「大奥」一橋治済(仲間由紀恵)の最後はどうなるのか、
サイコパスな行動とその死因について、原作漫画の内容をネタバレ調査してみました。
(以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。)
青沼、平賀源内、田沼意次の最期については、こちらの記事にまとめてあります↓
「大奥」治済の最後はどうなる?死因をネタバレ!
NHK「大奥」にてサイコパスっぷりが話題の一橋治済(仲間由紀恵)の最後はどのようなものになるのか、死因について、原作漫画の内容をネタバレ調査してみました。
結論から言うと、治済は毒を盛られ全身不随となりますが、そこから16年間生き延び、最後は77歳で息を引き取ります。
よって、毒を盛られはするものの、それが直接的な死因ではなく、77歳という年齢を考えると寝たきりとはなりながらも天寿を全うしたように思えます。
毒を盛られる
田沼意次(松下奈緒)を失脚させると共に、自身の息子である家斉(中村蒼)を将軍職に就かせた治済は、自らが政の実権を握ります。
家斉には側室を何人も与え、次々と子どもを作るようにと促し、50人以上の子供が生まれます。
ですが、自身の孫である家斉の子どもたちを、治済は「退屈だから」という理由で次々と毒殺していくのです。。。
殺された子どもの母である家斉の正室・茂姫(蓮佛美沙子)と家斉の側室・お志賀の方(佐津川愛美)は、治済によって我が子が殺されたことを確信すると、
治済の前では険悪な関係であると装いつつも裏で手を組み、治済に毒を盛り、治済を亡き者にしようと企てます。
お匙に助けられる
お菓子に少量の毒を混ぜることで、治済は少しずつ毒を摂取させられていたのですが、
ある日、治済に黙って家斉が黒木(玉置玲央)に会い、赤面疱瘡撲滅のために動いていることを知ったことで、治済は自らの息子・家斉を殺害しようと計画。
そのことを知った家斉の側室・お志賀の方は、家斉を殺害させまいといつも入れる何倍もの毒を治済に摂取させるのです。
その時、大量の毒を摂取したことで治済は意識を失います。
倒れた母・治済の姿を見た家斉は、自らを殺害しようとしていた母ではありますが、「お匙を呼んで来るように」と言い、
お匙に治済の治療にあたらせ、その結果、治済は一命を取り留めました。
ちなみに、治済が口にするものの毒見役だったお志賀の方は、これまでずっと毒見をしてきたことで死亡してしまいます。
全身不随に
一命を取り留めた治済ではありましたが、その後は起き上がることもできなければ会話をすることもできない状態になってしまいました。
そしてその後、そのまま16年間生きながらえたのです。
はっきりした死因については書かれていませんでしたので、特にこれと言った病気になることもなく、床に臥せった状態ではあったものの、治済は天寿を全うしたということなのでしょう。
「大奥」一橋治済のサイコパスな行動まとめ
「大奥」では、その数々の振る舞いから「サイコパス」と言われる一橋治済。
どんな理由から「サイコパス」だと言われるのでしょうか?
