANT」第8話、「兄弟で力を合わせていくように」と憂助とノコルに告げた父・ベキですが、
憂助のことを完全には信じておらず、もしかすると、ノコルの裏切りの兆候にもベキが気付いているのでは?とも思われるのですが・・・
以下、考察していきます。
憂助のことを信用していない?
DNA鑑定にて父子関係が証明された後も、テントの施設において、一緒に捕えられた別班の仲間である黒須駿(松坂桃李)のことを銃で撃とうとした憂助のことを
「息子ではあるが、仲間を裏切った人物だ」としてベキは信用していませんでしたが、
一緒に訪れた児童養護施設にて、憂助がご飯の重さを手で持っただけで正確に量る特技を持っていることを知り、
黒須を撃った銃に弾が入っていないことが憂助には分かっていて、仲間を裏切ったわけではないと理解したことで、
ベキは憂助を信用し、ノコルと同じ白いデールを着させ、一緒にムルーデルにて働くようにと指示します。
そっと肩に手を置き、「お前の力を見せてくれ。」とも言っており、完全に憂助を信用しているようにも見えますが、
「銃に弾が入っていなかったことを銃を持っただけで分かっていた」となると、同時にそれは仲間である黒須を撃つつもりはなかったということであり、
同時に、完全にテントに寝返ったというわけでないことを示しているため、
表向きは、ベキは憂助のことを信用しているように見えますが、内心では「別班としてここに来たのでは?」と怪しんでいるように思えます。
ノコルのことも信用していない?
また、「血のつながりはなくとも、れっきとした私の息子だ」としているため、ベキはノコルを信用しているように思えますが、
別班としてテントに入り込んだのかもしれないという疑惑がある憂助に、ノコルの会社にて働くように指示したことを考えると、そこには何かしらベキの思惑があるように思えます。
「お前の力を見せてくれ。」と、そっと肩に手を置き憂助に言うとともに、
ノコルが「要らねえだろ?」の一言で終わらせてしまった損益計算書をバトラカ(林 泰文)が「ベキがお渡ししていいと。」と、憂助に手渡したことを考えると、
もしかすると、ベキは以前よりノコルのことも怪しんでおり、もしも、ノコルが不正を行っていたならば、能力の高い憂助なら暴くことができるかもしれない・・・と、
憂助を利用し、ノコルの裏切りを確かめようとした可能性もありそうです。
まとめ
「VIVANT」第8話を見ていると、ノコルはベキのことを裏切っているのでは?とも思われる場面がありました。
また、もしかすると、ノコルの裏切りの兆候をベキが気付いているという可能性も考えられるため、この点も合わせて考察していきました。
「重さが分かる」という特技を持っているということが分かったことで、同時に「憂助は仲間を裏切ったわけではない」と判断し、ベキは憂助を信用したかのように見えますが、
これは同時に「完全に別班を裏切ったわけではない」ということも示しているため、ベキは憂助のことを表向きは信用しているように見えるものの、内心はまだ怪しんでいるように思えます。
また、完全に信用したわけではない憂助をノコルの会社にて働かせるとともに、ノコルが見せなかった損益計算書などを渡していることから、
ベキはもしかするとノコルのことも怪しんでおり、憂助にノコルの不正について暴かせようとしているのでは?とも取れるのですが・・・
ベキの本心は?そして、ノコルは本当にベキに対して裏切り行為を行っているのでしょうか?
続きが気になりますね!
そして、乃木とノコルには共謀説も・・・↓
他にもいろいろ考察しています↓