「ペンディングトレイン」第5話が放送されました。
(※以下、ネタバレ含みますのでご注意ください。)
第5話において、杉本哲太さん演じるサラリーマン・田中弥一が、6号車のリーダーである萩原聖人さん演じるIT企業社長・山本俊介に対し、5号車の情報を流していました。
もしかすると、第3話にて、井之脇海さん演じる大学院生・加藤祥大が、6号車の乗客である西垣匠さん演じる加古川辰巳に腹部を刺されたのは、田中が山本に5号車の情報をリークしたからなのでは?
そんなふうにも考えられます。
以下、考察していきます!
目次
「ペンディングトレイン」ネタバレ考察!加古川が加藤を刺したことの言い訳は嘘!
第3話の最後、山田裕貴さん演じる美容師・萱島直哉と赤楚衛二さん演じる消防士・白浜優斗と共に出かけた際、何者かに腹部を刺されてしまった加藤。
5号車の乗客たちの必死の看病によって一命を取り留め、何とか大事には至らずに済みました。
加藤の腹部を刺した犯人は、6号車の乗客の加古川。
加藤を刺した時の心情は嘘!
第5話において、直哉に咎められた加古川は、「申し訳ありませんでした。敵なのか、味方なのか、未来人であったのかわからなくて・・・。」と、土下座して謝っていました。
ですが・・・
電車に乗っていて、いきなり荒廃した世界に”飛ばされた”・・・そんな状態で、6号車以外の人に出会ったなら・・・?
まずは、「何か情報を得たい」と真っ先に思うのでは?
「ここはどういう世界なのか」とか、「どこから来たのか」とか、「他に人はいるのか?」など、まずは聞くのではないのかと思います。
まずは話してみないと、「敵か味方か」なんてことは判断できませんし、まして未来人なら「どうしてこうなったのか?」など、何か情報を得ようとするのでは?
「いきなり刺す」などという選択肢は考えられないのでは?
「分からなかった」も嘘!
「敵なのか、味方なのか、未来人であったのかわからなくて・・・。」
そう加藤を刺してしまったことに対して言い訳をしていた加古川ですが、加古川は以前から5号車の乗客たちを見張っていました。
上白石萌歌さん演じる体育教師・畑野紗枝が毒のあるイヌホオズキの実を食べて苦しんでいた時にも近くにいたようですし、
5号車の乗客たちの夕食のスープに毒のあるイヌホオズキの実を入れられそうになったことがありましたが、その時も近くにいたようです。
詳しくはこちらの記事に書いています↓
よって、「敵か味方か、未来人かわからなかった。」という加古川の話は、やはり嘘。
車両があることで、同じように2023年から”飛ばされてきた”のだということはわかっていたはずです。
「ペンディングトレイン」ネタバレ考察!加古川が加藤を刺したのは田中のリーク!?
「ペンディングトレイン」第3話にて、紗枝がイヌホオズキの実を食べて倒れた際、直哉は田中の姿を見かけます。
ですが、第2話において、加古川の姿を見かけた時から加古川のことを見張っているようでしたので、
この時、おそらく田中は紗枝の姿を見ていたのではなく、紗枝のことを見ていた加古川を監視していたのだと思われます。
その後、5号車の乗客たちの夕食のスープに加古川がイヌホウズキの実を入れようとしていたのも、もしかすると見ていたのかもしれません。。。
5号車の乗客たちに危害を加えようとする加古川を見張っていたことで、田中は6号車の存在に気付き、5号車の情報をリークするようになったのでは?
第5話でも、5号車の情報と引き換えに食料をもらっていたね、田中さん。。。
1人で生きていくための知恵かもしれないけど、良くないねぇ。
6号車(山本)の狙いは5号車乗客みんなの命?
もし、5号車の乗客たちの食事の中に毒のあるイヌホオズキの実を入れたのが加古川なら・・・これは、5号車の乗客たち全員に危害を加えようとしているということになります。
そうなると、加古川、ひいては6号車のリーダーである山本の狙いは、5号車の乗客たち全員の命。
ですが、毒のあるイヌホオズキの実を入れようとして間違えて毒のないケシの実を入れたことで、5号車の乗客たちを排除するには至りませんでした。
もし、加古川が毒の実を入れようとしているのを田中が見ていたとしたら・・・?
「5号車の乗客たちの情報をリークすることで恩恵を受けよう」
そう考えるようになることも想像に難くありませんね。。。(”あの”田中さんですからw)
5号車の乗客たちの命は加藤にかかっている!
この荒廃した未来で生きていくためには、加藤の持っている”植物の知識”はとても大切なもの。
もし、加藤がいなくなってしまったら・・・5号車の乗客たちは食料を見つけることが困難になり、たちまち飢えてしまうでしょう。
6号車のリーダーである山本は、田中から「加藤に植物の知識が豊富なことで、5号車の乗客たちは食料を得て命をつなぐことができている」という情報を得たのでは?
そこで、加藤に危害を加え命を奪うことで、間接的に5号車の乗客たちの命を狙ったのでは?
そう考えることもできますね。。。
まとめ
「ペンディングトレイン」第5話にて、田中弥一が6号車のリーダーである山本俊介に5号車の情報と引き換えに食料を得ている場面が描かれていました。
第3話にて、加藤祥大が加古川辰巳に刺されるということがあり、刺した加古川は「敵か味方か未来人かわからなかったから」と言っていましたが、ずっと前から5号車の乗客のことを見張っていたことからも、嘘だと思われます。
田中から「加藤がいなくなれば、5号車の乗客たちがこの世界で生き抜くことは難しい」という情報を手に入れた山本が、加古川に命じて加藤の命を狙ったのでは?
そんなふうにも考察できますが・・・果たして?
田中弥一の行動からも目が離せませんね!
山本の狙いについての考察はこちら↓
他にもいろいろ考察しています!↓