「VIVANT」第1話の最後、馬に乗って登場した二宮和也さんは、
役所広司さんを「父さん」と呼び、現地の言葉を話していますが、実は日本人なのではないかと私は考察しています。
また、堺雅人さん演じる乃木憂助ともつながりがありそうですので、その関係性についても予想してみました。
目次
【考察】「VIVANT(第1話)」二宮和也は現地人ではなく日本人!?
現地の言葉を話し、現地の衣装を着ていますが、「VIVANT」の二宮和也さんは、現地人ではなく日本人の役であると私は考察しています。
アディエルとジャミーンとの関係
バルカ共和国にて、タクシーに砂漠の中に置き去りにされた乃木のことを助けたアディエルとジャミーン父娘。
父・アディエルの言葉は、二宮さんの役どころが日本人であることを示唆しているように思えます。
アディエルの言葉
砂漠の中を移動していた理由をアディエルに尋ねられた乃木は、「アマン建設に行くつもりだった」と答えます。
そして、「でも、その前に警察に行きたくて」と言ったところ、アディエルが案内してくれることに。
「本当に?」尋ねる乃木に対し、アディエルは「日本人には世話になってるからな」と言っています。
アディエルの指す”日本人”については、具体的な名前が明かされておらず、言葉の喋れないジャミーンの主治医である柚木薫だけを指している可能性もありますが、
アディエルの言う”世話になっている日本人”については、柚木薫だけを指しているのではなく、他にもいるのでは?と思うのです。
ジャミーンを引き取る
アディエルの言う”世話になっている日本人”が柚木薫だけではないと思われるのは、
第1話最後のシーンにて、二宮さんが役所広司さんに、アディエルが爆弾爆発の犠牲になったことを話していること、
また、役所広司さんが「ジャミーンを引き取る」と言っていることが理由です。
普段から交流がなければ、アディエルが犠牲になってしまったことも話題にはあがらないはずですし、「ジャミーンを引き取る」という行動に出るということは、
アディエルとジャミーン父娘、役所さんと二宮さん、4人の間には濃密な関係性があったことがうかがえます。
よって、アディエルの言っていた”世話になっている日本人”については、医師・柚木薫だけではなく、日本人である二宮さんも含まれているのでは?と思うのです。
(もしかすると、二宮さんだけでなく、役所さんも日本人かもしれません。)
役所広司と二宮和也の関係
役所さんのことを「父さん」と呼んでいた二宮さん。
もちろん、親子である可能性もありますが、もしかすると、そうではない可能性もあるのでは?
テロ組織の武力行使によって親を失ったジャミーンについて「我々で面倒を見る」とする役所さんですので、
二宮さんについても、ジャミーンと同じように親を失ってしまったため、役所さんが引き取り、親代わりとなって育ててきた・・・ということも考えられそうです。
役所さんは「また一人にさせてしまったな」とも言っており、この言葉は、テロ組織の武力行為によって親を失った子供がジャミーンの他にも複数いることを示唆しているのかもしれません。
また、それは、乃木憂助も同じである可能性も・・・。
【考察】「VIVANT(第1話)」二宮和也は乃木憂助と一緒に育った!?
もしかすると乃木は、バルカ共和国において、役所さん演じる人物に育てられたという可能性も考えられるのでは?
乃木憂助の生い立ち
第1話において、乃木は度々悪夢にうなされています。
幼い男の子とその両親だと思われる人物の3人が、ヘリコプターに助けを求めるも置いて行かれたり、車に乗った武装勢力に追いかけられたり・・・
おそらく、この夢の中のおさない男の子が乃木本人だと思われ、
野崎守(阿部寛)に両親について聞かれた際、詳細は語っていないものの、乃木は「両親はもういない」と答えています。
もしかすると、この時、両親はこの追いかけてきた武装勢力によって殺害され、乃木だけが生き残ったのかもしれません。
乃木憂助とバルカ共和国
乃木が見ていた悪夢において、幼い男の子とその両親が武装勢力から逃げていた場面の景色は、バルカ共和国の景色とよく似ています。
また、乃木は現地の言葉を上手に話すことができ、イスラム教徒の礼拝の仕方やバルカ共和国では香辛料を使わないことなど現地の風習にも詳しく、
乗馬に関して野崎に聞かれた際には、「だいぶ思い出してきました」と答えています。
「思い出してきた」ということは、以前馬に乗った経験があるということ。
バルカ共和国の言語を巧みに操り、風習にも詳しかったこと、また、乗馬の経験があるということから考えると、乃木は幼い頃、バルカ共和国にて育った可能性も高いように思えます。
乃木憂助は役所広司に育てられた?
