「ペンディングトレイン」第5話において、6号車のリーダーである萩原聖人さん演じるIT企業社長・山本俊介が「元の世界に戻る方法を知っている」として、
「元の世界に戻るために協力し合いたい」と5号車の乗客たちに申し出るようなのですが、、、
果たして、山本は本当に元の世界に戻る方法を知っているのでしょうか?
私は、もしかすると5号車の乗客たちを利用するための嘘なのでは?と思うのです。
第5話の内容を先取り考察してみました。
目次
「ペンディングトレイン」第5話考察!山本が現代に戻る方法を知っているのは嘘!?
「元の世界に戻る方法を知っている」とのことですが、、どうしても怪しく感じてしまいます。
何故そう思うのか、以下に考察していきます。
ずっと見張っていた?
「はじめまして、5号車の皆さん。」
そう言って、山本は山田裕貴さん演じる美容師・萱島直哉と赤楚衛二さん演じる消防士・白浜優斗、上白石萌歌さん演じる体育教師・畑野紗枝の前に現れました。
自分たちの他に人がいることを知らなかった直哉らは山本たちの存在を知り驚きますが、山本ら6号車の乗客たちは直哉たち5号車の乗客の存在を知っていました。
これまでにも、5号車付近には6号車の乗客である西垣匠さん演じる加古川辰巳が姿を現しており、なんだか5号車の乗客たちのことを”見張っている”ようにも見えました。
6号車の乗客たちが直哉らの目の前に現れた際の登場の仕方から見ても、山本が圧倒的な支配力を持っており、ウエンツ瑛士さん演じる工務店勤務・植村憲正と加古川は、山本に従っていることが見て取れます。
よって、加古川が5号車の乗客たちを見張っていたのは、山本からの指示だった可能性も?
突然、荒廃した30年後だと思われる世界に”飛ばされて”しまったら・・・
「元の世界に帰れる方法を知っている」のであれば、一日も早く帰ろうとするはずです。
5号車の協力が必要ならば、ずっと見張るようなことをせず、すぐに「協力して元の世界に戻ろう」と接触しに来るのでは?
どうしても「今更感」が否めないため、山本の「元の世界に戻る方法を知っている」という言葉にも裏があるような気がしてしまいます。
「元の世界に戻る方法を知っている」と言えば、「元の世界に戻りたい」と思っている5号車の乗客たちよりも優位に立てる。
そう考えているのでは?という気がするのです。
作戦会議をしていた?
直哉らが6号車の乗客たちに接触するきっかけとなったのは、小学校高学年くらいの男の子に出会ったから。
5号車の乗客が仕掛けた罠にかかった男の子を見つけ、追いかけてきたことで6号車と乗客たちの存在に気が付きました。
ですが、すぐに6号車のある場所に辿り着けたわけではなく、川のところで男の子に「来ないで。ちょっと待ってて。」と言われ、
高いところにあった太陽がすっかり沈んで暗くなるまで待たされたのです。
なぜそんなに待たせる必要があったのでしょうか?
おそらく、これは「作戦会議」のようなことをしていたのでは?
そんな気がしています。
本当に心から「協力して元の世界に戻りたい」と考えているのであれば、待たせる必要などないと思うのです。
これも、自分たちに優位に話を進めるため、どのように交渉するか策を練っていたのでは?と思われます。
もしかすると、「元の世界に帰れる方法を知っている」という話をすることも、この時に考えられた作戦(?)なのかもしれません。
山本の”狙い”についての考察はこちらの記事をどうぞ!↓
以上のことから、私は山本が「元の世界に帰れる方法を知っている」というのは、自分たちが5号車の乗客たちよりも優位に立つための嘘では?と考えます。
優斗は山本を信用するのか?
その登場の仕方から、怪しげな雰囲気が満載の萩原聖人さん演じる山本俊介。
「信用しないと助からない」と第1話から言っていた優斗ですが、果たして山本のことは信用するのでしょうか?
「疑わないと助からない」という考え方の直哉は、簡単に山本の言葉を信用しないでしょうが、その時、優斗はどう振舞うのか?
これまでは、5号車の乗客同士、「疑う」ではなく「信用」することで関係を築き上手くやってこれましたが、今回、山本をはじめ6号車の乗客たちに出会ったことで、
「疑う」ということに焦点があてられる場面が出てくるのでは?と思っています。
おそらく、最終的には山本とも協力し、一緒に元の世界に戻ることになるのでは?と思っていますが、「元の世界に帰れる方法を知っている」と言う山本に対し、
5号車のリーダー的存在である優斗はどのような態度で接していくのか、優斗の心、考え方の変化にも注目していきたいですね。
まとめ
「ペンディングトレイン」第5話の予告動画によると、6号車のリーダーである萩原聖人さん演じるIT企業社長・山本俊介は、「元の世界に戻る方法を知っている」として、「元の世界に戻るために協力し合いたい」と5号車の乗客たちに申し出るようなのですが、
その言葉は本当なのかについて考察してみました。
・5号車の乗客たちをずっと見張っていた
・男の子が「待っていて」と言ってから迎えに行くまでに長い時間が経過している
以上のことから、山本の「元の世界に戻る方法を知っている」という言葉は、5号車の乗客よりも優位な立場に立つための嘘のように感じられます。
これまで、「信用しないと助からない」としてきた優斗ですが、山本のことは信用するのでしょうか?
第5話では、優斗の心、考え方の変化にも注目していきたいところです。
他にもいろいろ考察しています↓