「ペンディングトレイン」第9話の放送が終了し、いよいよ次回放送の第10回で最終回となります。
直哉と紗枝の恋の行方も気になりますが、地球が滅亡してしまっては恋愛どころではありませんので、ドラマの視聴者の最大の関心ごとは「どうやって隕石衝突を回避し、人類が滅亡するのを防ぐのか?」というところかと思います。
(※以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。)
第9話では、未来から現代へと戻ってきた5号車の乗客たちが隕石衝突について訴えるものの、誰も信じてくれない・・・という悲しい現実が描かれていましたが、
私は、乗客たちが未来からタイムワープしてきたことによって、もうすでに隕石衝突を回避しているのでは?と思うのです。
以下、感想を含みつつ、詳しく考察していきます。
目次
「ペンディングトレイン」第9話感想と考察!なぜ乗客たちは2026年にタイムワープした?
第1話にて、未来へとタイムワープする前に乗客たちがいたのは2023年。
車両がトンネルをに入ったタイミングで緊急地震速報が鳴り響き、強い揺れが起こったことで乗客たちはみな意識を失ってしまいました。
そして気が付くと、そこにあるはずのビルがなく、周りは木々に囲まれていました。
2023年から未来にタイムワープした原因は?
2023年から乗客たちが”飛ばされた”原因は、超新星爆発によるものでした。
2023年乗客たちが乗った電車がトンネルに入る前、窓の外に大きな流れ星が確認できます。
これが超新星爆発であり、第7話における蓮見教授(間宮祥太朗)の説明によると・・・
この時(超新星爆発で)発生した10億度以上のエネルギーがブラックホール、地震を引き起こし、時空の歪みを生んだ。(そして)その歪みに巻き込まれ、車両が飛ばされた(のではないか?)とのこと。
未来から2026年へのタイムワープ
タイムワープに必要な条件を揃えることで人工的にワームホールを作り、未来から元いた現代に戻ろうと試みた乗客たち。
乗客たちの現代へのタイムワープのためには、以下のものが必要でした。
①宇宙磁気圏の乱れの象徴であるオーロラの出現
②できるだけ多くの隕石
③エネルギーとしての電気
「乗客たちのいる未来と、元いた2023年とはワームホールで繋がっているのでは?」
そのように見られていたものの、乗客たちがタイムワープで着いた先は、2023年ではなく2026年でした。
なぜ乗客たちは2026年にタイムワープした?
2023年から未来へと乗客たちがタイムワープしたのは、超新星爆発によるもの。
超新星爆発のエネルギーで、地震を引き起こすとともに時空に歪みが生じたことがタイムワープの引き金だと思われます。
未来へと”飛んだ”のは、”飛んだ”先の未来においてもオーロラが度々出現するなど、宇宙磁気圏に乱れが生じていたからでは?
宇宙磁気圏に乱れのあるところに、ワームホールの入り口と出口ができるのでは?と思うのです。
つまり、未来からタイムワープした乗客たちが2026年に”飛ばされた”ということは、「2026年も宇宙磁気圏が乱れている」ということが言えるのでは?
「ペンディングトレイン」第9話感想と考察!2026年の宇宙磁気圏が乱れている要因は?
なぜ、2026年において宇宙磁気圏が乱れているのか?
その要因は、2026年12月9日に地球に衝突するとされる隕石が原因なのではと思われます。
第9話の終わりに映った蓮見教授のものと思われるパソコンの画面には、「unidentified object」(未確認飛行物体)が段々と近付いてきている様子が映し出されていました。
この地球に衝突すると言われている隕石の大きさは、6号車の元リーダー山本俊介(萩原聖人)が船の中から見つけた航海日誌の記述によると、直径およそ500メートル。
2026年12月9日に起こるとされる隕石衝突の経緯、航海日誌の内容等については、こちらの記事に詳しくまとめています↓
まだ衝突はしていないものの、直径およそ500メートルという巨大な隕石が近付いて来ていることによって、2026年の地球の周りにある宇宙磁気圏にも乱れが生じており、
それが原因となってワームホールの出口ができやすくなっていることで、乗客たちは未来から2026年に”飛ばされた”のでは?
「ペンディングトレイン」第9話感想と考察!隕石衝突を防いだのは乗客たちのタイムワープ!?
第9話において、蓮見教授は乗客たちの持ち帰った隕石や未来で採取した形質転換植物を手にしながら、こんなふうにつぶやいています。
「全乗客の証言はほぼ一致。車両が出現した日、各地で通信障害が見られ、乗客の中には心拍上昇、反応速度の低下、味覚障害を訴えた人がいる・・・。」
この蓮見教授の呟きを聞いた助手の女性は、「強い重力が発生したとしか思えませんね。」と言い、その言葉を聞いた蓮見教授は何やらパソコンに打ち込み始めるのですが・・・。
乗客たちが未来から2026年にタイムワープしてきた際に「強い重力がかかっていた」とするならば、
乗客たちのタイムワープによって生じた「強い重力」によって、それまで地球に向かっていた巨大隕石の軌道が変わったということも考えられるのでは?
つまりは、乗客たちがタイムワープしてきたことによって、それが結果的に隕石の軌道を逸らし、地球の荒廃・人類の滅亡を阻止したのでは?
私は、そんなふうに考察します。
6号車が戻って来て、さらに隕石の軌道がズレる・・・なんて展開になったりして?
田中さん、海老原さんが戻って来てくれると嬉しいね!
まとめ
第9話の放送が終了し、いよいよ次回放送の第10回で最終回となったドラマ「ペンディングトレイン」。
この記事では、ネタバレを含みつつ、乗客たちのタイムワープと隕石衝突の関係について考察していきました。
タイムワープの末、未来から現代(2026年)に戻ってきた乗客たちは、必死に12月9日に起こるとされる隕石衝突の事実について訴えますが誰も信じてくれない・・・第9話ではそんな様子が描かれていました。
隕石衝突まで約半年しかなく、誰も乗客たちの言うことを信用してくれない・・・そんな絶望的な状態ですが、
乗客たちが未来からタイムワープしてきたことによって生じた「強い重力」によって、衝突するはずだった隕石の軌道にズレが生じ、結果的にすでに隕石衝突を回避できている・・・
乗客のタイムワープが地球を救った。
そんな結末ではないかと私は予想するのですが・・・果たして、物語の本当の結末は??
第10話(最終回)、楽しみですね!
他にもいろいろ考察しています↓