ドラマ「ペンディングトレイン」では、なぜ車両がタイムワープしてしまったのか、そして、乗客たちはどうやって元の世界に戻るのか?というところが一番気になるところではありますが、
萱島直哉と白浜優斗、そして畑野紗枝の恋愛模様も気になるところですね。
今後の直哉と優斗、そして紗枝、3人の恋の行方を考察してみました。
目次
「ペンディングトレイン」考察!優斗と紗枝の恋の行方は?
第1話ですでに明らかになっているとおり、上白石萌歌さん演じる体育教師・畑野紗枝は、勤務している学校の消防訓練に来てくれたことのある、赤楚衛二さん演じる消防士・白浜優斗に以前から好意を持っていました。
優斗は紗枝の「頑張れる理由」
生徒との関係で悩んでいた紗枝ですが、消防訓練に来た際に優斗が言っていた「明日またやれるだけやってみよう」という言葉に励まされ、
それ以降、「やれるだけやってみよう」が紗枝のポリシーとなりました。
「学校で白浜さんに会ってその日から生徒に声かけてます。『おはよう』って。ガン無視されてるけど、『やれるだけやってみよう』って。」
それゆえ、紗枝にとって優斗の存在は、荒廃した世界においてのサバイバル生活の中での「生きる理由」となっているようです。
紗枝はこうも言っています。
「だから帰りたい。」「帰って、また生徒に『おはよう』って声をかけたい。」
優斗には想いを寄せる女性が!
紗枝から好意を持たれている優斗ですが、実は、優斗には想いを寄せる女性がいます。
第2話の最後のシーン、暗いトンネルの中で、優斗はスマホの中の写真を見ながらこうつぶやきます。
「ずっと言えなかったけど、君が好きだった。」
その写真の中の女性は、お好み焼き屋さんの店員の女性でした。
優斗は火事の現場に出動した際、先輩から守られ一命を取り留めたという過去があり、優斗は助かったものの、先輩は傷を負って入院。
その際に、先輩に怪我をさせてしまったことに負い目を感じる優斗をお好み焼き屋店員・真緒はずっと励ましていたようです。
優斗も、真緒の「あの火事の時、助けられたのにはきっと何か理由がある」という言葉から、「自分が助けられた意味」を見出そうとしており、
先輩からの「一人でも多くの命を助けろ」の言葉とも相まって、タイムワープした先の荒廃した30年後の世界でも「全員助ける!」との強い意志を持って行動しています。
このことは、ドラマの流れにも大いにかかわってくるかと思います↓
優斗は意志がとても強そうなキャラクターなのと、事故の背景もあることから、もし今後、紗枝からの好意に気が付いたとしても、やはり真緒のことを一途に思っていそうな気がしますね。。。
「ペンディングトレイン」考察!直哉は紗枝に好意を寄せるように
第2話の終盤、直哉の紗枝を見る目に変化がありました。
ネット上では、「あの目は恋してる!」と山田裕貴さんの目の演技にも注目が集まっていましたね!
直哉は紗枝に好意を抱くようになった瞬間
「今日は付き合っていた人の命日」と嘘をついた直哉。
紗枝たちのことを「だましてやろう」という気持ちからではなく、冗談のつもりで言ったことではありましたが、自分の言ったことを信じ、花を摘んでもってきてくれた紗枝。
自分のことを信用してくれたこと、また、悪気があったわけではないけれど、少なからず紗枝をだましてしまったことで申し訳ない気持ちもあったのか、
直哉は、少年刑務所に入ってしまった弟・直哉のことを紗枝に話します。
すると、スマホを崖の下に落としてしまった直哉のために、弟に送るための直哉の動画を撮ろうとし、紗枝のスマホはバッテリー切れに。
「見ず知らずの人にさぁ・・・」と言う直哉の言葉に続いて、紗枝はこういいます。
「見ず知らずじゃありません。あなたがどういう人が分かったような気がします。・・・優しい人です。」
その「優しい人です。」の言葉を聞いた時、直哉の紗枝を見る目に変化がありました。
なぜ直哉は紗枝に好意を抱いたのか?
