「ペンディングトレイン」の第1話の最後の場面に登場した自販機補充員のおじさん。
ペットボトルの水やお茶と共に、このおじさんは乗客と同じくタイムワープしてきたようなのですが・・・
一体どこから来たのでしょうか?
もしかすると、この自販機補充員のおじさんのタイムワープは、乗客たちの元の世界への帰還のヒントなのかも?
以下に考察していきます。
目次
「ペンディングトレイン」考察!自販機補充員はどこから来た?
第1話の最後の場面、とろサーモン村田さん演じる駅員・小森に連れられてやってきた自販機補充員のおじさん。
「良かった~、人がいて。。。」
そう言いながら、車両の中に倒れこむように入ってきました。
そして、こうも言っていました。
「ずっと探してて・・・」
地震の際に連結部分から離れて無くなったのは、5号車と6号車。
登場人物たちが乗車していたのは5号車なので、じゃあ、このおじさんは6号車に乗ってたの?と思ってしまいそうですが、
「良かった~、人がいて。。。」
「ずっと探してて・・・」
その言葉を発するということは、駅員の小森に出会うまで、このおじさんは「一人だった」ということがうかがえます。
加えて、駅の自動販売機に飲み物を補充する際には大量のペットボトルを運ばないといけないため、そもそも電車に乗るなんてことはせず、車移動をするかと思いますので、
この自販機の補充員のおじさんは、「電車には乗っていなかった」のだと思われます。
第1話の駅のシーンにて、乗客たちが8時23分発の電車をホームで待っている際、杖をつきながら歩いてくる老人の奥に電話をかけながら自販機の前に立っているおじさんの姿が確認できます。
・・・ということは、
電車に乗車していないのに、タイムワープしたことになりますね。
補充しようとしていた飲み物と共に、30年後の未来へ飛ばされたことになります。
「ペンディングトレイン」考察!自販機補充員は誰に襲われた?
駅員・小森に連れられて5号車にやってきた自販機補充員のおじさんは、こうも言っていました。
「水やお茶がカートごと誰かに盗まれた。」
この言葉だけを聞くと、水やお茶を持っていることで、それを盗む目的で誰かがおじさんを襲ったのでは?と思ってしまいますが、
第1話にて山田裕貴さん演じる美容師・萱島直哉が歩き回っていた際、木の根元にカートと飲み物があるのを見つけています。
水や飲み物の状態から、それは「盗んだものを置いている」とは言い難く、「放り投げられた」ような状態でしたので、これは「誰かに盗まれた」のではなく、おじさんと共に2023年から「飛んできた」のでしょう。
一緒に「飛んできた」ものの、少し離れたところに”着地”してしまったことで、
まさかタイムワープしてきたなどとは思っていないおじさんは、自分の手元にあるはずの飲み物がなくなっていたことで「カートごと誰かに盗まれた」と思ったのだと思われます。
「ペンディングトレイン」考察!自販機補充員は何故タイムワープした?
これが、最大の謎なのです!
電車は8時23分に駅を出発し、それから少し経ってトンネルに入ったところでタイムワープしました。
この自販機補充員のおじさんは、電車に乗っていないとすると、その時駅にいたはず。
タイムワープした電車とは距離があったはずなのに、どうして電車に乗っていた人たちと同じようにタイムワープしたのでしょうか・・・?
私は、その時のおじさんの行動にヒントがあるように思うのです。
駅でのシーンで、おじさんは電話をかけていました。
駅のホームにたくさん人がいて、スマートフォンを見ている人も多いですが、電話をかけているのはこのおじさんだけ。
その「電話をかけていた」という行動がタイムワープに関係してくるのでは?
そんな気がするのです。
「ペンディングトレイン」考察!自販機補充員のタイムワープは帰還へのヒント?
おじさんの「電話をかけていた」という行動がタイムワープに関係しているのだとすると、乗客たちが元の世界に戻るため、再びタイムワープするには電話が必要になるかと思います。
第2話にて、乗客たちのスマホはすべて充電が切れて使えない状態になってしまいました・・・。
でも、一つだけ使える状態であるかもしれないスマホがありますよね?
そう!萱島直哉のスマホです!
第1話にて、直哉は崖から落ちそうになり、優斗と紗枝に助けられ事なきを得ましたが、持っていたスマホを崖の下に落としてしまいました。
使わなくても徐々にバッテリーは減ってはいきますが、数日たってもまだわずかに残っている可能性もありますよね?
もしかすると、この崖の下に落ちた直哉のスマホをどうにか拾い上げ、元の世界に戻るために使うのでは?
そんな気もしています。
そして、電話で過去と交信できる可能性も?!↓
まとめ
「ペンディングトレイン」の第1話の最後の場面に登場した自販機補充員のおじさんの謎について考察してみました。
「良かった~、人がいて」
その言葉から、この自販機補充員のおじさんは1人だけでタイムワープしてきたと考えられます。
また、自販機に飲み物を補充する際に電車で移動するとは考えにくいため、おじさんは電車には乗っておらず、作業中に駅のホームから一人だけタイムワープしてきたのだと思われます。
駅のホームで電話をしていたことから、もしかするとこの「電話をする」という行動がタイムワープに繋がった可能性も。
もしそうなら、崖の下に落としてしまった直哉のスマホが元の世界に戻るために必要になってくることも考えられますが・・・
「ペンディングトレイン」は、まだまだ分からないことだらけですね。
当たっていない可能性も大いにありますが・・・笑
引き続き、考察していきますので、またお読み頂けると嬉しいです!
これまでの考察記事はこちら↓