日曜劇場「VIVANT」の第1話が放送されましたが、物語を考察するにあたって、
今後の伏線となるのでは?と思われる主人公・乃木憂助(堺雅人)の行動が数多くありましたので、まとめてみました。
以下、ネタバレ含みますので、ご注意下さい。
目次
「VIVANT」ネタバレ考察!第1話での伏線となる乃木憂助(堺雅人)の行動まとめ!
乃木憂助は、丸菱商事エネルギー開発事業部第2課長。
ですが、ただの商社マンではなさそうです。
第1話の中で、今後の伏線となりそうな乃木の行動を順を追って見ていきます。
GIL社への誤送金
バルカ共和国のGFL社に1千万ドルを振り込んだはずが、実際に振り込まれた額は1億ドル。
誤って送金してしまったのは、社内カメラの映像を見ると、乃木憂助。
何らかのシステム障害も疑われるものの、第1話においては「システム障害ではない」と言われていました。
誰かが仕組んだものかもしれませんが、映像だけを見ると、乃木自身が1億ドルを振り込んだようです。
後に乃木は二人現れていますので、乃木は二重人格であることが疑われます。
もし、乃木が二重人格であったなら、送金ボタンを押した時の乃木は本来の人格でない可能性も。
乃木が2人現れることについては、物語最大の伏線であり、「VIVANT」の謎にも通じるのでは?と思われますので、こちらの記事にまとめています。↓
GFL社・アリのスマホに何か仕掛けた?
誤送金したお金を返金してもらおうと、GFL社の社長・アリに会いに行った乃木。
机の下に落とした書類を拾おうとアリのデスクの下に潜り込んでいます。
単に「そそっかしい」という乃木の性格を表現した場面かもしれませんが、もしかすると、アリのデスクの下に何か仕掛けた可能性もありそうです。
またこの時、アリのデスクの上で充電しているスマホが充電器から外れる場面があったことから、アリのスマホに何か仕掛けた可能性も。
アリと共に銀行に出かけ、落としたアリのスマホを乃木が拾い、砂を払っていたところも、スマホに何か仕掛けたのでは・・・?と思わせられる怪しい場面でした。
銀行の外で何かしている?
アリとともに銀行に出かけた乃木は、アリが銀行から出てくるのを外で待っていたのですが、この時、何か見ています。
第1話にて何を見ていたかは明かされておらず、「何を見ていたか」は気になるところです。
そして、よく見ると、ピンクのスマホのようなものも持っていますね。
これは、アリのスマホでは?
データーを抜き取っていたのかもしれません。
もう一人の乃木がいる?
乃木には、”もう一人の乃木”がおり、2人で何か秘密を共有していそうです。
「もう一人の乃木がいる」こと自体が最大の伏線では?と思うのですが、2人で共有している秘密もとても気になるところです。
”二人目の乃木”については、、、乃木憂助は二重人格であり時々別人格が現れる、もしくはイマジナリーフレンドでは?と考察しています。↓
もう一人の乃木については、乃木の経歴から、丹後隼人(通称:F)であるように思われます。
詳しくはこちらの記事にて考察しています↓
”二人目の乃木”が現れ、「アメリカの友達に協力してもらえ」と友人への協力を提案した際、乃木は心配そうに壁に目をやり、
その際、”二人目の乃木”も同じように壁に目を向け、「大丈夫だ」と乃木に言い聞かせています。
「何故、二人して壁に目を向けたのか?」はとても気になるところです。
もしかすると、ドラムによって取り付けられた盗聴器に気が付いており、それについて心配してカバンのある壁の方に目を向けたのかもしれません。
高校時代からの友人がCIAにいる?
日本で働く商社マンとCIAで働く人物とにどのようなつながりがあるのでしょう?
