「VIVANT」第9話、テントが購入した土地にフローライトが眠っていることを政府にリークした人物は誰なのでしょうか?
乃木憂助(堺雅人)が疑われていますが、リークした犯人は乃木ではなく、ノコル(二宮和也)、もしくはゴビ社長(馬場徹)ではないかと思われるのですが・・・
以下、考察していきます。
目次
「VIVANT」フローライトのことをリークしたのは誰?ノコルとゴビ社長が怪しい!?
「VIVANT」第9話、テントが購入した土地にフローライトが眠っていることを政府にリークした人物は誰なのでしょうか?
乃木が疑われていますが、リークした犯人は乃木ではなく、ノコル、もしくはゴビ社長ではないかと思われます。
以下、それぞれ考察していきます。
乃木憂助
バルカの国土交通大臣より呼び出される2週間前に、乃木はテントが取得している土地にフローライトが眠っていることを知らされました。
ノコルは「これまでどこからも漏れることはなかったのに、お前が来てから情報が漏れた。何故だ?」と乃木のことを疑っていますが、
別班の機密情報を使い、株の信用取引を行うことでテントの土地取得のための資金を集めた乃木。
父であるノゴーン・ベキ(役所広司)にこれ以上、テロ行為を行わせてはいけないという思いもあったかと思うのですが、
その根底には、テントの土地取得の目的である「この先ずっと孤児救済の資金に困らないように」という思いに、乃木が共感したということもあるのではないかと思われます。
失敗すると自らの身も危険にさらすことになりかねないという状況の中、株の取り引きを行っていることから考えても、
乃木がバルカ政府にフローライトのことをリークしたということは考えにくいです。
ノコル
実の父同様に慕っているベキの本当の息子である乃木に対し、嫉妬とも取れる表情を浮かべていたノコル。
乃木を陥れるため、自らが政府にフローライトのことをリークし、その犯人を乃木に擦り付けようとしたということも考えられなくはないですが、
ノコルは、自身の養護施設にいた子どもがいなくなった時、自らの危険を顧みず崖の下に子どもを探しに行っています。
また、自らも両親がおらず、兄を亡くした孤児。
「孤児を救済したい」という思いはベキ同様強いのでは?と思われます。
そんなノコルゆえ、「孤児救済のために何としてもフローライトのことは政府に知られてはいけない」と思っているはず。
そう考えると、たとえ乃木のことを疎ましく感じていたとしても、ノコルが政府にリークしたとはやはり考えにくいです。
ゴビ社長
「VIVANT」第9話にて初めて登場したぺレール興産・ゴビ社長。
ピヨ(吉原光夫)の説明によると、ゴビ社長の人物像は以下の通り。
・フローライトの共同出資者
・ノコルの親友
・政府と繋がりがある
・ノコルを理解している
・ノコルがテントであることは知らない
ノコルの親友であり、ノコルのことを理解しているゴビ社長ゆえ、ノコルと一緒に行おうとしているフローライトの事業ことを政府にリークするとは考えにくいのですが、
乃木がゴビ社長を見る視線が気になるとともに、「政府と繋がりがある」という部分も気になります。
「VIVANT」フローライトのことをリークしたのはゴビ社長?
上記のことを考えると、政府にフローライトのことをリークしたのはゴビ社長の可能性が最も高いように思えるとともに、
他にも、ゴビ社長にはこんな疑わしい点が・・・。
最終回の予告画像
「VIVANT」第10話・最終回の予告画像に、ゴビ社長が映っている画像があるのですが、ゴビ社長の隣には、バルカ共和国外務大臣のワニズ(河内大和)が着席しているように見えます。
このヘアスタイルと衣装の色からすると、やはりワニズだと思われます。
バルカ政府の大臣であるワニズと横並びに座っていることから考えると、ゴビ社長は政府側の立場であると考えられるため、
やはり、フローライトの件をリークしたのは、ゴビ社長である可能性が高そうです。
リークの理由
「3年前、前職のマハル氏と取り交わした合意文書がある。」
「バルカ北西部一体の採掘権は、ムルーデル60%、ぺレール興産40%の共同出資により取得済です。」と、前職の国土交通大臣と取り交わした文章を現職の国土交通大臣に見せていたゴビ社長。
これにより、エイン国土交通大臣は「今日のところはこれで失礼する」と席を立ち、部屋を出ていきました。
もし、ゴビ社長が政府にフローライトのことをリークしたのであれば、ノコルの会社・ムルーデルと自らの会社・ぺレール興産との利益の取り分について不満があったことが理由である可能性もありそうです。
ピヨによると、ゴビ社長は政府との繋がりがあるとのことなので、ムルーデルを排除し、政府と手を組んだ方が自らの会社の取り分が多くなると思ったことで、政府にリークしたのかもしれません。
第9話では、現職の国土交通大臣・エイン氏との話し合いは、前職の大臣との合意文書を見せることで一旦終了しましたが、
最終回・10話にワニズ外務大臣とともにゴビ社長が登場していることから、さらにテント側が窮地に立たされるように思えます。
まとめ
「VIVANT」第9話、テントが購入した土地にフローライトが眠っていることを政府にリークした人物は誰なのかについて考察してみました。
「これまでどこからも漏れることはなかったのに、お前が来てから情報が漏れた。」とノコルは乃木を疑っていますが、
失敗すれば自らの身も危険にさらすことになりかねないという状況の中、株の取り引きを行い、土地取得のための資金調達を行っていることから考えても、乃木の可能性はないかと思われますし、
ノコルに関しても、自らが孤児だったこともあり、孤児救済への想いは強いかと思われますので、ノコルの可能性も低いと思われます。
そう考えると、リークしたのはゴビ社長であり、政府と組むことで自らの利益を増やそうとしたのでは?と疑ってしまうのですが・・・果たして、リークしたのは本当にゴビ社長なのでしょうか?
最終的には乃木が上手くこの危機を回避できるように導くのでは?と思うのですが・・・果たして結末は?
他にもいろいろ考察しています↓