「ペンディングトレイン」は、畑野紗枝(上白石萌歌)が生後間もないと思われる赤ちゃんを抱きかかえ、駅のホームを走っている場面から始まりました。
1話が放送された当初から、この赤ちゃんは誰の子なのか?と話題になっており、こちらのブログにおいては、母親は佐藤小春(片岡凛)なのでは?と考察してきましたが、
7話の物語の流れを見ると、この赤ちゃんは小春ではなく紗枝の子である可能性が高くなったように思えます。
そして、このシーンの日付は2026年12月9日であり、この赤ちゃんは紗枝と直哉(山田裕貴)との間に生まれた赤ちゃんなのではないか?と予想(考察)します。
以下、詳しく考察していきます!
(※ネタバレ含みますので、ご注意下さい。)
目次
「ペンディングトレイン」最終回ネタバレ考察!赤ちゃんの母親は小春ではなく紗枝!?
「ペンディングトレイン」1話にて、紗枝は生後それほど経っていないと思われる赤ちゃんを大事そうに抱えて駅のホームを走っていました。
紗枝は独身ゆえ、この赤ちゃんは一体誰の子なのか?と話題になりましたが、私は、大きく以下の3つの理由から、当初この赤ちゃんの母親は小春なのでは?と考察していました。
①紗枝の見た目が電車に乗って未来にタイムワープしまった2023年春の時点とそれほど変わりがないため、現代に戻って来てそれほど時間が経っていないように思えること
②「ペンディングトレイン」公式ページの相関図にて、小春の紹介欄に「(幼馴染で恋人の)和真も知らない秘密をかくしていて・・・」と書かれてあるため、この「秘密」が妊娠である可能性が高い。
③タイムワープしてしまった春の時点で妊娠初期だとすると、小春の出産時期は秋から初冬にかけてだと思われるため、赤ちゃんの月齢と時期的に一致すること
赤ちゃんの母親を小春ではないか?と考察した理由についての詳細は、こちらの記事に詳しく書いています↓
また、詳しくはこちらの考察記事をお読み頂きたいのですが↓、
第6話終了時点で、未来で小春の出産したこの赤ちゃんを紗枝が連れて現代に帰ることで、
「2026年に隕石が衝突して世界が荒廃する」ということを現代の人たちに信じさせることができ、そして、そのことで人類滅亡を阻止するという物語の展開になるのでは?と考察していたのですが・・・
第7話の最後に、トンネル内に突如としてワームホールが出現しました。
そうなると、、、おそらく、小春の出産まで乗客たちが未来に留まるということは考えにくく、次の第8話にて乗客たちは現代に帰還するという展開になりそうです。
小春が赤ちゃんをおなかに宿したまま現代に戻るのであれば、1話に登場したあの赤ちゃんは、小春の産んだ赤ちゃんである必要はなくなりますので、あの赤ちゃんは紗枝の子であり、
あの1話最初のシーンは2023年の冬ではなく、もう少し先の未来の冬なのでは?と考えます。
私は、あの場面は、2026年12月9日ではないのか?と思うのです。
以下、その理由を説明していきます。
「ペンディングトレイン」ネタバレ考察!赤ちゃんは紗枝の子でこの日は2026年12月9日!?
1話の最初の場面で、生まれて間もない赤ちゃんを大事そうに抱えて駅のホームを走っている紗枝ですが、左手には大きいキャリーバッグを引いています。
赤ちゃんも一緒だと荷物が増えがちではありますが、「ちょっとそこまで行く」という荷物の量ではありません。
もしかしたら、この日は「隕石衝突の日」であり、紗枝は赤ちゃんを連れて「避難」しているのかもしれないなと思うのです。
また、「避難」でないなら、「実家に帰省」の可能性も?
隕石衝突は2026年12月9日
6号車のリーダー山本俊介(萩原聖人)が船の中で発見した手帳には、隕石が衝突したのは2026年12月9日であることが書かれてありました。
12月なので、コートを着てマフラーを巻いている紗枝の服装とも季節が一致します。
未来から現代に戻った乗客たちは、何とか隕石の衝突を食い止めようとしますが、「無事に隕石衝突を回避することができたかどうか」は、当日になってみなければわからないため、
紗枝は、念のため、赤ちゃんを連れてどこかに避難しようとしているのでは?とも考えられます。
避難先は、ブルームタワーとかスカイツリーとかかなぁ・・・?
実家に帰省?
