「ペンディングトレイン」第8話終盤、田中弥一(杉本哲太)を除く5号車の乗客たちは、トンネル内に人工的にワームホールを作り、荒廃した未来から現代への帰還を果たしました。
(※こちらの記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。)
乗客たちが”飛ばされて”いた2060年の未来は荒廃しており、その直接的な原因は2026年の隕石落下。
何とかその隕石落下を防ぎ、未来が荒廃するのを阻止しようと、2026年に帰還した5号車の乗客たちは奮闘するようですが、第9話の予告を見ると、なかなかそのことを信じてもらえないようです。
私は、未来に起こることを証明し、隕石落下を食い止めるキーマンの1人は、6号車の乗客のえびちゃんこと海老原さん(加治将樹)では?と思うのです。
それは何故なのか、以下、考察していきます。
目次
「ペンディングトレイン」ネタバレ考察!6号車のえびちゃん(海老原さん)とは?
6号車の”えびちゃん”こと、海老原さんとはどんな人物なのでしょう?
第7話にて初めて登場
海老原さんが初めて登場したのは、第7話。
滝の下で釣りをし、釣った魚を焼いて食べていた直哉(山田裕貴)と白浜優斗(赤楚衛二)に対し、声をかけるシーンが海老原さんの初登場シーンでした。
7話での海老原さんの登場シーン、及び海老原さんが優斗を通して海老原さんが語ったことをまとめると、以下の通り。
(③~⑤に関しては、5号車の車両の中で他の乗客たちに対し、優斗の口から「6号車の海老原さんに聞いた」として語られています。)
①直哉と優斗に対し、見つけた蜘蛛の様子から「もうすぐ天気が悪くなるから、早く車両に戻れ」と声をかける。すると、海老原さんの言った通り、天気は大荒れに。
②川に仕掛けておいた罠でウナギをGET!!
③川の中に緑の石を見つけ、「これは隕石だ」と答えを導き出す。
④「オーロラは、宇宙磁気圏の乱れなのでは?」と、オーロラに関しても答えを導き出す。
⑤「(未来に”飛ばされる”前に車両の外にあった流れ星は)超新星爆発なのではないか?」と優斗に語っていたようで、この答えも正解でした!
天気を言い当てたり、川でウナギを獲るだけでも充分すごいのに、
石を見ただけで隕石だって判ったり、宇宙磁気圏の乱れとか、超新星爆発とか、専門家じゃないとわからないようなことまで言い当ててる・・・
え、海老原さんって、何者??
第8話の海老原さん
第8話での海老原さんは、5号車の乗客たちがワームホールを開き、元の世界にタイムワープしようとするのを手伝ってくれています。
①「隕石が使えるかも」と優斗にアドバイスし、持っていた隕石を優斗に預ける
②「隕石はオーロラに共鳴するから、もっと見つけるといい」ともアドバイス
③現代への帰還のための6号車の乗客たちの作戦会議にも参加
④切れた電線を修理
もちろん、蓮見教授(間宮祥太朗)の論文等を分析し、タイムワープについて勉強したという加藤祥大(井之脇海)の存在も大きいかと思いますが、
海老原さんの存在があったからこそ、5号車の乗客たちはワームホールを開くことができ、タイムワープできたように思えますね。
「ペンディングトレイン」ネタバレ考察!6号車のえびちゃん(海老原さん)は後から帰還する?!
5号車の現代への帰還のため、あれだけ協力してくれていた海老原さん。
てっきり5号車の乗客たちと行動を共にし、現代へと帰還するのでは?と思っていたのですが、タイムワープした5号車の車両の中に海老原さんの姿はありませんでした。
見えないところにいる可能性はありますが、私は、海老原さんは6号車の乗客たちを連れ、後から現代へと帰ってくるため、わざと未来に残ったのでは?と思っています。
詳しくは、こちらの記事に考察しています↓
5号車の乗客たちが現代への帰還ができたのは海老原さんの協力がものすごく大きいですし、
第6話にて、5号車の乗客たちと6号車の乗客たちとで乱闘を繰り広げはしましたが、「みんなを助けたい」としていた優斗が
海老原さんや6号車の乗客のことを置いて自分たちだけ帰還するなんてことは考えにくいため、
現代に戻った5号車の乗客たちは、同じ大学の加藤のアプローチで蓮見教授の助けを仰ぎつつ、5号車の乗客たちのいる時間軸に6号車の乗客たちが帰還できるようにするのでは?と予想します。
そういえば、直哉の弟・達哉が「(蓮見教授が)『石を集めて電流を流すといい』って言っていた」って刑事が言っていたのを聞いていた場面があったね。
2026年からも隕石に電流を流してワームホールを作って、2060年と繋げれば6号車も2026年にタイムワープできるかもね!
