「ペンディングトレイン」第3話が放送されました!
第3話の気になるところについて考察していきます。(※以下、ネタバレ含みますのでご注意ください。)
第3話では、5号車の乗客たちの夕食のスープの中に毒が入れられるという事件がありましたね。
結果的に毒ではなかったことで事なきを得ましたが・・・
「毒を入れたのは田中ではないか?」と田中弥一(杉本哲太)が疑われていましたが、本当に毒を入れたのは田中だったのでしょうか?
私は、田中ではなく、6号車に乗車していた北千住駅前で起きた殺傷事件の犯人と思しき男ではないかと思うのです。
以下、考察していきます。
第3話において、加藤を刺した人物についての考察はこちら↓
目次
「ペンディングトレイン」第3話考察!毒はイヌホオズキの実!
第2話で水をどうやって得るかという問題が解決したのですが、第3話では、食料についての問題をどうにか解決しようと乗客たちが奔走する姿が描かれていました。
井之脇海さん演じる大学院生・加藤祥大の持つ植物の知識を活かして、森の中に食料となるものを探しに行き、「ムクの木の実」を発見しました。
紗枝がムクの実と間違えて食べて倒れる
古川琴音さん演じるネイリスト・渡部玲奈の差し出したムクの実を口にした、上白石萌歌さん演じる体育教師・畑野紗枝が突然苦しみ始めます。
ムクの実だと思い、紗枝が口にした木の実は、実は「ムクの実」ではなく、”ソラニン”という毒が入っている「イヌホウズキの実」だったのです。
幸い、その場に駆け付けた赤楚衛二さん演じる消防士・白浜優斗の応急処置によって、大事には至りませんでした。
紗枝が倒れるのを見ていた田中
山田裕貴さん演じる美容師・萱島直哉は、食事に出されたスープの中に、昼間、紗枝が食べて倒れたたイヌホウズキの実が入っているを発見しました。
ですが、実際にスープの中に入れられていたのは、毒のあるイヌホウズキの実ではなく、食べることのできるムクの実だったことで事なきを得たのですが・・・
イヌホウズキの実を食べて苦しみ出した紗枝の姿を見ていた田中の姿を目撃していたことから、
田中が毒であるイヌホウズキの実をスープの中に混入しようとしたのではないか?と直哉は疑い、「あいつは俺たちを殺そうとした!」と言い放ちます。
調理過程で入れたものではなかったため、誰かが故意に入れたことは確実なようですが、
田中、もしくは5号車の乗客の誰かが自分以外の者に危害を加えようとしてイヌホウズキの実を入れようとしたものの、間違えてムクの実を入れてしまったのか、
はたまた、優斗の言うように「田中が5号車の乗客たちの仲間に戻りたくて、みんなを喜ばせようとして食べられるムクの実を入れた」のか・・・
今は全くわからない状態ですが、私はどちらでもないと思うのです。
以下に考察していきます。
「ペンディングトレイン」第3話考察!毒を入れたのは田中?
「毒となるイヌホウズキの実をスープの中に入れたのは田中ではないか?」と直哉は疑っています。
もちろん、「紗枝がイヌホウズキの実を口に入れたことで倒れた」ということを知っていることも、田中を疑う理由の一つだと思うのですが、
それ以前に、直哉が大切にしていた仕事道具を田中に勝手に持ち出されてなくされたことも、田中に対する不信感につながっているのだと思われます。
そもそも、田中が5号車の人のことを毒殺したとして・・・何か得をすることがあるでしょうか?
直哉に「出て行け!」と言われたことで、多少の恨みはあるかもしれませんが、それでみんなの命を狙う・・・なんていうところまで考えが飛躍するとは思えません。
また、暗かったとはいえ、あの場に田中が現れたら・・・「あ、田中さん来たの?」ってなりますよね?
また、5号車の乗客たちはこの困難を乗り越えようと一致団結したところなので、5号車の中に毒を入れようとした人物がいるとも考えにくいかと思います。
「ペンディングトレイン」第3話考察!毒を入れたのは田中ではなく6号車のあの男!?
誰かがスープの中にイヌホウズキの実を入れ、5号車の乗客たちを殺そうとした・・・
それは田中ではないか?
そう考えた直哉は、田中を探しに行こうとしますが、「冷静になれない奴が行くな」と優斗に止められ、代わりに優斗が田中を探しに行きました。
「田中さーん!、田中さーん!」そう名前を呼びながら、田中を探しに行った優斗の視線の先に人影があったのですが、
その人影を見た優斗は、先程までの「田中さん!」と呼びかけるようない方ではなく、
「田中さん?」と語尾を上げて尋ねるような言い方に。
一瞬、優斗の見た人影も映し出されたのですが、それは田中の後ろ姿ではなく、別人の後ろ姿のように見えました。
帽子をかぶっていて、首元には白っぽいフードのようなもの・・・そして黒い帽子をかぶっており、ちらりと金髪が覗いているような・・・。
この特徴は・・・そう!6号車に乗っていたと思われる北千住の殺傷事件の犯人の服装と一致します。
5号車の乗客たちが夕食を摂る時間にこの殺傷事件の犯人と思われる男が近くにいたのだとすると・・・
もしかしたら、スープの中にイヌホウズキの実を入れようとしたのも、この男なのかもしれません。
「ペンディングトレイン」第3話考察!田中は6号車の犯人を見張っている!?
第2話の最後、田中が用を足している時に背後に現れた北千住駅の殺傷事件の犯人と特徴が一致する男。
第3話の冒頭シーンは、田中がこの男を追っているシーンから始まりました。
紗枝がイヌホウズキの実を食べてしまって倒れた際、それを田中が見ていたのですが、もしかすると、その場面を見ていたのは田中だけではなく、この犯人も見ていたのかもしれません。
田中は、この犯人を見張っているからこそ、その場に偶然出くわしたという可能性も。
また、第3話のラストには、加藤がこの犯人と特徴が一致する人物に刃物で刺されるシーンがありましたが、その時にも田中はその場面を目撃していました。
(個人的には、このネクタイにさした花がツボですw)
田中は、この謎の人物を常に見張っているのでは?
そんなふうに思えるのです。
よって、田中だけではなく、紗枝が倒れた場面をこの北千住殺傷事件の犯人だと思われる男も見ており、5号車の乗客たちに危害を加えるため、食事にイヌホウズキの実を混入しようとしたのではないか?と私は予想します。
まとめ
「ペンディングトレイン」第3話にて、スープの中に毒であるイヌホウズキの実を入れられるという事件が起こりました。
毒を混入させようとしたのは田中ではないか?と直哉は疑っていますが、優斗が田中を探しに行った際に見かけた後ろ姿から、
毒を入れようとしたのは、6号車に乗車していたと思われる北千住駅近くで起こった殺傷事件の犯人の特徴と一致した男ではないかと私は考察します。
イヌホオズキの実を誤って食べたことで紗枝が倒れた場面にも、加藤がこの殺傷事件の犯人と思しき男に刺された場面にも田中がいましたが、
これは、おそらく田中がその殺傷事件の犯人と思しき男を見張っているからなのでは?
そんなふうに思えるのですが・・・真相はいかに?
第4話が楽しみですね!
他にもいろいろ考察しています↓