「ペンディングトレイン」第4話は、今まで消息が不明だった6号車、そしてその車両に乗っていた乗客たちの出現で幕を閉じました。
中でも、萩原聖人さん演じるIT企業社長・山本俊介の登場は、その笑顔の不気味さから、6号車の乗客たちとの関係において波乱の展開になることが予見されます。。。
第5話の予告によると、山本は「元の世界に戻る方法を知っている」とし、「元の世界に戻るために協力し合いたい」と5号車の乗客たちに申し出るようなのですが、これをそのまま鵜呑みにするのはいささか危険であるように思います。
そこで、この萩原聖人さん演じるIT企業社長・山本俊介の狙いは何なのか、考察してみました。
目次
「ペンディングトレイン」第4話ネタバレ考察!5号車の乗客たちを監視していた?
赤楚衛二さん演じる消防士・白浜優斗、上白石萌歌さん演じる体育教師・畑野紗枝、山田裕貴さん演じる美容師・萱島直哉の3人が6号車の乗客たちと対面するきっかけとなったのは、
6号車の乗客であると思われる小学生の男の子が、5号車の乗客たちが仕掛けた罠にかかったこと。
足にかかった罠を自分でほどいた男の子は、6号車の場所まで走って逃げて行ったのですが、そこまでは結構な距離がありました。
たまたま出歩いていて・・・という可能性も否定はできませんが、もしかするとこの男の子は、6号車の大人たちの会話から5号車の存在を知り、5号車の乗客たちのことを見に来たのかもしれません。
6号車の乗客たちは、以前から5号車の乗客たちの存在に気が付いていました。
杉本哲太さん演じるサラリーマン・田中弥一が直哉の美容師バッグを盗む場面がありましたが、盗んだ理由は「怪しい男を見たから、護身用に持ち出した」ということでした。
その”怪しい男”とは、6号車の乗客のメンバーである西垣匠さん演じる加古川辰巳。
加古川は、以前紗枝が誤って毒のあるイヌホオズキの実を食べてしまったことがありましたが、その場面を見ていたと思われ、
また、5号車の乗客たちが食べていた夕食のスープの中に、毒のあるイヌホオズキの実を入れられそうになったことがありましたが、その時も5号車の近くにいたとみられます。
そして、井之脇海さん演じる大学院生・加藤祥大の腹部を刺したのも、おそらくこの加古川。
詳しくは、こちらの記事をどうぞ↓
この加古川という男は、以前から5号車の周りに出没しており、その行動から、おそらく5号車の乗客たちを監視していたのでは?と思えるのです。
第3話にて、加藤が腹部を刃物で刺されましたが、それについても、5号車の乗客たちの命を狙い、加藤を襲ったのだと考察しています。そのことについては、こちらの記事に詳しく考察しています↓
加古川は、自分の存在が5号車の乗客たちに知られないよう、逃げ回っています。(田中には見つかって追い回されていますが笑)
今回、男の子が罠に引っかかることがなければ、5号車の乗客の前に6号車の乗客たちが姿を現すことはなかったのでは?と思えます。
それゆえ、男の子は優斗や紗枝が付いてくることを強く拒み、「来ないで!」と言ったのでしょう。
おそらく、そのまま優斗や紗枝を6号車のところまで連れて行くと、山本たちに叱られると思ったのでは?
男の子が罠にかかったことに関して、これは「5号車の乗客たちに危険を知らせるため、わざと罠にかかった」のだと考察しています。このことについては、こちらの記事にて詳しく書いています↓
「ペンディングトレイン」第4話ネタバレ考察!山本(萩原聖人)の狙いは5号車車両?
第5話の予告によると、山本は「元の世界に戻る方法を知っている」とし、「元の世界に戻るために協力し合いたい」と5号車の乗客たちに申し出るようなのですが、
「協力し合いたい」と本心から思っているのであれば、5号車の存在に気が付いた時にすぐにそう言いに来るのでは?
6号車の存在がバレそうになったことで、取り繕ってそう言っているのでは?
そんな気がします。。。
狙いは5号車の車両?
調理場やトイレに風呂、そして個室まで整えられた充実の暮らしぶりだという6号車ですが、6号車にはない何かが5号車にあることで、山本たちはそれを奪い取ろうと企てているようにも思えます。
5号車にあって、6号車にないもの・・・
そう考えると、、、全くの予想ではありますが、それは、5号車の車両のように思えます。
6号車は岩肌(?)の上、高いところにあるのに対し、5号車は少し脱線しているかもしれませんが、線路上にあってトンネルの入り口にあります。
トンネルや線路がタイムワープの際に何らかの役割を果たしていたとすると、元の世界に帰るには岩肌の上にある6号車の車両では不可能なのかもしれません。
そこで、元の世界に帰りたいがために、5号車の車両を狙っていたのでは?
そんなふうにも思えるのです。
1つの車両だけでは5号車6号車両方の乗客たちが一度に現代へ帰ることができないため、自分たちだけが戻ろうと考え、5号車の乗客たちから車両を奪おうとしているのでは?
そう考えると、5号車の乗客の夕食のスープの中に毒のある実を混入したのも、5号車の乗客全員を亡き者とし、車両を手に入れようとしていた・・・そう考えることもできますね。。。
毒の実事件については、こちらの記事をどうぞ↓
まとめ
「ペンディングトレイン」第4話は、今まで消息が不明だった6号車、そしてその車両に乗っていた乗客たちの出現で幕を閉じました。
第5話の予告では、萩原聖人さん演じるIT企業社長・山本俊介は「元の世界に戻る方法を知っている」とし、「元の世界に戻るために協力し合いたい」と5号車の乗客たちに申し出るようなのですが、
加古川の行動から考えると、山本をはじめ、6号車の乗客たちは以前から5号車の乗客たちの存在に気が付いていたようです。
それなのに、直哉らに見つかるまで接触してこなかったのは、やはり何か魂胆があると思われます。
元の世界に戻るため、タイムワープに必要な線路やトンネルが近くにある5号車の車両を狙っているのでは?
私は、そんなふうに考察していますが・・・真相はいかに?
第5話も待ち遠しいですね!
他にもいろいろ考察しています↓