「ペンディングトレイン」第2話の最後のシーンにおいて、田中弥一が空を見上げるとオーロラが出ていました。
オーロラの発生について調べつつ、考察してみたところ、やはりオーロラの発生とタイムワープには関係性があるのでは?
もしかすると、これから「オーロラの発生時には、その光の元で過去と通信できる」という物語の流れになるのでは?とも思えるのです・・・。
実は、過去にオーロラの発生時に時空を越えるという作品があったこともわかりました!
以下に、考察していきます。
目次
「ペンディングトレイン」考察!オーロラの発生で時空を越える?
そもそも、オーロラはどういうものであり、どのようなときに発生するのかを調べてみたところ、
やはり、ドラマ「ペンディングトレイン」のタイプワープにも、オーロラが関係しているのでは?と思わざるを得ないんです。。。
オーロラは何故できる?
オーロラの発生のメカニズムは以下の通りです。
地球は大きな磁石(じしゃく)と同じで、南極はN極、北極はS極になっています。電気を持った粒(電子や陽子)が太陽から飛んでくると、地球のN極やS極に引き寄せられます。電気を持った粒と空気の粒が当たって、白や赤、緑の光を出します。この現象がオーロラといいます。
https://www.env.go.jp/nature/
N極である南極、S極である北極近くに集まった、太陽から飛んできた電子や陽子。
それが地球を取り巻く空気の粒と当たることで、赤や緑の光を出す。これがオーロラの正体です。
それゆえ、オーロラはN極・S極である南極や北極の近くでしか見ることができません。
そのオーロラが日本で見られるということは、「磁場が狂っている」ということ。
磁場が狂うとどうなる?
公式な記録は無く、実験自体が捏造ではないか?と疑われてはいますが、1943年アメリカではこんな実験があったとも言われています。
1943年、アメリカ海軍が極秘に行った「フィラデルフィア実験」をご存知でしょうか。
ペンシルバニア州フィラデルフィアで行われたその実験内容は、強力な磁場発生装置を用いて駆逐艦エルドリッジをレーダーに反応しないようにするというもの。
稀代の科学者・ニコラ・テスラが提唱したステルス実験でしたが、いざ磁場を流すと、軍艦はレーダーから姿を消すのみならず、何故か2500㎞ほど離れたバージニア州ノーフォーク沖にワープしたというのです。
http://jalee.jp/
公式な記録はないものの、当時このことは新聞にも掲載されたそうです。
本当のことかどうかは疑わしいとはいうものの、理論的には「磁場が狂うと、瞬間移動することが可能」ということになるのでしょうか。
「ペンディングトレイン」はこのことをモチーフにしているのでは?
「ペンディングトレイン」考察!他にもあった!オーロラの光で時空を超えた作品
実は過去にも、オーロラの光で時空を超え、過去と通信するストーリーの映画が存在しています。
それは、2000年のアメリカの映画「オーロラの彼方へ」。
映画「オーロラの彼方へ」は過去と通信して未来を変えていくストーリー
少しストーリーをご説明すると・・・
映画「オーロラの彼方へ」ストーリー
1969年のニューヨーク上空にはオーロラが発生。
消防士フランクは、妻で看護師のジュリアと息子のジョンと幸せに暮らしていたものの、その後、フランクは倉庫火災の現場で殉職してしまう。
時は流れ、ジョンは成長して刑事となり、ある日、クローゼットの奥から父の形見の無線機を発見する。
そして再び、ニューヨーク上空にオーロラが輝く夜、ジョンはその無線機で知らない男性との交信に成功する。
翌日、無線機の向こうで、男性が自分の子供に「リトル・チーフ」と呼びかけるのを聞く。
「リトル・チーフ」は、ジョンが子供の時に父フランクからよばれていた呼び名。
ジョンが無線機で交信していた男性は、30年前に殉職した父フランクだった。
その日は、奇しくも30年前の事故で父が殉職する前日。ジョンは父に翌日の火事の際に起きることを伝える。
すると、その翌日、机に「まだ生きてるぞ」というメッセージが彫り込まれていくのをジョンが目にする・・・。
オーロラの発生している時に、30年前の自身の父親と無線を通じて会話をし、未来を変えていくストーリーなのです。
この作品も、タイムワープこそしていないものの、磁場が狂ったことで発生したオーロラによるタイムパラドックスを題材にしています。
ちなみに・・・
日本でもリメイクされた韓国ドラマ「シグナル」は、この映画「オーロラの彼方へ」をモチーフにしているのでは?と言われています。
「ペンディングトレイン」も、もしかすると同じように過去と交信することで過去を変えていくのでは?と思うものの、
でも、それだとドラマ「シグナル」もヒットしたドラマゆえ、「同じ内容」と言われ、ドラマの評価が下がってしまうかと思われますので、
過去と通信するにしても、それだけで終わらずに何か一捻りありそうです!
乗客のメッセージが届くかも?
「ペンディングトレイン」においても、オーロラが発生しているのは磁場が狂ったことが原因という設定だとすると、
もしかすると、バッテリーが切れる前、乗客たちが家族や友人に宛てて送信したメッセージが何かの拍子に届く・・・ということも考えられますし、
オーロラの出ている空の下なら、崖の下に落ちた直哉のスマホで、過去である2023年の人とやり取りができるようになるのかもしれませんね。
また、オーロラの出ている空の下なら、バッテリーが切れたはずのスマホも繋がったりして・・・?
「ペンディングトレイン」考察!ポイントはやはりオーロラ!
オーロラについて調べてみると、やはり、タイムワープにはオーロラの発生が関係していると言わざるを得ないのでは?
また、過去の作品にも、オーロラの出ている空の元で過去と交信して未来を変えていく・・・という作品があることから、
「ペンディングトレイン」も過去との行き来、過去の人とのやり取りなど、オーロラの発生時に何かが起きることが予想されます。
また、あくまで私の考察ですが、電話もタイプワープの鍵になっているのでは?と思うのです。
詳しくはこちらの記事をどうぞ↓
まとめ
「ペンディングトレイン」第2話の最後のシーンにおいて、田中弥一が空を見上げるとオーロラが出ていました。
このオーロラは、きっとタイプワープに深く関係しているに違いない!とオーロラの発生について調べつつ、考察してみたところ、
本来、オーロラは地球のN極・S極である南極や北極の近くでしか見ることができないのに、そのオーロラが日本で見られるということは、「磁場が狂っている」という設定なのでは?ということが分かりました。
「捏造では?」という声もあるものの、フィラデルフィア実験により「磁場が狂うと、瞬間移動することが可能」という説があること、
過去の作品にも、オーロラが発生した時に過去と交信できるという映画やドラマがあることで、
「ペンディングトレイン」もこれらの作品をヒントにして、これからストーリー展開していくのかもしれません。
「ペンディングトレイン」はSF作品ではありませんが、これからどんなふうにストーリーが展開していくのか・・・楽しみですね!
他にもいろいろ考察しています↓