第4話の終盤に6号車が登場したことで、波乱の予感しかしない「ペンディングトレイン」。
(※以下、ネタバレ含みます。ご注意下さい。)
5号車だけでなく、6号車も同じく未来にタイムワープしていた!という事実が発覚するとともに、対面した6号車の乗客たちからは、何やらただならぬ雰囲気が漂っています。。。
この6号車の存在に気が付いたのは、6号車の乗客の1人である小学生高学年くらいの子供が5号車の乗客たちが仕掛けた”くくり罠”に引っかかったことがきっかけでした。
この6号車の子供・将(まさる)が罠に引っかかったのは、もしかすると「うっかり引っかかってしまった」のではなく、「わざと引っかかって、5号車の乗客たちに危険を知らせてくれたのでは?」と感じられるのですが・・・どうなのでしょう?
以下、考察してみたいと思います。
目次
「ペンディングトレイン」ネタバレ考察!6号車の子供との遭遇
第4話にて、警備会社に勤めるサラリーマン田中弥一(杉本哲太)に教わりながら、くくり罠を仕掛けた5号車の乗客たち。
何かが罠にかかった時に音が鳴るようにしていた”鳴子”の鳴る音が聞こえたことで、白浜優斗(赤楚衛二)と畑野紗枝(上白石萌歌)が見に行くと、そこには左足に罠がかかった男の子がいました。
男の子は、2人の姿を見て一目散に逃げて行きました。
そして、川を渡ったところで振り向き、「お母さんを呼んでくるから、ここで待っていて。」と言い、2人が後からついてくることを強く拒んだのです。
男の子の「お母さんを呼んでくるから。」という言葉を信じ、優斗と紗枝はそのまま男の子が迎えに来てくれるのを待つことにしたのですが、一向に戻ってくる気配はなく、待つこと数時間。。。
男の子は戻って来てはくれたものの、「呼んで来る」と言っていたお母さんはおらず、迎えに来たのは男の子一人だけでした。
男の子の案内で進んで行くと、そこには6号車があり、萱島直哉(山田裕貴)と優斗、紗枝の3人は6号車の乗客たちと対面したのです。
「ペンディングトレイン」ネタバレ考察!怪しい6号車の面々
「ようこそ、5号車の皆さん」
そう言って、直哉ら3人を迎え入れる6号車のリーダー山本俊介(萩原聖人)。
「ようこそ」という言葉だけ聞くと、友好的な印象を受けますが、「待っていて。」と言った男の子が何時間も戻ってこなかったことを考えると、
直哉たち5号車の乗客たちを迎え入れるにあたって、何やら作戦会議をしていたのでは?と考えてしまいます。
6号車の中には加藤を刺した人物も!
「ようこそ」と直哉たちを迎え入れたリーダー山本の脇には、5号車の乗客である加藤(井之脇海)の腹部を刺した加古川辰巳(西垣匠)も。
第5話にて、加藤を刺したことを土下座して謝った加古川ですが、この言葉については信用できないかと思われます。
信用できない理由についてはこちらの記事をどうぞ↓
ガラの悪い男たちの姿も!
山本に案内されて、直哉ら3人が6号車の車内に入り、6号車の乗客たちに自己紹介すると、6号車の乗客の中には、初対面の紗枝に対し「は~たの!」とからかうように名前を呼んだ男もおり、6号車の車内は何やら治安の悪い様子。
第5話の最後には、この男を含む3人のガラの悪そうな男たちに紗枝は追いかけられることに。
リーダー・山本が怪しい!