直哉には、12歳年の離れた父親の違う弟がいます。
「ペンディングトレイン」公式ホームページにおいて、直哉の弟・達哉の紹介欄にはこのような記述があります。
直哉の12歳離れた弟。奔放な母親に代わり自分を育ててくれた兄に恩義を感じながらも自らの行動によって迷惑をかけたことで素直に接することができずにいる。
しかし、自分を改めて直哉と向き合おうと決めた矢先に、直哉が行方不明になってしまう。
https://www.tbs.co.jp/p_train823_tbs/
第2話でも直哉と達哉2人だけで夕食を摂るシーンや、直哉が新聞配達をするシーンがあったので、
おそらく、母親は男性にだらしがなく男性の元に行ってしまったため、幼い達哉を直哉一人で育てたのでしょう。
直哉は、「やれるだけやってきた」のです。
必死で弟のために「やれるだけやってきた」のですが、でも報われることはなく、結果的に弟は少年院に入ってしまったのです。。。
直哉には「頼れる人は誰もいない状態」が10代のころから続いており、見知らぬ人同士で助け合うということや、見知らぬ者同士で信用しあうなどということは考えられないのだと思われます。
それなのに、紗枝は自分の付いた嘘を信じた。つまりは、”見ず知らず”の自分のことを信用してくれた。
そして、これまで自分のことを犠牲にしながら弟のために頑張ってきたことを、おそらく誰からも褒められたり評価されたりしたことがなかったのに、
「優しい人」だと直哉の本質をきちんとわかってくれたこと、「やれるだけやってきた」ことを分かってくれたことに感動を覚えたのでは?
山田裕貴さんの目の演技から、私はそのように感じました。
また、第2話の中盤には、「萱島さんはどういう人かわからない。誰のことも信じてないから、従うのは怖いですよ。」という紗枝の言葉がありました。
直哉はその時、その言葉に黙って頷くのみでしたが、第2話の最後で「萱島直哉は”優しい人”」だということ、「なぜ誰のことも信用していないのか」が分かったことで
今後、紗枝の直哉を見る目も変わりそうですね。
【追記】
物語が進んでいくと、直哉の家庭の背景が段々とわかってきました。
直哉と達哉は父親が違い、直哉の継父は暴力をふるう人だったようで、直哉は幼い達哉を連れて家を出て働きながら達哉を育て、苦労して美容師となったようです。
「ペンディングトレイン」考察!直哉と優斗と紗枝の恋の行方をズバリ予想!?
「ペンディングトレイン」は恋愛もののドラマではありませんが、ところどころに直哉と紗枝の気持ちのやり取りも盛り込まれており、2人は段々と心通わせるようになるのは確実だと思われます。
最初は、優斗に好意を寄せていた紗枝ですが、徐々に直哉に心が傾くのでは?と予想します。
もう、紗枝のこの手の位置が紗枝の気持ちを物語っているのでは?↓
直哉の背中にそっと添えられた手からも、
「(直哉に)従うのは怖い。」
そう言っていた紗枝ですが、直哉のことを心から信用し、想いを寄せるようになるのでは?
そう思います。
直哉と紗枝の胸キュンシーンについては、こちらに1話から最終回までまとめています↓
まとめ
「ペンディングトレイン」での直哉と優斗、そして紗枝の恋の行方を考察してみました。
勤め先の学校に消防訓練に来たことがあった優斗に、紗枝は以前から好意を持っていましたが、優斗には想いを寄せる別の女性がいます。
まっすぐな性格の優斗のキャラクターを考えると、今後、紗枝の想いに気が付いたとしても、一途にその女性を思い続けるのでは?と思われます。
また、幼い弟を抱えながら必死で生活してきた直哉ゆえ、これまで誰かに助けてもらったこともなければ、誰かを信用することもされることもなかったかと思います。
ですが、自分を信用し、「優しい人」と直哉のことを認めてくれた紗枝の存在がこれから次第に大きくなっていくのでは?
また、紗枝の存在でこれから直哉の言動や行動にも変化が起きると思われるので、段々と紗枝の直哉に対する気持ちも変わっていくかと思われます。
直哉の背中に添えられた紗枝の手からも、2人の恋の予感が!!
どうやってサバイバル生活を乗り切るのか、どうやって元の世界に戻るのかも気になりますが、3人の恋模様も楽しみですね!
他にもいろいろ考察しています↓