「高校時代からの友人」とのことですが、どのような経緯で友人関係になったのか、乃木の過去も気になります。
写真を凝視している
砂漠の中を走るタクシーの中で写真を凝視している乃木。
タクシーの運転手に話しかけられても気が付かないので、写真を見ながら、何か考え事をしているように見えます。
第1話にて、夢を見てうなされる場面が何度が登場しており、その夢とは、男性と女性、そして幼い男の子が草原や砂漠地帯を武装した集団から逃げている夢でした。
もしかすると、夢に登場していた幼い男の子が乃木であり、バルカの地に乃木は子供の頃住んでいて、その時のことを思い出しながら、当時の写真を見ていたのかもしれません。
1㎏までなら10gの誤差で重さが測れる
ジャミーンの家で、小麦の重さを測っていた乃木。
「1㎏までなら10gの誤差で重さが測れる」という特技を持っているようです。
普通に生活しているだけでは、このような特技はなかなか身に付かないかと思われます。
何か日常的に重さを測る行為をしていたということでは?と思うのですが、果たして何を行っていたのでしょうか?
また、野崎守(阿部寛)の仲間であるドラム(富栄ドラム)によってカバンにGPS(盗聴器)をつけられる場面がありましたが、
それだけ正確に重さを測ることのできる特技があるなら、もしかすると、GPS(盗聴器)をつけられたことにも気づいていた可能性もあるのでは?
ジャミーンに懐かれる
人になかなか懐かないというジャミーンは、乃木に懐いています。
ジャミーンの父、アディエルは、「この子は人の善悪を直感的に見抜けるようだ」と言っているため、乃木憂助は”善人”のようです。
ですが、もしかすると”二人目の乃木”の場合は、ジャミーンの反応は違っている可能性もありそうです。
ここまでたどり着いた者は初めて
テロ組織の幹部であるザイールは、「日本人よ、ここまでたどり着いた者は初めてだ。お前はヴィヴァンか?」と言って、命と引き換えに乃木を殺そうとしました。
自らの命と引き換えに殺そうとした人物であるVIVANTは、相当な力のあるもののようです。
ザイールは、VIVANTの正体については知らないようですが、「日本人よ。」と言っていることから、VIVANTは日本人である可能性も。
私は、「VIVANT」は二人目の乃木ではないかと考察しています。理由についてはこちら↓
夢でうなされる
乃木は何度も夢を見てうなされています。
その時見ているのは、男性と女性、そして幼い男の子の3人が武装集団から逃げていたり、助けを求めたヘリコプターに置いて行かれたり・・・といった夢。
この中に乃木の姿は確認できないことから、この父親と見られる男性に抱かれているのが幼い時の乃木であると思われます。
野崎に両親について問われた際、「いない」と答えていることから、乃木の両親は、もしかするとこの時襲われて亡くなったのかもしれません。
乃木の中に”もう一人の乃木”が存在するのも、この時の経験がトラウマとなったことが関係しているのかもしれませんし、
今回、テロ組織と関わることになったのも、この幼い時の経験が起因しているのかもしれません。
両親とみられる男女が追われていることから、幼い時から乃木自身も武装勢力・テロ組織とかかわりがあった可能性もありますね。
イスラム教・料理のことをよく知っている
イスラム教徒の作法を知っていたり、バルカ料理に香辛料は使わないことを知っていた乃木。
GLF社と共同で事業を行うため、何度かバルカ共和国を訪れていたことで知っていた可能性もありますが、
幼い頃に住んでいたり、他にも何か繋がりがあったことでバルカ共和国の人々の暮らしを熟知している可能性も考えられます。
馬に乗れる
馬に乗って警察からにげた乃木たち。
医師・柚木薫は「3年こっちに住んでいる」ため、「馬に乗れる」ということでしたが、
乃木は、野崎から「大丈夫か?」と問われた際、「だいぶ思い出してきました」と答えています。
どのタイミングで乗馬を覚えたのかも気になります。
上記のことを踏まえると、バルカ共和国に子供の時に住んでいて、その際に馬に乗っていたという可能性が高そうです。
まとめ
日曜劇場「VIVANT」の第1話が放送されました。
第1話には、今後の考察の伏線となるのでは?と思われる主人公・乃木憂助(堺雅人)の行動が数多くありましたので、まとめてみました。
また、1話をよく見てみると、乃木こそが「VIVANT」なのでは?と思われるシーンも!↓
第2話も楽しみです!
他にもいろいろ考察しています↓