幼い頃、バルカ共和国の地で両親が武装勢力に殺害されてしまったことで一人になってしまった乃木は、ジャミーンと同じく役所さんに育てられたという可能性もあるのでは?
バルカ共和国の地で育ったため、現地の言葉も流暢で慣習にも詳しく、馬にも乗れる・・・そう考えることもできます。
役所さんの元で育ったならば、もしかすると、二宮さんとも一緒に育ったという可能性もあるのでは?
【追記】
こちらの記事では、乃木憂助が役所さんに育てられた可能性について記していきましたが、
もう一つの可能性として考えられるのは、乃木の生き別れた父親・林遣都さん=役所広司さんである可能性。
それについては、こちらの記事にて考察しています↓
【考察】「VIVANT(第1話)」二宮和也も乃木憂助も役所広司も「VIVANT」?
アル=ザイールに「お前がヴィヴァンか?」と問われた際も、野崎から切られた際も、「ヴィヴァン?」と知らないふうを装っていた乃木ですが、
スマホの中に「VIVAN」という名前を付けたフォルダが存在していることから、おそらく乃木は「VIVANT」について知っているだけでなく、乃木本人が「VIVANT」であると私は考察しています。
乃木のスマホの「VIVAN」のフォルダについては、こちらの記事にて詳しく考察しています↓
他にも、乃木には怪しい行動が沢山!!↓
テロ組織の幹部であるザイールが恐れていたことからも、「VIVANT」はテロ組織と相対する組織であり、
もし、乃木が「VIVANT」であるならば、幼い時の悲しい経験から、テロ組織を撲滅のために動いているのでは?と思えます。
「テロ撲滅」については、「この大地は悲しことばかり起こる」と言っていた役所さんも、役所さんのことを「父さん」と呼んでいた二宮さんも同じ志を持っているように思われますので、
もしかすると、乃木だけではなく、役所さんも二宮さんも「VIVANT」の一員であると考察できるのですが、果たして真相は?
まとめ
「VIVANT」第1話の最後、馬に乗って登場した二宮和也さんは、役所広司さんを「父さん」と呼び、現地の言葉を話していますが、実は日本人なのではないかと私は考察しています。
アディエルが「日本人には世話になっている」と言っていたこと、役所さんが「ジャミーンの面倒をみる」と言っていたことから、
アディエルとジャミーン父娘と役所さん、二宮さんは濃密な人間関係があったことがうかがえると同時に、
アディエルの指す”世話になっている日本人”は、ジャミーンの主治医・柚木薫だけでなく、(役所さんや)二宮さんのことも含まれる可能性が高いように思えます。
アディエル亡き後、ジャミーンについて「面倒をみる」としていることから、もしかすると、乃木のことも役所さんが育てたということも考えられますし、二宮さんと一緒に育った可能性もありそうです。
「VIVANT」はテロ組織の幹部であるザイールが恐れていたことからも、テロ組織と相対する組織であると思われ、
乃木と役所さん、二宮さんの3人は、「テロ組織撲滅」を目指す「VIVANT」である・・・そういう展開も予想されますが、果たして?
この先のストーリーも楽しみですね!
【追記1 】
「VIVANT」第5話視聴後、二宮さん演じる男性については、まだ乃木憂助との兄弟である可能性は捨てきれませんが、兄弟ではないのでは?と考えています。
詳しくは、こちらの記事に考察しています↓
【追記2】
物語が進むにつれ、乃木憂助の弟なのでは?と思われる場面が増えてきましたので、検証してみました↓
【追記3】
役名が判明しましたので名前の意味を調べてみました↓
他にもいろいろ考察しています↓