治済のサイコパスな行動についてまとめてみました。
母や姉を殺す
治済の母は、8代将軍徳川吉宗の娘・家尹(むねただ)の娘なのですが、治済は自らの母である家尹を毒害しています。
また、姉である治之に関しても井戸に落として殺害。
これにより、治済は一橋家の当主となるのです。
田沼意次・平賀源内・青沼を排除
赤面疱瘡の撲滅のため研究を重ね、弱毒性の赤面疱瘡を故意に遷すことで強毒性の赤面疱瘡に罹患することを防ぐ人痘法に辿り着き、これを成功させた青沼たち。
今でいうワクチン接種を治済は息子・家斉に受けさせるのですが、この人痘法を受ける男子の数が増えることで赤面疱瘡の流行が終わってしまえば、息子である家斉の他にも有能な将軍候補が出てきてしまうため、
自らが将軍の母となり、実権を握ることを望んだ治済は、それを防ごうと、赤面疱瘡撲滅のために動いている田沼意次や平賀源内、青沼の排除に動きました。
田沼意次を失脚させ、青沼を打首に、そして平賀源内に対しては梅毒に罹患している男に襲わせることで梅毒をうつさせ、結果命を奪ってしまうのです。
家斉の子を間引く(殺害する)
自身の息子・家斉を将軍にした治済は、家斉には政治に口を出させることなく、自らが実権を握ります。
一方、息子・家斉には多くの側室をあてがい、たくさんの子を作るように促します。
家斉は50人以上の子に恵まれるのですが、治済は自らの孫である子どもたちを次々と間引いて(殺害して)いくのです。
その理由は、驚くべきことに「退屈だから」。
結果、このことが引き金となり、家斉の正室・茂姫と側室・お志賀の方によって毒を盛られることとなりました。
松平定信を失脚させる
治済は「大御所になりたい」と自らの従兄である松平定信(安達祐実)に直談判するのですが、定信はこれに反対します。
すると、このことが気に入らなかった治済は、定信のことを罷免します。
武女(佐藤江梨子)の殺害
幼少の頃に行き倒れていたところを治済に拾われ、小姓の1人となった武女(佐藤江梨子)。
家斉が幼い頃、鯉の餌をやろうとしていた際に転んでしまったことで、治済は「面倒を見ていた武女が悪い」とし、家斉を転ばせてしまった罪を償うため「毒入りのお茶を飲め」と迫ります。
武女は毒入り茶を飲み、血を吐いて倒れながらも、畳を血で汚してしまったことを謝るのです。
毒入りのお茶を飲みながらも生きながらえた武女は、治済の命により、その後も徳川家治に毒を盛り続けて死に至らしめるとともに、
家斉が将軍になるのに邪魔な存在である徳川御三家の清水家・田安家対しても同じようなことを繰り返し暗殺。
そして、家斉が将軍になったことで武女も大奥総取締役となるのですが、武女のことを気遣い「隠居させてやりたい」という家斉に対し、治済は賛成するそぶりを見せるものの、
武女に対しては大奥を離れることを良しとせず、今まで武女が行ってきた悪行を引き合いに出し、「公になればそなたは何回も打首獄門」と脅すのです。
治済の言葉に対し、「尼寺に入って一生を終えるつもりだ」として暇を取らせてもらえるように懇願する武女。
すると治済は、またもや武女に毒入りのお茶を差し出し、「飲んで生きていれば望みをかなえてやる」と言うのです。
武女は出された毒入りのお茶を飲んで亡くなってしまうのですが、今度は袂で口を多い、血を吐いて畳を汚してしまわないように配慮しながら息を引き取ります。
息子・家斉を殺害しようとする
治済は、青沼らと共に赤面疱瘡撲滅のための研究をしていた黒木を追放しましたが、その後、息子である家斉は密かに黒木らと秘密裏に接触し、赤面疱瘡の研究を再開。
そのことを知った治済は、自らの子である家斉をも殺害しようと企てます。
まとめ
「大奥」治済の最後はどのようなものになるのか、
サイコパスな行動と死因について、原作漫画の内容をネタバレ調査してみました。
治済は、退屈しのぎに自らの孫でもある家斉の子どもたちを次々に殺害していました。
治済によって自らの子を殺害されたと確信した家斉の正室・茂姫と家斉の側室・お志賀の方は、2人で共謀して少しずつお菓子に毒を盛り治済を殺害しようと計画します。
家斉のことをも殺害しようとしていることが分かったことで、2人はいつもの何倍もの毒を盛り、治済殺害を企てますが、治済は死に至ることはなく全身不随に。
その後、立つことも話すこともできないまま16年間生きながらえ、治済は77歳でその生涯を閉じました。
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