一見友好的なように見える6号車のリーダー山本ですが、5号車の乗客たちが近くまで来ていることを知ってもすぐに迎え入れなかったことも不自然ですし、
加古川が以前から5号車の様子をうかがっていることからも、山本は5号車の存在にすでに気が付いていたはずなのに、「将くんから話を聞いて・・・もう一台車両がある、我々と同じように苦労している乗客の皆さんがいると知って・・・。」と、
罠にかかった男の子・将から話を聞いて初めて5号車の存在に気が付いたと、直哉たちに嘘をつきました。
第5話にて、田中から5号車の情報を聞き出していることからも、その言葉とは裏腹に山本に何か魂胆があるのは明白です。
また、それだけでなく、第5話の最後に紗枝と渡部玲奈(古川琴音)が地面に埋められた金髪の男性を見つけますが、
「ペンディングトレイン」公式ページの第6話の予告動画にて、6号車の車内に血痕があり、以下のような説明があることから、紗枝と玲奈が見つけた埋められた男性は、6号車の車内で何かトラブルがあり、それにより命を落としたのでは?と思われます。
一方紗枝を探して6号車へ辿り着いた直哉(山田裕貴)と優斗(赤楚衛二)は、乗り込んだ車内である衝撃的な光景を目撃し、山本(萩原聖人)を問い詰める。
すると山本は、タイムワープ当日に起こった“事件”について語り始めて…。
https://www.tbs.co.jp/p_train823_tbs/story/ep6.html
予告によると、タイムワープ当日に6号車に何があったのか、第6話に山本の口から明かされるようですが、これまで嘘をついていることから、山本が直哉たちに本当のことを話すかどうかは疑わしいです。
加藤の腹部を躊躇なく刺した加古川や3人のガラの悪い男たちを従えて、6号車の乗客たちを統率している山本。
”絶対的な力”を見せつけたことで、6号車の乗客たちを恐れさせている可能性もあるような気がします。
もしかすると、山本が車内にて男性に危害を加えたことを目の当たりにして、他の6号車の乗客たちは恐怖から山本に従っている・・・その可能性もありそうです。
「ペンディングトレイン」ネタバレ考察!6号車の子供はわざと罠にかかった?!
男の子の行動を見てみると、わざと罠にかかって5号車の乗客たちに6号車の存在を気付かせようとしたのでは?とも思えるのです。
以前から5号車の存在に気がつきながら、一切自分からは接触してくることはなかった山本ゆえ、5号車の乗客たちに対し、何か魂胆があると思われます。
山本の狙いについての考察はこちら↓
もし、山本が5号車の乗客たちの命を狙っていたとしたら・・・?
それを知った男の子は、危険を知らせるべく、わざと罠にかかって6号車の存在を知らせたのでは?そんなふうにも思えます。
「うっかり罠にかかって見つかってしまい、すぐ近くまで5号車の乗客が来ている。」
そう伝えれば、山本からも強く叱られることはないかと思いますし、自分の口から「山本たちに命を狙われている。」と直接伝えることはできなくても、
山本と対面することで、山本が5号車の乗客たちにとって危険な人物であることに気が付いてもらえるのでは?
そう思ったのではないかと、「来ないで。」「待っていて。」と言った時、そして、6号車の車内の男の子の眼差しから感じるのです。
川を渡ったところで「来ないで。」「待っていて。」と言った時も、6号車の車内で直哉たちのことを見ている時も、どちらも怯えたような表情ではなく、将はまっすぐ前を見据え、何か訴えかけるような表情をしていました。
もしかしたら、今後、6号車の車内で山本たちがしていた会話などを将が直哉や優斗に知らせ、5号車の乗客たちの危機を救う・・・そんな展開になるかもしれません。
まとめ
直哉たち5号車の乗客が6号車の存在に気が付いたのは、6号車の乗客の1人である小学生高学年くらいの子供・将が”くくり罠”に引っかかったことがきっかけでした。
6号車の乗客の加古川は以前から5号車の乗客たちの様子をうかがっており、5号車の存在には気が付いていたはず。
それなのに、「初めて5号車の存在に気が付いた」など、山本は直哉たちに対して虚偽の説明をしており、何か魂胆があることは明白。
5号車の乗客たちの命を狙っているのでは?と思われる場面もありました。
将は、6号車の車内で山本たちの会話を聞いたことで、正義感から5号車の乗客たちに危険を知らせようとわざと罠にひっかかり、直哉らに6号車の存在を知らせようとしたのでは?
もしかすると、この先、6号車の車内で山本たちがしていた会話などを直哉や優斗に知らせ、5号車の乗客たちの危機を救う・・・そんな展開になるかもしれないな。
私はそんなふうに考察しますが・・・果たしてこの先の展開は??
将くんが活躍してくれると嬉しいのですが。
他にもいろいろ考察しています!↓