「ペンディングトレイン」もいよいよ残すところあと1回の放送となりました。
第10話・最終回の結末を予想しつつ、サブタイトルである「8時23分、明日君と」の意味について考察してみました。
目次
「ペンディングトレイン」第10話・最終回を予想考察!「8時23分」は電車の出発時間
いつもと変わらない朝、いつも通り鮭おにぎりとミックスサンドを手に、いつもの電車に乗った畑野紗枝(上白石萌歌)。
紗枝がいつも乗る電車の発車時間は、8時23分。
いつもと同じように、昼食のためのおにぎりとサンドイッチを購入し、いつもと同じ電車に乗った・・・普段と変わらない1日の始まりのはずだったのに・・・
電車が発車し、しばらくすると緊急地震速報が鳴り響き、トンネルに入ったタイミングで車体は大きく揺れ、紗枝ら乗客たちはみんな気を失ってしまいました。
気が付くと、そこにはあるはずのビルもなく、あたりは木々に囲まれており、人の姿も見えない世界。
のちに、ここは未来であり、2026年12月9日のに隕石が地球に衝突したことにより、地球は荒廃し、人類は滅亡してしまったということが明らかになります。
隕石衝突についての経緯など詳細はこちらの記事にまとめてあります↓
「ペンディングトレイン」第10話・最終回を予想考察!未来から現代へと戻った時間も8時23分!
水や食糧の調達もままならない荒廃した未来にて、乗客たちは何とか力を合わせ、サバイバル生活を生き抜きます。
何とか元の世界に戻る方法はないかと日々模索を続ける中、ある嵐の日にトンネル内にワームホールが出来ているのを発見します。
乗客たちは元いた2023年に戻るため、人工的にワームホールを作り出し、電車ごと再びタイムワープしますが、
辿り着いた先は、元いた2023年ではなく、隕石が衝突の約半年前の2026年5月1日。
そして、時間は紗枝の乗った電車の発車時間と同じ8時23分でした。
この「8時23分」という時刻は、紗枝がいつも乗っている電車の発車時刻であることから、”いつもと同じ”という意味合いもあると思われますが、
乗客たちが現代へと戻ってきた時刻も8時23分だったことから、もっと深い意味もあるように思えます。
よって、「823」という数字の並びには、英語のスラング(俗語)における「あなたのことを思っています」という意味合いもあるのでは?と考察しています↓
「ペンディングトレイン」第10話・最終回を予想考察!運命の日は12月9日!
荒廃した未来から現代(2026年)へと帰還した乗客たち。
12月9日の隕石衝突を回避しなければ人類は滅亡してしまうため、隕石衝突を回避すべく警察関係者などに訴えるのですが、誰も聞く耳を持ってはくれません。
隕石の衝突まで約半年。
政府などが動いてくれなければ、隕石衝突回避など個人の力ではどうにもできないこと。
もしかすると、政府が動いてNASAなどに掛け合ったとしても、難しいかもしれません。。。
私の考察ではありますが・・・
乗客たちが2026年にタイムワープしてきたことで、タイムワープ時に地球に大きな重力がかかり、
その重力によって地球に向かってきている隕石の軌道が逸れ、乗客たちが帰還した時点で隕石の衝突は回避できているのでは?と思っています。
(この後、6号車の乗客たちがタイムワープしてくれば、もっと軌道が逸れることもあるのでは?)
なぜ乗客たちは元いた2023年ではなく2026年にタイムワープしてきたかを含め、隕石衝突回避についてはこちらの記事にて詳しく考察しています↓
6号車の乗客たちや田中弥一(杉本哲太)帰還については、海老原さんが中心となって帰還を果たすのでは?と思っています。↓
また、海老原さんは実はすごい人の可能性も・・・?↓
第10話では、もしかすると蓮見教授(間宮祥太朗)が隕石衝突について、政府などを動かすに足る証拠をそろえることで「何とか回避しなければ」という流れになることもあるかもしれませんが、
第10話の予告映像では、紗枝は慌てているものの、紗枝の周りの人たちには慌てた様子は見て取れないことから、
隕石衝突の事実を知らせても、誰も信じてくれず聞く耳を持ってくれないことで隕石衝突を回避できないと思っため、
隕石の軌道が逸れたことを知らない、もしく「隕石は衝突しない」ということに対し半信半疑な紗枝ら乗客たちは、荒廃した未来でもその存在が確認できたスカイツリーやブルームタワーなどに避難するのでは?