「ペンディングトレイン」ネタバレ考察!6号車のえびちゃんが隕石衝突を防ぐキーマン!?
隕石が地球に衝突するのは2026年12月9日。
この日、隕石衝突により人類は滅亡してしまうため、隕石衝突を何としても食い止めなければならないのですが、第9話の予告を見たところ、
隕石衝突に関して、すぐには信じてもらえないようです。
優斗たちの言葉は信じてもらえない?
海老原さんや6号車の乗客たちよりも一足早く現代へと戻った5号車の乗客たち。
もと居た2023年に戻れるのでは?と思いきや、”飛ばされた”のは、2026年5月1日でした。
2026年12月9日の隕石衝突を食い止めなければ、人類が滅亡するということが分かっているため、残された半年ほどの間に何とかそれを阻止しようと5号車の乗客たちは奮闘しますが、
どうやら、なかなか信じてもらえないようです。
第9話の予告では、優斗が6号車のリーダーだった山本俊介(萩原聖人)から渡された、隕石衝突の経緯を描いた航海日誌を警察、もしくは政府に渡している場面がありますが、
「上はその話、信じていないので」という言葉が流れています。
えびちゃんは隕石衝突を防ぐキーマン!?
「ペンディングトレイン」公式ページの第9話の予告には、こんな一文が・・・
ただ、加藤(井之脇海)が未来から持ち帰った隕石を手にした蓮見(間宮祥太朗)だけは、何かに気づき…。
https://www.tbs.co.jp/p_train823_tbs/story/
隕石を見たことで、蓮見教授は5号車の乗客たちの言っていることを信用してくれるようです。
(蓮見教授の”気付いたこと”については、また別の記事にて詳しく考察していきたいと思いますので、またこちらのブログを覗いて頂けると嬉しいです。)
ですが、蓮見教授だけでなく、2026年に未来から帰還した6号車の”えびちゃん”こと、海老原さんが現れたら・・・?
海老原さんの素性については、相関図にも掲載されていないため、どのような人物なのか、今の段階では全くわからないのですが、
①石を見つけ、「これは隕石だ」とすぐに答えを導き出す。
②オーロラは、宇宙磁気圏の乱れであると答えを導き出す。
③超新星爆発が原因では?とした仮説も正解。
④「タイムワープには隕石が使える。もっとみつけるといい。」というアドバイスも的確。
以上、海老原さんの言っていたことは、おおよそ普通の人ではすぐに思いつかないことばかり。
よって、海老原さんはその世界では有名な偉い学者である可能性も大きいのでは?と思うのです。
もし、海老原さんがその世界では有名な学者であったとしたら・・・?
海老原さんの登場により、警察や政府も、優斗らの言う「2026年12月9日に隕石が衝突し、人類が滅亡する」という話を信用してくれるようになるのでは?
テレビドラマなんかだと、外見から登場人物のキャラクター像を表すんだけど、そう言われると、この黒縁の眼鏡も、背負った革のリュックも、何となくインテリっぽいわー。
リュックはリュックでも、ナイロン製のリュック背負ってるのと、革のリュック背負ってるのとだったら、やっぱり印象変わるよね。
確かに、インテリジェンスを感じる!笑
ちなみに、隕石については、ドラえもんのタイムふろしきにも使われている”タキオン粒子”が含まれているのでは?と考察しています。↓
まとめ
「ペンディングトレイン」第7話から登場し、第8話では5号車の乗客たちが現代へと帰還するのを手伝ってくれていた6号車の乗客・”えびちゃん”こと、海老原さん。
現代への帰還を果たした5号車の中に海老原さんの姿が確認できなかったため、おそらく海老原さんは後から6号車の乗客とともに、5号車の乗客たちのいる2026年に帰還するのでは?と予想します。
また、隕石やオーロラ、超新星爆発など、おおよそ普通の人では思いつかないようなことを言い当てていることから、その分野(蓮見教授と同じ宇宙物理学的な?)において権威のある学者である可能性もあるのでは?
海老原さんが現代へと帰還し、学会などで訴えるなどすることで、警察や政府も信用し、隕石衝突を阻止することができるようになる・・・
最終回に向けて、このような物語の流れになるのでは?と考察しますが・・・果たして、海老原さんは隕石衝突回避のキーマンとなるのでしょうか?
海老原さんの正体、何者なのか気になります!
他にもいろいろ考察しています↓