第2話にて、未来に飛ばされてしまったということが分かった時、
乗客たちが各々自分の大切な人に動画でメッセージを残している際に、システムエンジニア・立花弘子(大西礼芳)に「畑野さんは?誰かにメッセージ残すの?」と問われ、
紗枝は「実家の両親、弟、幼馴染の親友、教え子たちにも。」と答えています。
それゆえ、紗枝は実家や故郷への想いが強いように感じられます。
よって、もしこれまでのストーリーにおいて、「隕石衝突は回避できた」ということが明確になっている場合、
敢えて隕石衝突するはずだった2026年の12月9日に紗枝が実家に帰省するシーンを入れることで、ハッピーエンドを強調する・・・という物語の流れになることもあるのでは?
走っているのは、単に「電車に乗り遅れそう!」っていうだけなのかもね。
「ペンディングトレイン」ネタバレ考察!赤ちゃんの父親は直哉?!
冒頭のシーンが2026年の冬であれば、2023年の現代に戻ってから直哉と紗枝が恋愛関係になり、その後結婚し、赤ちゃんが生まれた・・・という可能性は大いにあるのでは?
赤ちゃんの父親は直哉!?
当初は、白浜優斗(赤楚衛二)に心を寄せていた紗枝でしたが、物語が進むにつれ、不器用ながらも優しく思いやりのある直哉に段々と惹かれていっている様子でした。
直哉と紗枝の胸キュンシーンについてはこちらの記事にまとめています↓
公式ページの写真の手の位置からも、紗枝は直哉に心を寄せるようになるのでは?と考察できます↓
第7話では、優斗から「大事にとっておかないと」と言って渡された桜の花びらを包んだハンカチを紗枝が落としてしまう場面があり、
その後、紗枝が直哉の背中を抱きしめるシーンがありました。
この2つの場面は、紗枝の心が優斗から直哉へと移っていったことを表現しているように思えます。
直哉はどこにいる?
第1話冒頭、紗枝が赤ちゃんを抱いて駅のホームを走るシーンに直哉の姿はありませんが、
「はっ!」という表情で、紗枝が後ろを振り向きますので、おそらく直哉は紗枝の後ろにいるのでは?
しっかり者の紗枝が、「ちゃんと後ろに直哉が付いて来ているか」が心配になって振り向いた・・・そんな場面なのかもしれません。
もしそうだとしたら、直哉は紗枝の尻に敷かれている・・・っていう感じなのかも。笑
この場面、紗枝が振り向いたその先に直哉がいるとしたら・・・
この冒頭のシーンに流れていた、以下ナレーションにおいて
愛する君へ
この世界が永遠に続くと思っていた私たちは毎日に飽きて苛立って
けれどそんな日常は一瞬で消えると知って
途方に暮れた私に勇気をくれたのは…
「愛する君」が指すのは、直哉のことなのかもしれません。
まとめ
「ペンディングトレイン」第1話の冒頭シーン、紗枝が赤ちゃんを抱いて駅のホームを走るシーンを再度ネタバレ考察してみました。
第7話にて、妊娠していることが明らかになった小春ですが、7話の最後に突如ワームホールが出現したことにより、未来にて小春が出産し、その後現代に戻るという可能性は低くなったかと思われます。
よって、あの赤ちゃんは乗客たちが現代に帰ってから生まれた赤ちゃんである可能性が高いため、赤ちゃんを抱いている紗枝こそが母親なのでは?と考察します。
あの冒頭のシーンは、隕石が衝突するはずだった2026年12月9日であり、念のために赤ちゃんを連れて避難しているシーン、
もしくは、「絶対に隕石は衝突しない」ということが分かっている展開であるならば、生まれた赤ちゃんを両親に見せようと紗枝と直哉が紗枝の実家に向かっている・・・そんなシーンなのでは?
私はそう考察するのですが・・・果たして?
いよいよ物語も佳境を迎えました。最終回に向けて、これからも一話一話堪能したいと思います!笑
【追記】
ワームホールを人工的に発生させることに成功し、荒廃した未来から現代へと戻った乗客たちだったのですが、着いた先は元いた2023年ではなく、2026年5月1日でした。
よって、この冒頭シーンの赤ちゃんは、小春の赤ちゃんだと思われ、隕石が衝突するとされる12月9日に小春の赤ちゃんを抱いて紗枝は安全な場所に避難しているのでは?と思われます。
詳しいことは、こちらの記事にて考察しています↓
他にもいろいろ考察しています↓