第1話の冒頭シーン、紗枝が駅のホームを生まれて間もない赤ちゃんを抱いて走るシーンは、一緒に未来に”飛ばされて”いた女子高生・佐藤小春(片岡凛)の赤ちゃんを連れて、避難しているシーンなのでは?と考察しています↓
「ペンディングトレイン」第10話・最終回を予想考察!「8時23分、明日 君と」の意味することとは?
前述のとおり、地球に隕石が衝突するはずだった12月9日、5号車の乗客たちが未来から帰還したことで、隕石の軌道にずれが生じており、地球への隕石衝突は免れるのでは?と私は予想しています。
もしかすると、12月9日当日に6号車の乗客たちが帰還してくることにより、さらに隕石の軌道がズレるということもあるかもしれません。
どちらにしても、隕石の衝突は免れ、人類は滅亡することなく、また以前のような平和な日常を取り戻すのでは?と思います。
「君」が指す人物とは?
隕石が衝突するはずだった2026年12月9日のシーンであると思われる第1話の冒頭シーンでは、以下のようなナレーションが流れます。
愛する君へ
この世界が永遠に続くと思っていた私たちは毎日に飽きて苛立って
けれどそんな日常は一瞬で消えると知って
途方に暮れた私に勇気をくれたのは…
紗枝の声のこのナレーションの「君」が指す人物は、おそらく萱島直哉(山田裕貴)だと思われます。
「愛する君」なので、「君」とは紗枝が想いを寄せている人物。
紗枝と直哉の第1話からの恋模様については、こちらの記事にまとめてあります↓
隕石衝突について懸命に訴えるも、周りの人は信じてくれない現実。
それを目の当たりにしたことで、第10話において、紗枝は希望を失うのかもしれません。
もしかすると、そんな紗枝に直哉が何か言葉をかけるなどしたことで、紗枝は生きる勇気を与えられ、小春の赤ちゃんを連れ、生きるために避難をする・・・そんな物語の流れになるのかも。
「8時23分、明日 君と」の意味することとは?
2026年12月9日、隕石衝突に備えて避難するも、隕石の軌道がズレているため、結局は何も起こらないのでは?と予想します。
隕石衝突は免れ、またいつもの日常が戻ってくるのでしょう。
「8時23分」という時刻は、紗枝にとって”日常”を象徴する時間であり、「明日 君と」は、隕石衝突を免れたことで「明日」を考えることができるようになった、
未来に”ペンディング”された状態でもなければ、隕石衝突のことを心配する必要もない日常、
「明日からは、そんな日常生活の中で”君(直哉)”と過ごしていきたい」
そんな紗枝の心情を表したのが、「8時23分、明日 君と」というサブタイトルなのではないでしょうか?
また、「8時23分」は、直哉との運命的な出会いをした電車の発車時間であるという意味も含まれていそうですね。
まとめ
「ペンディングトレイン」第10話・最終回の結末を予想しつつ、サブタイトルである「8時23分、明日君と」の意味について考察してみました。
8時23分は、いつも紗枝が乗っていた電車の発車時刻であったことから、紗枝にとっては”日常”を象徴する時間であり、直哉と出会った電車の発車時間でもあることから、特別な思い入れのある時間とも言えます。
隕石の衝突を免れたことで、「明日」からも”日常”生活を送れるようになった紗枝。
「8時23分、明日 君と」というサブタイトルは、「明日からは、直哉と平穏に過ごしていきたい」そんな紗枝の気持ちを表したものなのでは?
そんなふうに考察しますが・・・第10話・最終回は、どんな結末になるのでしょうか?
楽しみですね!!
主題歌「TATOO」の歌詞の内容から、直哉と優斗の関係についても考察しています↓
他にもいろいろ考察しています↓