2024年の大河ドラマ「光る君へ」の光源氏を演じるのは誰なのかに大きな注目が集まっています。
「光る君へ」の主人公は紫式部(吉高由里子)。
光源氏は、紫式部の書き上げた長編小説「源氏物語」の主人公ゆえ、「光る君へ」の中でも登場するのでは?と誰が演じることになるのかに注目が集まっているのですが、登場しない可能性が高いようです。
以下、その理由と簡単なあらすじを紹介していきます。
2024大河ドラマ「光る君へ」光源氏役は誰?キャストとして登場しないと言われる理由!
2024年の大河ドラマ「光る君へ」の光源氏を演じるのは誰なのかに大きな注目が集まっています。
「光る君へ」の主人公は紫式部ゆえ、紫式部が描いた「源氏物語」の主人公である光源氏も登場するのでは?と注目されているのですが、
実は、「光る君へ」に光源氏は登場しないようです。
制作統括が言及
2023年12月11日に、NHK放送センターにて「光る君へ」の初回試写会が行われました。
その際の会見にて、「源氏物語はなんらかの演出で表現されるのか?」という質問に対し、制作統括の内田ゆきさんが以下のようにきっぱり断言されたそうです。
ここまできっぱりと断言されたということは、やはり光源氏はドラマの中には登場しないのでしょう。。。
大河ドラマは1年間かけて放送されるので、もしかすると、途中で脚本を書き換え登場させるという可能性もあるかもしれませんが、
キャストさんのスケジュールのこともありますし、制作統括の内田さんがここまではっきり仰っていることを考えると、今後登場する可能性は限りなくゼロに近いように思えます。
「光る君へ」は紫式部の人生を描いたもの
「光る君へ」の主人公は吉高由里子さん演じる紫式部。
「光る君へ」では、きらびやかな平安貴族の世界を描くとともに、その才能と努力で懸命に生き、藤原道長(柄本佑)を一途に愛した紫式部の一生が描かれるとのこと。
「光る君へ」はあくまで「紫式部の一生」を描いた物語であることから、紫式部の書いた「源氏物語」は”作品”にすぎず、「紫式部の一生」と内容がリンクするものではないため、
「劇中劇みたいなことは考えていません」という制作統括の内田さんのお言葉通り、「源氏物語」に登場する人物が「光る君へ」に実際の人物として登場することはなさそうです。
相関図に載っていない
「光る君へ」の相関図が発表されましたが、ここにも光源氏は登場していません。
後からサプライズで発表されるということも考えられなくはないですが、制作統括の内田さんが「“光源氏は誰だ”というご期待の声も届いていますが」と前置きしつつ、「源氏物語は描かない」と断言されている以上、
追加で光源氏役のキャストが発表されるとは考えにくいかと思われます。
2024大河ドラマ「光る君へ」のあらすじ
紫式部を主人公とした2024年の大河ドラマ「光る君へ」の大まかなあらすじは以下の通りです。
主人公はまひろ(紫式部)
10世紀後半、京で生まれたまひろ(紫式部)が主人公。
父である藤原為時(ふじわらのためとき・演:岸谷五朗)は漢学や和歌に秀でた文人の家系。
だが、下級貴族であるがゆえ、その暮らしぶりは豊かなものではありませんでした。
まひろに文学の素養を授けたのは父である為時でしたが、まひろの文学の素質は幼い頃から際立ったものがあり、弟への講義を横で聞くだけで、漢学も和歌も覚えてしまうほど。
運命の人は藤原道長
少女のまひろは、のちの最高権力者となる藤原道長(ふじわらのみちなが)と出会い、やがてお互いに惹かれていきます。
しかし、両家の家格の違いと、まひろの母・ちやは(国仲涼子)の死にまつわる秘密が二人の関係に影を落とします。
シングルマザーから宮中へ
道長がライバルを蹴落として権力を増大させる一方で、まひろ(演:吉高由里子)は父の赴任先である越前に。
道長への想いを断ち切り、まひろは京に戻って父・為時と職場の同僚であり、友人である藤原宣孝(ふじわらののぶたか・演:佐々木蔵之介)との結婚を決めます。
ですが、宣孝とは年の差があったことで、娘を授かったものの、1年ほどで夫・宣孝は亡くなってしまいます。
一方、道長(演:柄本佑)は天皇に娘を入内させ、いずれは天皇の祖父(外戚)となることをもくろんでいました。
天皇や道長たち貴族、そして后や姫たちの複雑な人間関係について聞き及んだことで、そのことを元にまひろは子育てのかたわら「源氏物語」を書き始めます。
まひろの書いた「源氏物語」の評判がまたたく間に広がったことで、道長から「娘に后としての教養を授ける女房として宮中に上がって欲しい」と強く誘われることに。
一人娘を育てるため宮中に上がったまひろは、宮仕えのかたわら、道長のバックアップを得て源氏物語を書き進めます。
まひろの書く「源氏物語」は、女性たちはもちろん、天皇までもが夢中になるのです。
物語の軸は道長との関係
まひろ(紫式部)が生涯心を寄せ、影響を与え合うパートナーとして描かれるのが藤原道長。
まひろと道長の関係性が「光る君へ」の物語の主軸となるようです。
制作統括の内田さん曰く、「まひろが権力争いの中で生きる藤原道長を見てどう思っていたのかが見どころの一つ」とのこと。
「愛人関係だったのでは?」とも言われる紫式部と藤原道長ですが、「光る君へ」では、2人の関係はどのように描かれるのでしょうか?
まとめ
2024年の大河ドラマ「光る君へ」の光源氏を演じるのは誰なのかに大きな注目が集まっています。
「光る君へ」の主人公は紫式部ゆえ、紫式部が描いた「源氏物語」の主人公である光源氏も登場するのでは?と注目されているのですが、
制作統括の内田ゆきさんが「“光源氏は誰だ”というご期待の声も届いていますが、源氏物語は描かないです。劇中劇みたいなことは考えていません。」と仰っていることから、「光る君へ」に光源氏は登場しないようです。
「光る君へ」は、まひろ(紫式部)と藤原道長の関係性が主軸の物語。
2人の関係性、まひろから見た権力争いの中で生きる藤原道長像に注目して見ていきたいですね!
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